◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <摂津編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
古宝山 ふるほうやま・ふるぼっさん | 459.4m | 宝塚市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 武田尾 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2023年1月】 | 2023-09(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
玉瀬浄水場の近くより 2023 / 1 |
新名神道が出来たことで三田市南部、宝塚市北部の山へのアプローチが一気に易しくなったが、とりわけ古宝山は宝塚北SAからごく近いとあって、気軽に訪れることが出来ることになった。その古宝山に向かったのは2023年の1月9日、成人の日だった。宝塚北SAのスマートICを抜けると、数分も走ればもう古宝山の西麓に到着となった。駐車地点を求めると、県道33号線沿いとなる前田橋のバス停近くに古びた建物があり、迷惑にならないと思える駐車スペースを見た。そこに車を止めると、県道33号線を北へと歩いて行った。集落が現れると、地図ではその集落から破線路が始まっていたが、標識は見なかった。往路としてはその破線路も考えていたが、古宝山の南麓側に真っ直ぐな破線路が谷筋に描かれていたので、その破線路を探すことにした。GPSを見ながら小さな峠を越すと、地図通りに道が始まっているのを見た。小径と言うよりも作業道のような道で、入口には鎖が張られていた。鎖を越して作業道に入るとすぐに道幅は狭くなったが、いわゆる里山道の感じではなく、単なる谷筋の小径だった。荒れた感じになったり、不確かになったりすることもあったが、ときおり巡視路を示す標識を見たので道なりに東へと歩いた。細々とながら谷筋の道はずっと続いて、次第に標高を上げてきた。峠の位置が近づくと巡視路らしくプラ階段を見るようになった。峠に着くといっそう巡視路らしくなって、はっきりといしたプラ階段を登った。ただその巡視路は古宝山には繋がっておらず、古宝山の南東尾根に着くと、尾根を横切って東に向かっていた。その南東尾根には山頂方向へと小径が付いていた。地図には載っていない道だったが、その小径を辿れば確実に山頂に着けそうだった。もう山頂との標高差は20mほどでしかなかった。おかげでごく緩やかな尾根歩きだった。そして県道を離れてから45分で山頂到着となった。古宝山の山頂は開けており、小さな祠が置かれていた・また祠の近くに三等三角点(点名・玉瀬)を見た。それにしても山頂に着くまで展望は全く無かった。山頂も開けてはいたものの獣医は樹林が囲んでおり、同じく展望は無かった。ただ休むには落ち着ける所で、昼休憩として暫しのときを過ごした。その山頂には西側からはっきりとした登山道が来ていた。山頂に祠があることから、そちらの道は参道と言っても良さそうだった。その参道で下山することにした。道幅は広くはなかったが荒れた感じは無く、スムーズに下って行けた。古宝山のメインコースと呼べそうだった。ときおり木々の空いた所から僅かながら展望を得ることもあった。その参道で八王子山と呼ばれている350mピークを越すことになったが、その八王子山に着くとピークには大ぶりの祠が建っていた。また漸くと言った感じで展望も現れた。南の方向の展望だったが、振り返ると古宝山も仰ぎ見ることになった。下山を続けると登山コースは二手に分かれた。直進すると駐車地点から離れることになるので、右手の小径に入った。そちらがメインコースだったのか、登山道はいっそうはっきりしてきた。そして集落が見えてきた。最後に害獣除けの電気柵を越すことになったが、そこに着いて初めて古宝山の標識を見た。その先は集落内の小径を抜けて行ったところ、民家の敷地内を歩いているのではと思わされる所があり、少々驚かされた。但し標識があったので、登山コースであることは間違いなかった。そして無事県道33号線に合流となった。その合流点はやはり標識は無かった。後は駐車地点まで300mほど歩くだけだった。 (2023/1記) |
<登山日> | 2023年1月9日 | 10:53駐車地点スタート/11:07登山道に入る/11:38峠/11:52〜12:06古宝山/12:32〜41八王子山/13:02県道に出る/13:08駐車地点エンド。 | |
(天気) | 晴れてはいたが薄雲が多かった。山頂の気温は9℃。風が僅かにあり。少し黄砂があるのか視界は黄色っぽく、遠方はうっすらしていた。 | ||
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