TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
国見山    くにみやま 465m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2022年8月】 No.7 2022-108(TAJI&HM)
 
    山崎町川戸より  2022 / 8

 2022年8月19日は大雨の後の快晴だった。北から高気圧が張り出したため、夏場には珍しく空気はからっとしていた。その空気感を楽しもうと向かったのが国見山だった。夏でも無理なく登れること。山頂展望が良いこと。そして涼しい風が受けられそうに思えること。以上を考慮して選んだものである。この日は通院があったため、自宅を離れたときは10時が近い時間になっていた。国見山を選んだのは近場であることも理由の一つだったが、選択は正しかったようで10時40分には国見の森公園の駐車場に到着となった。夏休み中とあって駐車場は既に三割方は埋まっていた。前回は2番コースを登っており、この日も2番コースを登る予定だったので、勝手知ったる思いで登山口ゲートに向かった。ゲートを通り抜けるとその先の林道を横切って2番コースに入った。コース入口に山頂まで1.8kmの標識を見た。その2番コースの様子が変わっていた。コースの始めに崩壊地があるようで、すぐに迂回コースを登ることになった。迂回コースは植林地に作られていたが、長くも歩かず本コースに合流することになった。後は遊歩道と呼べそうなはっきりとした登山道を登って行くだけだった。この日の湿度は低いとあって、からっとした暑さだった。おかげでいつもほど汗をかくことは無かった。コースとしては国見の森公園から見ると北の方向へ登ることになり、途中では七本松休憩所に立ち寄った。そこはモノレール軌道と接する位置でもあった。休憩所からは少しモノレール軌道に沿って歩き、軌道から離れると一度谷筋へと下り坂になった。上り坂に移ると長い階段を登った。そこはコース中で一番しっかり登る所だった。その階段の途中で「展望台(山頂)まで700m」の標識を見た。急坂が終わると優しげな自然林の中を歩いた。そして右手から金谷コースが合流すると、もうそこから山頂までは100mだった。もう一度害獣除けゲートを通ると、山頂の展望台は目前となった。そしてほぼ一時間で山頂到着となった。展望台に入ると早速二階に上がった。一階もそうだが二階は期待通りに涼しい風を受けることになった。もう秋風と呼べそうなさらっとした風だった。この日の視界はクリアさこそ無かったがまずまず澄んでおり、展望も楽しめることになった。なお展望台には以前は無かった双眼鏡が置かれていたが、カバーが被せられていた。また小さな鐘が置かれていた。展望台では昼食もとって40分ほど過ごした。そして下山に移った。前回の下山は学習館へと歩いて、そこからはひたすら林道(1号コース)を戻ったのだが、この日は展望台に立つことが目的だったので、下山はすんなりと往路を戻ることにした。午後に入っているとあって午前の涼しさは薄れており、やはり夏の暑さだと感じながら下った。下山は50分とかからず国見の森公園に戻ってきた。
(2022/9記)
<登山日> 2022年8月19日 10:42国見の森公園駐車場スタート/11:08七本松休憩所/11:18山頂まで700m地点/11:40〜12:17山頂/12:33山頂まで700m地点/13:03駐車場エンド。
(天気) 晴れ。青空の色は少し薄かった。山頂の気温は25℃。この日は湿度が低く、爽やかさのある風を受けた。視界はクリアさは無いものの遠くまで良く見えていた。
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国見の森公園の駐車場からスタートした 登山口に入ると、始めにゲートを抜けた 林道に出ると、2番コースの入口は目の前だった
山頂まで1番コースは3.5kmだが、2番コースは1.8kmだった 2番コースに入ると、雑草が道を狭くしていた すぐにコースは通行止めとなった 但し迂回路が作られていた
迂回路は植林地内に作られていた すぐに主コースに合流した 入口部分とは違って、遊歩道と呼べる易しい道だった
自然林が目に優しかった 基本的に北へと歩いて行く 登山道が二手に分かれた 但し左手方向は行き止まり
階段の登りとなった 左手にへの近道が現れた 近道で七本松休憩所に出た
七本松休憩所は展望台でもあった 南の方向に展望を得た 七本松休憩所の標識を見る
七本松休憩所からはモノレール軌道に沿って歩いた モノレール軌道から離れると、植林地を歩いた 下り坂となり、小さな沢を渡った
上り坂に入ると、階段の登りが始まった 階段の途中で、山頂まで700mの標識を見る 階段の登りは暫く続いた
階段が終わると自然林に囲まれた緩やかな道となった ベンチが置かれているのを見た 右手から金谷コースが合流した
合流点から山頂までは残り100mだった またゲートを通ることになった すぐに山頂に建つ展望台が見えてきた
間近から展望台を見上げた 展望台の正面に着くと、山名標柱が立っていた 展望台に入ると、すぐに二階に上がった

この日の視界は澄
んでいた

北西から北にかけ
てを眺める

上の写真の右手を
見る

北から東にかけて
を眺める
上の写真の右手を見る 東から南にかけてを眺める 明神山を大きく見る
北西方向、日名倉山の左手には那岐山も望めた 植松山の辺りを大きく見る
暁晴山の辺りを大きく見る 鉾立山の辺りを大きく見る
二階には双眼鏡が置かれていたが、カバーがかけられていた 双眼鏡のそばには小さな鐘が置かれていた 「幸せの鐘」の名が着いていた 二階から展望台の入口辺りを眺めた
40分ほどの休憩を終えると、往路を戻った 下る方向に明神山を見る 2番コースに入って、自然林の中を歩いた
長い階段を下って行く 沢に架かる小橋を渡った モノレール軌道を見る
麓が近づいて緩やかな道となった 通行止めの位置に来ると、迂回路に入った 林道まで下りてきた もう駐車場は目の前だった

(←)
林道を渡ってゲー
トの位置に戻って
きた

 (→)
  駐車場のそばで改
  めて登山口標識を
  見た