TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編
 
国見山    くにみやま 465m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2017年7月】 No.4 2017-70(TAJI&HM)
 
    揖保川に架かる戸原橋の近くより  2017 / 7

 2017年は6月の終わり頃より梅雨空が続くようになり、7月の第二土曜日も雨こそ降らないものの、薄黒い雲が空を覆っていた。そして湿度100%と言っても良さそうな蒸し暑さだった。それでも少しは体を動かそうと、近場の山を登ることにした。そこで向かったのが宍粟市にある国見山で、国見の森公園からのハイキングコースを登ることにした。
 県立国見の森公園に着いたのは9時50分。交流館で行事があるのか、駐車場は既に七割方は埋まっていた。その駐車場のそばに登山口があり、フェンスの扉を開けて中に入った。そこから山頂までの登山コースは1番コースと2番コースの二つがあり、距離の短い2番コースを登って行くことにした。2番コースは始め斜面をつづら折れの道として続いていた。丸太の階段部分もあれば自然な山道の部分もあったが、無理なく登って行けた。周囲は始め植林地だったが、次第に雑木林が主体になってきた。つづら折れが終わればモノレールの軌道のそばを通り、そして南尾根へと向かった。その辺りは平坦な所があったり下り坂もあって、あまり高度を上げなかった。南尾根に出ると階段道が続くようになった。蒸し暑い季節とあって大汗をかきながらの登りが続いた。山頂が近づくと尾根の傾斜は緩み、またフェンスが現れた。そのゲートを抜けると前方に展望台が現れて、そこが山頂だった。展望台は一階部分と二階部分があり、ベンチが置かれていたのは一階部分だけだった。その一階のベンチで早めの昼休憩とした。山頂とあってときおりながら風があり、その風の涼しさが少しは汗を鎮めてくれた。展望台だけに展望が広がっていたのだが、梅雨空のため北の山並みはほぼガスに隠されていた。東から南にかけての山並みは姿を見せていたが、うっすらとした感じでの見え方だった。山頂でひとときを過ごすと、山頂から始まっていた山頂歩道を歩いてモノレール山上駅まで足を延ばした。歩道の途中には「花の谷」と名付けられた所があり、幾種類かのユリの花が咲いていた。山上駅は標高420m地点にあり、40mほど下ることになったが、山頂歩道はごく緩やかな道とあって楽に下って行けた。山上駅に着くと、駅は学習館の一部になっており、その前は広場になっていた。広場ではファミリーの姿を見たが、学習館には誰もいなかった。その山上駅を見ると、そこには思いもよらず自動販売機が置かれており、おかげで喉をうるおすことが出来た。山頂に戻ってくると、下山は3番コースを下ることにした。最初は登ってきた2番コースを歩き、フェンスを抜けた先で左手に3番コースが分岐していた。2番コースと同じく丸太の階段道を歩くこともあれば、自然な山道を歩くこともあった。こちらの3番コースの方が展望があり、ときおり山崎市街が眺められた。またコースの途中にある319mピークを越した先で四等三角点(点名・金谷)に出会った。その3番コースをどんどん下ると墓地に下り着いた。コースの入口には国見山金谷登山口の標識が立っていた。また墓地のそばの草地の丘は「金谷山部古墳」と示されていた。後は金谷集落に入り集落の細い道を抜けて行ったが、国見の森公園に通じる車道に出るまでに25分もかかってしまった。更に国見の森駐車場まで12分の距離があった。夏場を除けば易しいハイキングなのだが、十分に疲れて駐車場に戻ってきた。
(2017/7記)(2020/4改訂)
<登山日> 2017年7月8日 9:56国見の森公園駐車場スタート/10:26山頂まで700m地点/10:44〜11:26山頂/11:46学習館/11:58山頂/12:21点名・金谷/12:41金谷コース登山口/13:18エンド。
(天気) 薄黒い雲が全天に広がっていた。蒸し暑さはひとしおだった。山頂の気温は28℃、ときおり吹いてくる風が涼しかった。視界はうっすらとしていた。北の山並みはガスに隠されていた。
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国見の森公園の駐車場は七割方埋まっていた 始めに交流館に立ち寄ると、大勢の人が集まっていた 駐車場に戻って、改めて登山口を目指した
扉を開けて登山口に入った 登山道は1番コースと2番コースの二つがあった 2番コースを登って行く
緩やかな道だったが、丸太の階段もあった 植林地を抜けて行く コースはつづら折れの道になっていた
周囲の樹林を眺めた また緩やかな階段道を登った つづら折れの道が終わってトラバース道となった
平坦な道を歩いて行く モノレールの軌道と接するようになった ちょうどモノレールカーが走っていた
緩やかな下り坂があった 小さな沢を越した 南尾根に入って階段道が続くようになった

 山頂まで700m
 となった


   階段道が終わって
   緩やかな道を歩く
また階段道を登った 再び緩やかな道となって雑木林を抜けて行く 階段道が現れたが、ごく緩やかだった
実習林の説明板の前を通った 3番コース(金谷コース)が合流すると山頂まで
100mだった
山頂が目前になってゲートを抜けることになった
前方に展望台が見えてきた 展望台の手前まで来て、展望台を見上げた 山頂に着いて、山名標識の前に立った
展望台に入ると、一階デッキに立った 薄黒い雲の広がる空で、遠方は少しうっすらとしていた 南東から南西にかけてを眺めた
右上の写真の左手となる北から東にかけてを眺めた 明神山を大きく見る

 禅師山の方向を大
 きく見る


   宮山を大きく見る

 南を見ると何とか
 的場山までは望め
 た


   北を見ると、水剣
   山は雲に隠されて
   いた
鉾立山の方向を少し大きく見る 山頂からは遊歩道がモノレールの駅へと続いていた
モノレール駅までは700mだったので立ち寄ること
にした
駅までの高低差は40mしかないため、緩やかな道だ
った
途中に「花の谷」と名付けられた所があった
花の谷ではユリが咲いていた オレンジの花を見た 歩道はずっと緩やだった

 芝生の広場が現れ
 た


   芝生広場を眺めた
   東屋で一家族が休
   んでいるだけだっ
   た
山頂一帯は森林セラピーになっているようだった 学習館には誰もいなかった モノレールの山上駅には自動販売機が置かれていた
すぐに山頂に引き返した ゲートを通る 前方に展望台が見えてきた 展望台のそばを通って下山に移った

 始めは登ってきた
 2番コースを戻っ
 た

 3番コースが分か
 れると、そちらに
 入った
3番コースは金谷集落に向かうコースだった 丸太の階段道を下って行く ときおり展望が現れて、山崎市街が眺められた
登山道は緩やかな道となった 緩やかなまま319mピークに着いた 319mPを越した先で四等三角点(点名・金谷)を見た
下り坂に入って前方に見えていたのは南山だった 階段道を下って行く 階段道が続いた

 麓が近づいてゲー
 トを通ることにな
 った

 墓地のそばに出て
 きた そこが登山
 口だった
墓地のそばにあった草地の丘は「金谷山部古墳」だった 登山口の辺りを眺めた 国見の森公園に戻るべく、金谷集落に入った
集落に入ると国見山が望めた 集落を抜けると、国見の森公園に通じる車道を目指した 前方に禅師山を見た

 月輪寺のそばを通っ
 た


  広い車道に出ると
  その道が国見の森
  公園に通じる道だ
  った

 国見の森公園に戻っ
 てきた