TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
篠の丸  (戸倉山) 512.0m 宍粟市
 ささのまる
1/2.5万地図 : 山崎
 
【2021年6月】 No.3 2021-95(TAJI&HM)
 
    山崎町青木より  2021 / 6

 篠の丸を南麓側から登ろうと向かったのは、2021年6月に入っての最初の土曜日だった。その登山口は山崎西小学校の敷地に対して北東の位置にあるのだが、ガイドブック「宍粟50名山」では小学校は旧名の菅野小学校であり、県道53号線に対する位置も違っていたため、登山口に着くまでに少々時間を使ってしまった。小学校の東を走る車道に入ると標識が現れ、すんなりと登山口の前に着いた。登山口のそばには数台分の駐車スペースがあり、そこに駐車とした。そこからは登山口を通って登山道のままに歩くので、その様子は下の写真帳をご覧いただきたい。始めに害獣避けゲートを通ったが、ゲートは蝶番敷きになっておらず、通過するのに少し時間がかかった。その先は植林地内を登って行くことになった。登山道には落ち葉が多く積もっていたため見た目よりも歩き難さがあった。始めは尾根筋を登るのでは無く、斜面を斜めに登って、途中から尾根を辿るようになった。登るほどに周囲の木々は自然林へと替わってきた。概ね登山道の傾斜はきつめで、途中からはっきり急尾根となった。その尾根が緩んだとき、右手から別の登山道が合流した。それは一本松から来ている尾根コースだった。合流点より今少し北へと歩いて山頂に到着した。そこは開けてはいたが、雑草が多くあり倒木もあって雑然としていた。ただ前回の2009年のときよりは幾分ヤブっぽさは減っているように思えた。周囲は樹林が囲んでおり、北の方向にちらりと水剣山の頂を見るだけだった。この後は主尾根を歩いて472mピーク辺りまで行くつもりだったが、休むうちにその気は無くなり、往路を戻ることにした。いわゆるピストン登山だった。急斜面の登山道を下るので易しく下る感じは無く。滑らぬようにと注意が必要だった。ただ道ははっきりしており標識も付いていたので、別の尾根に逸れることもなく、山頂から30分ほどで無事下山を終えた。そのとき気付いたのは山ヒルにやられていたことだった。この山域は山ヒルの生息域だったのでショートスパッツを付けて登っていたのだが、途中の確認を怠っていた。結果として右足、左足各一カ所ずつ血を吸われていた。やはりこの季節の宍粟の山は山ヒルに対して細心の注意が必要のようだった。
(2021/6記)
<登山日> 2021年6月5日 10:52山崎西小学校横の登山口よりスタート/11:34尾根コース合流点/11:40〜12:20山頂/12:52登山口エンド。
(天気) 曇り空だったが、山頂に着く頃には薄曇りになっており、ときおりうっすら陽射しが現れた。山頂の気温は20℃ほど。風は僅かにあり、湿っぽい涼しさがあった。視界は少しうっすらとしている程度だった。
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この山崎西小学校
の東を走る車道に
入った

「篠の丸」の標識
が現れた

その標識の位置か
ら走ってきた道を
振り返った

標識の先で墓地が
現れて、道は終点
となった 終点位
置は駐車スペース
になっていた

そばに登山口標識
を見る
登山口標識のそばを通って登山道に入った 害獣避けゲートは蝶番式では無かった 始めは尾根筋では無く、斜面を斜めに登った
登山道は幅広だったが、落ち葉が積もって歩き難かった 周囲は植林地だった 標識が現れた そこから尾根筋に入った
北東へと登って行く 周囲は自然林に替わってきた 北へと向かった 尾根が緩やかになって、易しく歩ける所もあった
尾根の傾斜が増してきた 山頂が近づいて、周囲はまた植林となった 一本松からの尾根コースが合流した
ほぼ平坦な道となって山頂に近づいた 樹林帯を抜け出した 草ヤブっぽい中を歩くようになった

山頂に着いた

山名標柱が立って
おり、そばに三角
点を見た

前回よりもヤブっ
ぽさは薄れていた

三等三角点(点名
・上牧谷)を見る

イワヒメワラビの
茂る「山頂でもあ
った

ほぼ展望の無い山
頂だったが、北に
ちらりと水剣山の
頂を見た

(←)
水剣山の頂を大き
く見る

 (→)
  展望を求めて北斜
  面に入ると、北東
  方向に少し展望を
  得た

暁晴山を大きく見


ウリュウドを大き
く見る
山頂で咲いていたコガクウツギの花のようだった 下山は往路を戻った 南尾根を下って行った
再び落ち葉の積もる所を通った ゲートの位置まで戻ってきた 登山口に戻ってきた