TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
国見山    くにみやま 465m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2019年9月】 No.5 2019-140(TAJI&HM)
 
    山崎町川戸より  2019 / 9

 宍粟市の南部に位置する国見山は50分ほどで登れるとあって、夏場でも登山対象になる山と考えている。2019年9月は中旬となっても残暑が続いており、14日の土曜日も朝から快晴とあって暑い日になりそうだった。そこで近場で無理をせず登れる山として国見山に向かった。コースとしては金谷山部古墳のそばから始まる金谷コースをピストンすることにした。そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。古墳のそばは墓地になっており、そのそばに駐車とした。始めに古墳の上に立って周囲の山並みを眺めた後、おもむろに国見山を目指した。登山道に入るとすぐに害獣除けゲートが現れた。その先はやや傾斜のきつい道となり、自然林の中を続いた。急坂は途中から階段道となり、そこを休まず登ると大汗となってきた。一度尾根が緩んでほぼ平坦な道になるときがあり、そこに四等三角点(点名・金谷)を見た。緩やかな尾根を歩いていると中間地点を示す標識が立っていた。山頂が見えてくると再び急坂登りとなり、山頂が近くなって左手から国見の森公園の2番コースが合流した。そこから山頂までは100mで、もう一度ゲートを通ることになった。山頂に建つ展望台が見上げるようにして見えると、展望台の縁を歩いて山頂に到着した。山名標識の辺りは陽射しがきつかったので、展望台に入って休憩することにした。展望台は二階建てで、中に入ると涼しさ十分の風が通っており何とも快かった。汗まみれの体がさっと癒される思いだった。ひとしきり風の快さを楽しむと、次は展望を楽しむことにした。9月に入ってから展望の良い日が続いており、この日の視界も十分に澄んでいた。展望台は東から南にかけてを広々と眺められたが、北の方向や西の方向も少しは見えており、遠くは那岐連山も望めた。その山上では散策路を歩くことも考えていたのだが、陽射しの下ではまだまだ暑く、展望台から出るとその気持ちは萎んでしまった。そこで展望台の中で昼食を済ませると、すんなりと歩いてきた道を引き返すことにした。下山はほぼ下る一方なので休まず歩くと、36分で駐車地点に戻ってきた。
(2019/9記)
<登山日> 2019年9月14日 9:53金谷山部古墳のそばよりスタート/10:16〜22点名・金谷/10:47〜11:25山頂/11:41点名・金谷/12:01エンド。
(天気) 快晴。雲はほとんど見なかった。点名・金谷の辺りでは気温は26℃ほどあったが、山頂は21℃と涼しかった。しかも涼しさ十分の快い風が吹いていた。視界は澄んでいた。
<< Photo Album 2019/09/14 >>
国見山に向かう前に金谷山部古墳に立ち寄った 古墳は草地になっており、易しく登れた 古墳の上は、視界を遮るものは何もなかった

古墳の上から周囲
の山並みを眺めた
登山道に入って、おもむろに国見山に向かった すぐに害獣除けゲートが現れて通過した 自然林の中を登って行く
終始自然林に囲まれての登りで展望は無かった 登山道はやや急坂になってきた 丸太の階段道を登るようになった
陽射しの中を登ることも多く、大汗となってきた 急坂が終わって平坦となったとき、三角点の前に出た 四等三角点(点名・金谷)を見る
緩やかな尾根歩きが続く中で中間地点を過ぎた 木々の切れ目から水剣山を見ることがあった 前方に山頂を望めるようになった
山頂の展望台も見えていた 再び登山道の傾斜が増してきた 急坂を登って行く
山頂が近づいて国見の森公園からのコースに合流した 合流点の標識を見ると、山頂まで100mだった 西へと歩いていたが、合流点からは北へと向かった
山頂が間近になって、またゲートを通過した すぐに展望台が見えてきた 展望台を見上げながら山頂に近づいた
展望台の入口側に出ると、そこが国見山の山頂だった 展望台の一階は、陽射しにさらされていた 一階の展望写真を見る 写真は二階にも置かれていた

展望台の二階で休
憩としたが、その
二階から展望を楽
しんだ 東から南
にかけてを眺める
上の写真に写る明神山を少し大きく見る 上の写真の右手に続く山並みを見る

北の方向は木々が
視界を少し妨げて
いたが、後山、水
剣山は眺められた

(←)
上の写真に写る
後山の尾根を大
きく見る

 (→)
 同じく植松山を
 大きく見る
北西方向には那岐連山も眺められた 那岐山と後山の間に大倉山を見る

(←)
雪彦山の尾根の方
向を見る

 (→)
  山頂から宮山を見
  る

反射板越しに暁晴
山を見る

暁晴山を大きく見

下山は往路を戻った 展望台のそばを下って行く ゲートが見えてきた 金谷コースに入った
下っていると山崎市街を見ることがあった 中間地点の緩やかな尾根を歩く 四等三角点の位置まで戻ってきた
急坂に入るとき、前方に南山を見た 丸太の階段道を下って行く 高取山を見ることがあった
階段が終わって、やや急坂の登山道を下って行く 鉄柵のそばを歩くようになると登山口は近かった 金谷墓地に戻ってきた