◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
六路木山 ろくろぎさん | 494m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
No.2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
奥中山 おくなかやま | 530.0m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 山崎 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2017年1月】 | 2017-05(TAJI&HM) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
《六路木山》 安富町末広より 2017 / 1 | 《奥中山》 安富町皆河より 2017 / 1 |
20年ぶりに六路木山を登ろうと出かけたのは2017年の正月休み最終日のことだった。前回は尾根の南端から登っていたので、今回はコースを変えることにした。そして「山崎」の地図を開いて決めたのが安富ダム側からアプローチすることだった。前回は奥中山まで歩いていたので、今回も奥中山と六路木山の二山を登ることにした。安富ダムの東岸側に着くと、その先にあった広い路肩スペースに車を止めた。そこを起点にまずは湖岸道路を北へと歩いた。左手に富栖湖を見ながらだった。500mほど歩くと小さな公園が現れて、そこに四等三角点(点名・富栖湖)を見た。その位置から始まる尾根を登りたかったのだが、そこは崖になっていたので、少し先にあったコンクリート階段を登って支尾根に向かうことにした。斜面をトラバースして支尾根に出ると、そこには測量用のピンクテープが点々と付いていた。そのテープを追うようにして尾根を登った。尾根はやや急坂ながら少し踏ん張る程度で登って行けた。周囲の樹相は自然林だったり植林だったりと変わったが、ヤブに出会うことが無かったのは助かった。登るうちに陽射しを受けるようになり、主尾根が近づいてくると、右手前方に奥中山の姿が眺められた。そして湖岸道路を離れてから40分で主尾根に到着となった。そこは490mピークの位置で、奥中山からは北に1kmほど離れていた。その奥中山との標高差は40メートル程度しかなかった。その間に幾つかの小ピークがあるものの、ごく緩やかな尾根歩きだった。陽射しもときおり受けながらで、良い感じで歩いて行けた。尾根の樹相は支尾根と同じく自然林だったり植林だったりと言った感じだった。奥中山に着いたのは主尾根に出てから40分が経ったときだった。四等三角点(点名・奥中山)の辺りこそ開けていたが、周囲は樹林が囲んでおり展望は無かった。その周囲をよく見ると、少し南の方が三角点の位置よりも数十センチほど高くなっていたので、実際の標高は531mに近いように思われた。その最高点へと歩くとその先で西斜面が開けており、少しは展望が得られた。西向かいの尾根を越して水剣山と黒尾山の並ぶ姿が眺められた。その風景を楽しみながら昼休憩とした。そして奥路木山を目指して南西へと尾根歩きを再会した。これまでと同じく易しく歩けると思っていたのだが、倒木が増えてきた。一カ所を越えて楽になったかと思うと、少し先でまた現れてと少々面倒だった。ただ尾根は緩やかな下り坂だったので、厳しい感じでは無かった。六路木山が近づいて緩やかな登りとなり、尾根上に岩場を見るようになった。そして奥中山から40分近く歩いて六路木山に到着した。こちらは三角点が無いので、最も高い所を六路木山山頂と見た。この六路木山も西の方向に少し展望があり、西向かいの尾根に三谷山を見た。またそこからも黒尾山が望めた。これで二山を登る目的は達したので下山だったが、駐車地点のことを考えて、一度奥中山まで戻ることにした。また倒木を越しての尾根歩きだった。奥中山に戻って来ると、北西側に延びる支尾根に入った。その支尾根にもピンク色のテープが付いていたので、それを追うようにして下った。その尾根の途中に、富栖湖がすっきりと見えるビューポイントがあった。下るうちに尾根の傾斜が増してきて、途中は木に掴まりながら下ることもあった。植林地の急斜面を下りきると山道に出会ったが、そこから湖岸道路までは僅かな距離だった。車道に出るとそこは安富ダムまで300mほどの位置だったので、10分と歩かず駐車地点に戻って来られた。 (2017/1記)(2020/4改訂) |
<登山日> | 2017年1月4日 | 9:39安富ダムのそばよりスタート/9:54斜面に取り付く/10:35主尾根に出る/11:15〜29奥中山/12:06〜29六路木山/13:01奥中山/13:45車道に出る/13:53エンド。 | |
(天気) | 朝の空は雲が多いものの青空も見られた。その青空が次第に減ってきた。奥中山の気温は9℃で、風は僅かだった、六路木山に着いた頃は、ほぼ曇り空に変わっていた。六路木山の気温も9℃だった。下山中に再び青空が現れてきた。視界は少しうっすらとしていた。 | ||
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