TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
亀山 (城山) 457.8m たつの市
きのやま   きのやま
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2022年7月】 No.7 2022-89(TAJI&HM)
 
    「そうめんの里」の近くより  2022 / 7

 2022年7月に入ったとき、「そうめんの里」に近い愛宕山を登ったが、「そうめんの里」から良く見えていたのが亀山だった。その亀山を眺めたとき気付いたのが、山頂から見て南東側に伐採地があることだった。その伐採地を訪れたくなった。向かったのは愛宕山登山から二週間後の7月23日のこと。亀山山頂へはいつもの通り馬立登山口からのコースとした。この日の空は前日の夕立によって空気が現れたのか、きれいな青空だった。馬立コースは始めこそ緩やかだったが、途中からは急坂登りが続くコースだった。その急坂登りとなって、馬立コースは夏場は敬遠すべきコースだったことを思い出した。とにかくゆっくり登ることを心がけたが、それでも岩場の展望地が現れる頃にはバテ気味になっていた。尾根コースとの合流点まで50分。尾根コースに合流すると、暫し横になって息が整うのを待った。後は南へと尾根道を歩いて行く。もう易しい尾根歩きだったが、それでも山頂との標高差はまだ80mほどあった。またバテ気味になって山頂に着いた。そこは以前のままに展望は悪かった。そこからは伐採地を求めて南へと下って行く。その下りだったが、緩やかな尾根と言っても蒸し暑さから体が重く感じられるようになっており、伐採地に向かいたい気持ちが萎んできた。それと上空はいつしか曇り空に変わっており、晴れの展望を楽しめそうになかった。そこで今回は伐採地に向かうのをあっさり諦めた。そして山頂へと引き返した。山頂では体を横たえて、ひたすら休むことに専念した。山頂は風こそ無いものの意外と涼しく、けっこう良い感じで休めた。下山は往路を戻るのみ。尾根筋を離れて馬立コースに入ると、再び急坂だった。滑らぬことに注意しながらゆっくりと下ったが、蒸し暑さもあってか大量の汗をかきながらとなった。麓に下りてきたときは、またまたバテ気味になっていた。ところで駐車場に着いたとき、山ヒルが靴に着いているのを見た。ズボンの裾をめくると、残念なことに一匹が血を吸っていた。これで二週連続で山ヒルの被害を受けたことになった。どうやら下山で沢沿いを歩くようになった辺りで付かれたと思えた。播州南部まで山ヒルの生息域が広がってきたようだった。
(2022/8記)
<登山日> 2022年7月23日 8:42墓地駐車場スタート/9:33〜47尾根に合流/10:09〜52山頂(少し南まで歩く)/11:20尾根を離れる/11:24〜33展望地/12:19駐車場エンド。
(天気) スタート時は晴れていたが、次第に曇り空に変わってきた。山頂の気温は23℃と低めながら、湿度は高かった。風はほとんど無し。視界はクリアだった。
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亀山を望むと、亀山の山頂近くに伐採地が見えた 大手道とも呼ばれている馬立登山道を歩き出す 案内図の前を通った 
古墳群に入らず、登山コースを辿った 登山コースは石がゴロゴロしており歩き難さがあった 途中から古墳群に入って、そちらを歩いた
古墳群を過ぎて、登山コースに合流した 次第に登山道は歩き易くなってきた 小さな沢に沿って歩くようになった
沢を渡ると、沢から離れることになった 登山道の傾斜が増してきた 急坂登りが続くようになった ロープも張られていた
岩場が現れると、そこは展望もあった その岩場では休まず、先へと進んだ 次の岩場は、馬立登山道で一番の展望地だった
東の方向が広く眺められた この日の視界は良いようだった
上の写真に写る書写山の辺りを少し大きく見る 上の写真に写る城山の辺りを少し大きく見る

(←)
主尾根に着く前に
階段を登った

 (→)
  バテ気味になって
  主尾根に着いた
  地表に横になって
  体を休めた
寝転がっているとき、上方を眺めた 息が整うと尾根歩きを開始した 緩やかな尾根だった 右手に亀の池に通じる小径が分かれた
概ね易しい尾根歩きだった 木の根が這う所を通った 尾根道は近畿自然歩道でもあった

(←)
尾根にも展望地が
あり、東の方向が
眺められた

 (→)
  緩やかな上り坂が
  続く

(←)
亀山の山頂に着い
た 相変わらず通
過点の雰囲気だっ


 (→)
  四等三角点(点名
  ・亀山)を見る
以前と変わらず展望は皆無だった 山頂から南の道は下野田登山道だった 下野田登山道に入った 城山城跡の標識を見た
(←)
伐採地を目指して
南へと歩くうちに
再びバテ気味にな
ってきた
 (→)
  伐採地を探す気持
  ちは消えてしまっ
  たので、山頂に戻
  ってひたすら体を
  休めた
山頂での一休みを終えて、往路を戻った アカヤマドリを見かけた 緩やかな下り坂は歩き易かった
下山でも尾根の展望地で足を止めた 北東に明神山を見る 明神山の右手に笠形山を見る
この日の亀岩は、少し怒っているように見えた 蛙岩を見る 供養碑の前を通った
主尾根を離れて馬立登山口への道に入った 危険な所はロープが張られていた 下山でも岩場の展望地で休憩とした
北の方向を眺めた 北の視界も澄んでいた 左の写真に写る行者山を大きく見る
上の写真に写る暁晴山から鉾立山までを大きく見る 下山に戻った

下る先に屏風岩を
見た

急坂を下り終えて
緩やかな道に入っ

古墳群の中を通った 山神社に通じる道に出てきた 山神社には向かわず駐車場へと戻って行った