TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
城山    じょうやま 458m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安積
 
【2022年7月】 No.2 2022-92(TAJI&HM)
 
    波賀町安賀より  2022 / 7

 波賀町上野に位置する城山は登山対象と言うよりも、山頂に建つ波賀城を目的としての城巡りとして訪れるのが大半ではと思われる。この城山には1999年に訪れていたが、そのときは城山を登ると言うよりもやはり波賀城を訪れることが目的だったが、その波賀城も付け足しで、主目的は城山の背後で堂々たる姿を見せている770mピーク(点名・谷村)を登ることだった。その後、城山が宍粟50名山に選ばれたことで、改めて城山をじっくり登りたいと考えるようになった。ただコースのほとんどが車道歩きとなることもあってなかなか食指が動かず、漸く向かう気持ちが起きたのは2022年7月下旬、29日のことだった。波賀町上野に入って波賀城に通じる道に入ると、波賀城へ誘う標識を点々と見た。駐車地点を求めるうちにゲートの位置まで来ることになったが、そのゲートのそばに一台分の駐車スペースを見たので、そこに駐車とした。山上の駐車場まで1.5kmの位置だった。スタートしたのは10時半過ぎのこと。ずっと舗装路歩きなので正式には登山と言えなかったが、しっかり足を使うので、これも登山の一つではと思うことにした。途中に波賀城までの距離を示す標識があり、あと1kmと300mの二つを見た。後で考えると、その距離は駐車場までではと思えた。その駐車場まではゲートの位置から24分だった。その先も車道が続いていたが、車止めがあって車の通行は出来ないようになっていた。車道を最後まで歩くとトイレが建っており、山頂へと通じる遊歩道が始まっていた。そこからが波賀城史蹟公園だった。緩やかに下って緩やかに登り返して行くと、最後は階段を登ることになった。そして波賀城の前に出た。そこは西に向かって展望が広がっており、休むには良い所だった。但し陽射しを避ける必要があった。涼しい風があり、その風を楽しむようにして暫し休憩とした。一息つけると波賀城の内部に入って城見学もした。波賀城前で休んでいたのは40分ほど。下山は再び林道を歩いて駐車地点へと戻って行った。
 ところでこの城山登山だが、波賀城の前に着いたときそれで満足してしまい、そばの山頂を踏むことをきれいに忘れていた。それに気付いたのは次の山に向かっているときで、もう後の祭りだった。
(2022/8記)
<登山日> 2022年7月29日 10:38ゲート前スタート/11:02駐車場/11:17〜12:00波賀城/12:12駐車場/12:36ゲート前エンド。
(天気) 雲の多い晴れだった。山頂の気温は29℃。ときおり風があり、ほのかな涼しさを感じた。視界は良かった。
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上野地区に入ると、波賀城の標識を見た 標識は点々とあり、迷うことも無く進めた 上り坂を進んで行くことになった
ゲートが現れると、その近くに駐車スペースを見たので、そこに駐車とした ゲートにも波賀城の標識が付いていた 別の標識には開門時間は午後5時までと書かれていた 緩やかな車道歩きだった
周囲は自然林だった 波賀城まで1kmの標識が現れた 周囲に植林を見ることもあった

波賀城まで300
mの標識を見る

開けた所が現れた

そこが波賀城史蹟
公園の駐車場まで
だった

車道はその先も続
いていたが、車止
めがあり、一般車
は進めなかった

その車止めの位置
に登山口標識を見

車道は舗装路から未舗装路に変わった 途中で現れた標識では、あと350mだった 石垣の間を抜けた
車道の終点にはトイレがあった 石碑には「波賀城蹟」とあった 遊歩道は、始めは下り坂だった
鞍部を通過する 上り坂に入った 最後は階段を登った 階段は新しかった
波賀城が見えてきた 最後は石段を登った 波賀城の前に出た
波賀城の前に立つと、そこは素晴らしい展望地だった 西に向かっての展望で、大甲山の姿が大きかった。
深山の方向を眺める ゴソロ山の山頂を大きく見る 大甲山の山頂を大きく見る
波賀城の内部も覗いてみることにした 一階は資料館になっていた 二階は何も無く、薄暗かった
二階の窓から外を眺めた 二階から一階を眺めた 外に出て少し離れた位置から波賀城を眺めた
40分ほどの休憩を終えると、往路を戻った 階段を下って行く 下っているとき東屋のそばを通った
上り坂に入った 波賀城史蹟公園の入口に戻ってきた 後は車道歩きだった
駐車場まで戻ってきた 舗装路を下って行く ゲートの位置に戻ってきた