TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
亀山 (城山) 457.8m たつの市
きのやま   きのやま
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2019年9月】 No.6 2019-143(TAJI&HM)
 
    栗栖川に架かる見物橋のそばより  2019 / 9

 たつの市の名山、亀山は登山道もはっきりとしており山頂に立つのは難しくないが、樹木の生長により年毎に山頂展望は悪くなっているので、段々と足が遠のくようになっていた。その亀山を好天に誘われて久々に登ろうと向かったのは2019年9月中旬のことだった。コースとしては馬立て登山口から大手道を登ることにした。
 馬立登山口のそばは墓地になっており、そこの駐車スペースに車を止めた。そして姥塚古墳群の中を抜ける大手道へと入って行った。その古墳群の辺りの登山道は表土が流されたのか石ころが目立っており、歩き難くなっていた。暫く歩くうちに少しずつ歩き難さは解消され、登山道の傾斜が増してくると、ごく普通の山道を登るようになった。登山道はやや急傾斜のまま続き、ときおり展望が現れて東の風景が眺められた。シダが目立ってくるも登山道ははっきりしており、気にせず登って行けた。更に傾斜が増してくるとロープが張られるようになり、ときにロープを掴んで登った。主尾根に出る手前で緩やかな道になることがあったが、ほぼ傾斜のきつい登山道として尾根道に合流した。そこからは縦走路歩きで南へと向かうと、すぐに右手に亀池への道が分かれた。おのまま山頂へと向かっても簡単過ぎるので、亀池に寄り道することにした。縦走路から4分も歩けば亀池のそばに出た。しかも20メートルも下らないので、ごく気楽な寄り道だった。季節柄か池の水量はずいぶん減っていた。その亀池で15分ほどの休憩を済ませると、縦走路に戻って山頂を目指した。緩く下って途中に展望地があり、その先で緩く下りそして登り返して山頂へと近づいた。亀山の山頂には亀池から25分で到着となった。前回の2015年登山時ではごく僅かながら展望があったのだが、すっかり展望は消えており山頂は単なる通過点の雰囲気になっていた。そこで今少し歩こうと城山城跡へと向かった。山頂から更に南へと歩き、山頂と比べると少し下がった所に城跡はあった。ただそこは平坦な地形ながらほぼ植林地になっており、城跡の風情は無かった。そこで山頂へと引き返したが、展望の無い山頂では休憩をする気になれず、更に北へと戻って案内板が立つ位置で昼休憩とした。そこは山頂までの尾根筋では唯一の展望地で、広く東の風景が眺められた。その風景を楽しみながら昼食をとった。昼食を済ませると、後は馬立登山口へと戻って行った。亀池や展望地での昼休憩を入れても3時間ほどの軽いハイキングだった。
(2019/10記)
<登山日> 2019年9月20日 9:33馬立登山口スタート/10:24尾根に出る/10:32〜48亀池/11:13山頂/11:22城山城跡/11:31山頂/11:45〜12:03尾根の展望地で昼休憩/12:08尾根を離れる/12:45エンド。
(天気) 快晴。筋状の雲を見る。蒸し暑さは無く、さっぱりとした空気感だった。山上の気温は20℃ほどで風が快かった。視界は澄んでいた。
<< Photo Album 2019/09/20 >>
馬立登山口に近づいた 墓地の駐車場に車を止めて歩き出した 登山口の一帯は馬立自然公園としているようだった
登山道に入った 登山道は石が多く、荒れてきているとの印象を受けた 登山道の周囲は姥塚古墳群だった 17号墳を見る
19号墳を見る 進むほどに登山道は歩き易くなってきた 左手の枯れ沢には水晶谷も名が付いていた
登山道の傾斜が増してくると、シダが増えてきた ロープの張られている所もあった 登山道の傾斜は緩まず、しっかり登ることになった

(←)
中腹まで来ると展
望が現れるように
なった

 (→)
  登山道に露岩が増
  えてきた

次に展望が現れた
とき、鶴嘴山を中
心に眺めた

尾根筋を少し離れ
て登るようになっ


南東方向に城山を
見ることがあった

また尾根筋を登っ

また展望地が現れて東に伊勢山を見る 東南東に高御位山を見る
尾根道の傾斜が緩んできた 尾根で一番の展望地に着いた 岩場に立つと、以前と変わらぬ好展望が広がっていた
北東から南東にかけての展望だった この日の視界は澄んでいた
行者山がちらりと見えていた 上の写真に写る暁晴山を大きく見る 山頂方向を眺めた
尾根に向かうと、しっかりロープが張られている所が
現れた
尾根が間近になって丸太の階段を登った 尾根の縦走路に合流した
合流点に立つ標識を見る 山頂まで30分だった 尾根歩きに移った すぐに現れたのは供養碑だった 座僧の姿に見えた
山頂に立つ前に亀池に寄り道することにした すぐに亀岩のそばを通った すぐに亀池が見えてきた

(←)
亀池の土手に立っ
た 池の水量は少
なかった

 (→)
  15分ほどの休憩
  を済ませて、尾根
  へと引き返した
尾根に戻ってきた 城山城跡まで1kmだった 尾根を南に向かうと、始めに少し下り坂があった 後は緩やかな上り坂が続いた
展望地が現れた ここで昼休憩の予定だったが山頂を
目指して先へと向かった
自然林の尾根を歩いて行く 山頂が近づいて城跡を示す標識を見るようになった

山頂に着いた

開けてはいたが
周囲は樹林が囲
むとあって通過
点の雰囲気だっ


四等三角点(点名
・亀山)を見る
城山城跡まで歩くことにした 緩やかに下って行く 主郭跡が近づくと標識を見るようになった


城山城跡に着
いてみたが

そこは見た目は
すっかり植林地
だった
城山城跡の説明板では、山頂一帯も含まれていた すぐに山頂へと引き返した 山頂に戻って来たが、そのまま通過した
少し先にある展望地へと向かった 展望地に戻って来ると、そこで昼休憩とした 上空にはうろこ雲が広がっていた
東に向かっての展望だった 昼になっていたがクリアな視界は続いていた
上の写真に写る明神山を大きく見る 同じく笠形山を大きく見る 同じく書写山を大きく見る
西光寺山の方向を大きく見る 高山と高御位山の並ぶ姿を見る
昼休憩を終えて展望地を離れた 馬立登山口への道に入った 麓の風景を眺めながら下った
露岩地を下る 枯れ沢を横切った 山神社へ通じる小径に入ると、姥塚古墳を通った
こちらは1号墳だった 山神社のそばに下りてきた もう駐車地点は間近だった