TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
点名・榊山    さかきやま 482.9m 相生市
 
1/2.5万地図 : 二木
 
【2017年11月】 2017-121(TAJI&HM)
 
   天下台山より  2017 / 12

 点名・榊山を持つ483mピークは三濃山の東に位置しており、三濃山とは尾根続きとなる。地図を見ると三角点の位置が最高点では無く、少し北となる490mピークが最高点となっており、電波塔の記号が付いていた。その電波塔は大きなもので遠くからでも目立っており、山座同定の目安になっていることを思い出した。そこで電波塔ピーク経由で点名・榊山を訪れることにした。三角点ピークに簡単に行こうと思えば電波塔までは管理道路が通じているので、管理道路の起点まで林道を走ればよいのだが、ハイキングの形にしようと、少し離れた位置から歩き始めることにした。行くのなら林道歩きも楽しめる季節にしようと、紅葉期を選んで向かったのは2017年11月の第四土曜日のことだった。三濃山トンネルの南口そばから始まる林道を起点にしようと考えていたが、適当な駐車場所を探した結果、トンネルの真上辺りに車を止めて歩き出すことになった。林道を東へと歩いて行くが、緩やかな上り坂だった。両側は樹林帯で朝の光はあまり届かず、寒々とした雰囲気だった。それも歩くうちに陽射しを受けるようになり、鮮やかな紅葉を見るようになった。相生市と旧新宮町との境界を越えると下り坂となり、電波塔へと通じる管理道路の分岐点に近づいた。その分岐点だがゲートが設けられておりガードマンが立っていた。聞くと電波塔の辺りはメガソーラーの大規模工事が行われており、管理道路は立入禁止になっているとのことだった。話をしている間にもダンプカーが通って行った。管理道路を歩かなくとも近くの尾根を伝えば近づけるはずだったので、少し戻って土道の作業道に入った。その作業道を少し歩いて尾根に近づくつもりだったが、作業道は電波塔ピークの方向に向かっていたので、そのまま歩いて行くことにした。その作業道は十数分歩くと終点となったので、後は樹林帯に入ってピークの方向に向かった。木々は疎らな上に緩やかな地形とあって無理なく進めた。そのうちに尾根を辿れるようになり、着実に電波塔ピークに向かった。そして電波塔に迷わず着いたのだが、辺りはフェンスが囲っており中に入れなかった。フェンスの中は電波塔だけでなく現場事務所が幾つも建っており、車も何十台と駐車していた。いかにも工事現場と言った風景だった。フェンスのために中に入れないので、フェンスから少し離れて樹林帯を歩いて三角点ピークに向かった。もう三角点ピークのそばではと思える辺りまで来てフェンスに近づいてみると、辺りは大規模に削られており、すっかり地形が変わっていた。ガーミンを取り出して確認するも、その辺りが三角点ピークに間違いなさそうだったが、どう見ても三角点など既に消失していそうで、ただ唖然とするばかりだった。遠くまで造成工事は進められており、もう一つ播磨科学公園都市を作っているのではと思ってしまった。おかげで展望は良く、その造成地の先に見えていたのは雪彦の尾根や明神山、笠形山だった。もう引き返すしかなく、直線的に作業道に向かって戻った。そして作業道に出ると、林道へと戻って行った。その頃には薄雲が広がり出しており、少し陰った風景の中で紅葉を眺めることになった。市境を越えて相生市側に入ると、後はずっと緩やかな下り坂となったので、気楽な林道歩きで駐車地点へと戻った。おおよそ2時間ほどのミニハイキングは少し消化不良気味で終わってしまったので、口直しに山頂のはっきりした山に立とうと三濃山へと向かった
(2017/12記)(2020/4改訂)
<登山日> 2017年11月25日 9:52三濃山トンネル南入口近くよりスタート/10:13市境/10:22林道を離れる/10:52[490m]ピーク/11:05〜11:14点名・榊山の辺り/11:42林道に戻ってくる/12:05エンド。
(天気) 晴れ。次第に薄雲が広がってきた。朝の林道の気温は9℃。山上は11℃まで上がっていた。風は僅かだった。視界は良かった。
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三濃山トンネル南口の真上辺りに車を止めた その近
くから県道を見下ろした
林道は三濃山トンネル南口のそばから始まっており、
東へと歩いた
林道は緩い上り坂だった 朝の時間帯とあって陽射し
は届かなかった
林道は小さな沢に沿っていた 道の脇には落ち葉が積
もっていた
林道は日陰になっていたものの、きれいな紅葉が見ら
れた
陽射しを受けるようになると、いっそうきれいな紅葉
が見られるようになった
市境が近づいて、数軒の廃屋を見た 近くできれいに咲いていたのはツバキだった 相生市域からたつの市域に入った

電波塔に通じる管理
道路の入口にはガー
ドマンが立っていた

   電波塔の辺りは大
   規模工事が行われ
   ているようで、車
   道は立入禁止にな
   っていた
少し戻って土道の作業道に入った 作業道は期待通りに電波塔の方向に向かっていた 作業道は12分ほど歩くと終点となった
後は方向を定めて、樹林帯を適当に歩いた 灌木ヤブと言ったような所もあったが 概ね木立は疎らで、無難に歩いて行けた
尾根筋を歩くようになって、確実に電波塔に近づいた 電波塔のそばに出てきた その大きな電波塔を見上げた
広い範囲でフェンスが張られいた その中には幾つか
の現場事務所があり、多くの車が止まっていた
フェンス内には入れないので、尾根近くの樹林帯を歩
いて三角点ピークを目指した
方向を定めて歩いて行く

三角点ピークが近
づいて、改めて尾
根筋に向かった

フェンスに囲まれ
た中では大規模な
造成工事が行われ
ており、尾根は広
範囲で削られてし
まっていた
これでは三角点は既に消失しているのではと思われた この造成工事のおかげで、展望は良かった 眺められたのは北東から南東にかけてだった
笠形山の方向を少し大きく見る 左の写真に写る明神山を大きく見る
雪彦の尾根を大きく見る 東の方向の尾根を大きく見る
***mピークを離れて作業道に向かった 石垣の跡があった 直線的に作業道を目指した
作業道に戻ってきた 林道まで戻ってきた 林道を歩いて駐車地点へと向かった
道路脇の紅葉を愛でながら戻った 紅葉が逆光を受け手鮮やかさを増していた 市境を越えて相生市へ
後は駐車場までずっと緩い下り坂だった 足取りも軽
く気楽に歩いた
コンクリートの壁に貼り付いた小さな葉が目を惹いた 駐車地点が間近になって、前方の尾根がすっかり紅葉
しているのを見た