TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
点名・三谷    みたに 475.7m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 土万
 
【2007年12月】 2007-104(TAJI&HM)
 
   南東側となる青木地区より  2007 / 12

 宍粟市の旧・山崎町のエリアを地図で眺めると、西部には700メートルまでの低山が広がっており、この点名・三谷の三等三角点を持つ476mピークもその一つで、南東側からその全姿を眺めることが出来る。ただ麓との標高差は300メートルほどしか無く、ごく低山の姿として眺められる。この山に注目したのは登山道で、地図を見るとごく緩やかな破線路が南東麓の鍛冶屋集落から山頂を通って北へと続いている。これを見て里山として以前から地元に親しまれている山ではと思われた。そこで冬の季節に低山散策として登ってみるのも悪くないと考えた。向かったのは2007年12月の中旬のこと。この日の兵庫の天気は、南部は快晴で北部は時雨れとなっており、所謂冬によくある天気の日だった。周回で歩こうと考えて、駐車地点は鍛冶屋集落と塩田集落を結ぶ車道の中間辺りの位置を考えていた。菅野川沿いのその車道に入ると、けっこう狭い道だったが、中間点にちょうど路肩スペースがあってうまく駐車が出来た。そこより車道を戻る形で鍛冶屋集落へと歩き始めた。地図の破線路はその鍛冶屋集落の中から始まっており、ごく簡単に入って行けると思っていたところ、その入口付近は住宅が並んでおり、登山道の入口は見えなかった。その一軒で登山道のことを聞いてみたが、要領を得なかった。無理に庭先に入って行くわけにもいかず、山裾を今少し西へと歩いて、適当に取り付くことにした。住宅が切れると植林地が現れたので、そこに取り付くことにした。やや急斜面だったが、破線路の書かれている尾根を目指して北東方向に適当に登って行った。さほど時間もかからず尾根に出ると、そこに細々と尾根道を見た。どうやらほとんど歩かれていないようで、下生えが増えて道は痕跡のようになっていた。別にその小径を頼らなくとも尾根の木々は空いていたので、適当に登って行くことにした。尾根は緩やかに続いていた。少し灌木ヤブにじゃまをされたが、イバラに捕まることは無く歩くのは楽だった。登るうちに尾根道ははっきりしてきた。そこに落ち葉が積もっており、サクサクと音をさせながら登って行く。山頂に近い位置まで来ると、送電塔(No.59)の建つ開けた場所に出た。そこは陽射しをいっぱい受けており、小春日和と呼びたい暖かさだった。展望もあり東に長水山から水剣山へと続く尾根が眺められた。但し送電塔が視界をけっこう妨げていたが。そこより西の方向のごく近い位置にもう一つ送電塔が建っており、そちらにも立ち寄ることにした。もう尾根道は巡視路となって階段も付いていた。一度山頂に近づいてから南西方向に折れると、すぐに赤い鉄塔の前に出た。そこも開けており、南にはなだらかな姿をした高丸山が間近に眺められた。その送電塔(No.58)のそばで昼食をとることにした。陽射しを燦々と受けながらの昼休憩だった。二つの送電塔とも山頂に近い位置に建っていたため、再び歩き出したもののほとんど高低差も無いままに数分で山頂に着いた。その山頂は平坦な地形の上にすっかり植林に囲まれており、それも貧弱な植林のため、山頂の雰囲気はなかった。中央にぼつんと三等三角点があって、それと分かるだけだった。山頂には5分ほど佇んだだけで、すぐに下山へと向かった。地図の破線路の通りに山道が北へと続いており、それを辿るだけだった。最初に倒木の多い植林地があったが、そこを抜けると雑木の中を程良い山道が続くようになった。尾根は緩やかとあって、再び気楽な尾根歩きだった。そして山頂を離れて15分ほどで林道に下り着いた。そこはちょっと峠のようになっており、そばに二体の石仏が安置されていた。その頃になると北の空にあった黒い雲が広がって来ており、薄雲ながらも空は一気に曇り空へと変わってしまった。少し寒々とした雰囲気となったため、今少し尾根を北へと歩く考えは止めて、そのまま林道で下山することにした。林道は舗装路で続いていたが、歩き始めると塩田集落へ直接向かう別の林道が現れたため、それを下ることにした。その道は土道で続いていたが、展望の良い所がありそこからは東に広がる山並みをすっきりと眺めることが出来た。
 どうもさほど厳しい所もなく、林道歩きを除けば2時間ほどのハイキングだった。それもさりげなく終わってしまい少し物足りなさを感じたが、尾根の雰囲気は悪くなかった。尾根道が今少し良くなれば、気楽に登れる山として悪くないのではと思われた。
(2008/2記)(2023/7写真改訂)
<登山日> 2007年12月15日 9:47駐車地点スタート/10:10山裾に取り付く/10:55〜11:09[59番]鉄塔/11:17〜33[58番]鉄塔/11:45〜50山頂/12:04車道に出る/12:27集落に出る/12:45エンド。
(天気) 朝のうちは良く晴れて陽射しが快かったが、昼が近づいて北から黒雲が広がって来た。そしてほぼ薄曇りの空となった。気温は山頂で8℃ほど。風は弱く、少し冷たく感じる程度だった。視界は良く澄んでいた。
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植林地の急斜面に取り付く 尾根に出ると、そこに尾根道を見た 尾根には落ち葉の散り敷いた所もあった

(←)
最初に出会った送
電塔は、東に向か
って展望が開けて
いた

 (→)
  左の写真に写る長
  水山を大きく見る

上の写真の右に続
く風景を見る

鉄塔に隠された山
をよく見ると、戸
倉山のようだった
最初の送電塔を過ぎると、プラ階段を登るようになった 緩やかな尾根を歩いて山頂に近づいたが、その前に次の送電塔を訪れることにした 二番目の送電塔は赤く塗られていた 送電塔のそばで軽い昼食をとった

二番目の送電塔か
らは高丸山が間近
く眺められた

左の写真の左に続
く尾根を見る
戸倉山の左手後方に、ちらりと明神山を見た 山頂が近づくと、雑木林の穏やかな風景となった 山頂に着いた 周囲はすっかり植林地になっていた
三等三角点(点名・三谷)を見る 山頂を離れて北に向かうと、倒木地が現れた 倒木地の先は歩き易い尾根道が続いていた
(←)
林道に下り着くと
そこに二体の石仏
を見た

 (→)
  林道を歩いて戻っ
  ているとき、林道
  から東の山並みを
  眺めた

右上の写真に写る
水剣山を大きく見


上の写真に写る長
水山を大きく見る