TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
国見山    くにみやま 465m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2020年10月】 No.6 2020-169(TAJI&HM)
 
    山崎町中比地より  2020 / 10

 涼しい風と山頂展望を求めて国見山に向かったのは、2020年10月の最初の週だった。この日は宍粟市北部の山を予定していたのだが、その日の朝の天気予報で午後から天気がくずれそうだと知ると、アクセスが短くて済む宍粟市南部の山で過ごすことに予定を切り替えた。その南部で涼しい風と山頂展望を楽しめる山としてすぐに思い付いたのが国見山だった。易しいコースを登ろうと国見の森公園の駐車場に着いたとき、施設で働く人から声をかけられた。登山届を出して下さいとのこと。少し面倒くさいと思ったが、次の一言で積極的に書くことにした。登山届を出した人には下山後に「伊沢の里」の半額入浴券をプレゼントするとのことだった。そこで山麓交流館の窓口に登山届を出してから登山口へと向かった。登山口に入ると、ハイキングコースである2番コースを登って行った。3年前にも登っているコースでもあるので、そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。展望の無い植林帯を北西方向へと登って行くと、一度ケーブルカーの軌道に合流するが、そのとき以前は見なかった休憩所が出来ていることに気付いた。七本松休憩所の名が付けられており、そこは展望地でもあって南東方向となる揖保川流域が眺められた。その軌道のそばを離れると斜面をトラバースして南尾根の方向へと回り込んだ。そして斜面を登るようになったが、長い階段を登ることが多くなった。その階段が終わって一度緩やかになるも、また階段道を登った。その階段が終わると山頂までの距離は短かった。山頂展望台まで100mとなると、右手から金谷コースが合流した。その先でゲートを抜けると、山頂展望台が目の前に大きく見えていた。その展望台から数人の声が聞こえていた。展望台に着くと、若い作業員グループが昼食をとっていた。近くで作業をしていたようだった。そのグループに混じってこちらも昼食タイムとした。その休憩中にケーブルカーで来た高年グループも加わって賑やかな山頂となった。展望台では期待通りに涼しいばかりの風を受けた。風はやや強く吹いており、少し肌寒さを覚えるほどだった。展望は周囲の木々が育ったこともあり以前ほどでもなかったが、山崎の町並みは一望で十分に楽しめた。山頂で過ごしていたのは30分ほど。下山は違うコースを歩くべく、まずは遊歩道を歩いてミニモノレールの山上駅がある学習館の前に出ると、そこからはひたすら主園路(1番コース)を歩いて麓へと戻った。往路の2番コースの距離は1.8kmほどだったが、主園路コースは車が緩やかなまま走れるように作られており、そのため距離は長く3.5kmほどあった。それでも緩やかに下る一方だったので、足への負担は軽くのんびりと下って行けた。山上学習館か54分で山麓交流館に戻ってきた。そして登山届の窓口で下山を報告すると、「伊沢の里」の半額入浴券を有り難くいただいた。
(2020/10記)
<登山日> 2020年10月7日 10:30山麓交流館スタート/2番コースを登る/10:55七本松休憩所/11:22〜53山頂/12:06学習館/12:39柏原城跡コース分岐点(H地点)/13:00山麓交流館エンド。
(天気) 晴れ。空の半分に鱗雲が広がっていた。山頂の気温は19℃。風がやや強くあり、少し肌寒さを感じた。視界は澄んでいた。
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国見の森公園の駐車場に車を止めた ルートマップには五つのコースが描かれていた  交流館に登山届を出した後、登山口に向かった
ゲートを開けてハイキングコースに向かった そこは1番コースと2番コースの入口だった 往路は2番コースに入った
丸太の階段を登った 植林地の中を登って行く 周囲が自然林になるときもあった
斜面をトラバースする感じで歩いた 道が二手に分かれたとき、右手は山頂展望台への道で
左手は行き止まりだった
行き止まりの方に歩くと、ミニモノレールのそばに出
た ちょうどモノレールカーが通過した
コースに戻って登りを続ける 尾根に着くとミニモノレールの軌道をそこに見た 軌道は尾根筋に作られていた

(←)
近くに以前は見な
かった展望所を見


 (→)
  七本松休憩所の名
  が付いていた

休憩所からは南の
方向が広く眺めら
れた
コースに戻ると、少しの間軌道に沿って歩いた 軌道を離れてトラバース道に入った 一度、沢そばへと下り坂があった
上り坂に入って、丸太の階段道を登る 階段の途中で山頂まで700mの標識を見る いつしか尾根を辿っていた
一度尾根が緩んだ 周囲は自然林だった 広葉樹の植林がされている所を通った また階段が現れた
また尾根が緩んで優しげな自然林の中を歩いた 金谷コースが合流すると、山頂まで100mだった 山頂が間近になって、ゲートが現れた
展望台を見上げながら山頂に近づいた 展望台のそばに着いた 早速、展望台の二階に上がった

展望台の二階で昼
休憩とする その
休憩後に二階から
の展望を楽しんだ

南から南東にかけ
てを見る

上の写真に写る新
龍アルプスを眺め


的場山の左手にう
っすらと男鹿島を
見る
上の写真の左手を見る 南東から北東を見る 場所を変えて宮山を見る
暁晴山を少し大きく見る 鉾立山を少し大きく見る 明神山を少し大きく見る

北から北西にかけ
てを眺める

展望台の手摺りの
上にを立ってだっ


(←)
上の写真に写る
後山の尾根を大
きく見る

 (→)
  水剣山と黒尾山
  の並ぶ姿を見る
山頂で30分ほど休憩すると、展望台を離れた 少し離れた位置から展望台を振り返った 学習館への遊歩道を歩いて行く

(←)
学習館が近づくと
ゲートを通った

 (→)
  学習館の前の広場
  に着いた
学習館の前に着いた 一帯は森林セラピーになっていた  下山は1番コース(主園路)を歩くことにした
1番コースは麓まで林道のコースだった 分岐点は多かったが、標識があって間違わなかった 沢そばを歩くようになった
J地点は柏原城跡コースの分岐点だった 周囲が開けることがあった 林道は所々でコンクリート舗装されていた
H地点も柏原城跡コースの分岐点だった 前方の分岐点はE地点で長谷川遊鶴寺への道が分かれた 真っ直ぐ南東へと下って行く
麓が近づいて、ミニモノレールの下を通ることになった 右手に国見の森公園の駐車場が見えてきた ゲートを通って交流館へと向かった