TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
国見    くにみやま 465m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 安志
 
【2025年9月】 No.10 2025-164(TAJI&HM)
 
    山崎町中比地より  2025 / 9

 2025年も9月に入って国見山を登りたくなった。3年連続の9月登山だった。今回は定番コースと言える2番コースを登ることにした。10時に国見の森の駐車場に着くと、三連休とあってか、既に多くの車が止まっていた。始めに林道を横切って植林地の斜面を登る所は、迂回路が正式コースになったのか、プラ階段で整備されていた。迂回コースが本コースに合流すると、ほぼ木陰の道を登って行けた。植林地もあったが多くは自然林に囲まれた道で、それもつづら折れになっているので易しく登って行けた。七本松休憩所の位置でモノレールと接すると、尾根筋を離れて東へと巻き道に入った。緩やかに下って沢筋を越すと、南面側から山頂に向かった。コース中で一番足を使う所で、長い階段道だった。その階段が緩むと程なく階段は終わり、自然林の中の優しい道となった。道そばに幾つかベンチを見たが、どのベンチも老朽化で倒れていた。一度小休止をとり、最後の登りにかかった。右手から金谷コースが合流すると、山頂まで100mだった。害獣避けゲートを通ると、一気に陽射しを受けることになった。展望台が間近に見えており、子供の歓声が聞こえた。その山頂に建つ展望台に着いたときは、歩き始めてから57分が経っていた。展望台には数組のファミリーがおり、賑やかだった。モノレールに乗ってこちらに来たようだった。この国見山で期待したのは山上で受ける涼しい風だったが、風は少しあるものの涼しさは少なかった。それでもときおりは十分に涼しいと思える風を受けた。休むうちに誰もいなくなることがあったが、またモノレールが到着したのか新たなハイカーが来て賑やかになった。一息つけると、当然展望を楽しんだ。視界はまずまず良く、うっすらとながら瀬戸の島が眺められた。この日も山頂に立つのが目的だったので、山上の遊歩道を散策するようなことはせず、70分ほどの休憩を済ませると、往路コースを戻った。ゆっくりと木陰の登山道を下ると、44分で駐車場に戻ってきた。まずは安定の国見山登山を楽しめたと言えそうだった。
(2025/10記)
<登山日> 2025年9月15日 9:53国見の森駐車場スタート/10:16モノレールに接する/10:24山頂まで700m地点/10:50〜11:58山頂/12:12山頂まで700m地点/12:19〜22モノレールに接する/12:42国見の森駐車場エンド。
(天気) 始めは雲の多い晴れだった。山頂に着く頃には快晴になっていた。山頂の気温は28℃。風は少し涼しさを感じる程度だったが、ときに涼しい風を受けた。視界は良かった。麓に戻ると猛暑だった。
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三連休中とあって国見の森公園の駐車場は賑わっていた 駐車場のそばが登山口ゲートだった ゲートを抜けると、その先の斜面は植林が行われていた
2番コースは迂回路が正規コースになっていた 2番コースに入った 整備されてプラ階段になっていた
旧コースに合流した 旧コースはそこまで通行止めだった 合流点から先は易しい道だった 自然林の斜面を緩やかな登山道が続いた
道が二手に分かれるも、左の方向は行き止まりだった 右手の道を進んだ 一部は丸太の階段道だった モノレールに接する所まで来た
通過するコノレールを見上げた 「ハイキング道2号線はこちら」の標識を見る 下り坂があり、枯れ沢を横切った
上り坂に入ると階段道が続いた 山頂まで700m地点を過ぎても階段道は続いた 階段が終わって自然林に囲まれた緩やかな道となった
道そばに見るベンチはどれも老朽化で倒れていた 山頂まで100mの位置で金谷コースが合流した 山頂が間近になってゲートを抜けた
ゲートを抜けた所に立つ標識を見る すぐに山頂の展望台が見えてきた 展望台のそばを通って正面側に回り込んだ
正面側に立って展望台を眺めた 展望台は賑わっていた 一息つくと、展望を楽しんだ
北から東、南にかけてが眺められた この日の視界は悪くなかった

上の写真に写る左半
分を大きく見る
上の写真の右手、南東から南にかけてを眺めた
東向かいの西山を見る 左の写真に写る笠形山を大きく見る
揖保川が蛇行する辺りを眺めた 展望台の2階から北西方向を眺めた

上の写真の右手を
見る

北の方向に黒尾山
を見た

南を見ると、うっ
すら淡路島が望め

下山は往路を引き返した ゲートの位置まで下りてきた ゲートを抜けて樹林帯に入った
階段道の途中にある登山口まで1kmの標識を見る 小橋の位置まで戻ってきた モノレールが見えてきた

(←)
モノレールのそば
にある七本松休憩
所に立ち寄った

 (→)
  休憩所からモノレ
  ール風景を眺めた
モノレールに付く標識は「標高293m」だった 下山を続ける 緩やかな道で麓に近づいた
植林地に入って登山口に近づいた 2番コースの入口に戻ってきた 登山口ゲートの先に駐車場が見えていた