TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
宮山 (岡城山 514.4m 宍粟市一宮町
 みややま
1/2.5万地図 : 安積
 
【2023年9月】 No.5 2023-169(TAJI&HM)
 
    一宮町東市場より  2023 / 9

 2023年は9月の中旬を過ぎても残暑が続いていた。山頂では秋の涼しさが味わえるのではと考えて向かったのは第四土曜日、秋分の日だった。一宮町の道の駅に立ち寄ってからスポニックパーク一宮に向かった。但しスポニックパーク一宮には入らず、その手前で神戸配水池に通じる細い車道に入った。配水池に着くとその前が駐車スペースになっており、そこに駐車とした。駐車場の一角に登山口標識が立っていた。その登山口に入って道なりに登山道を進んだ。程なく害獣除けゲートが現れて通過する。易しい登山道だったが、注意することがあった。それは山ヒルに帯する注意で、足下を常に気にしながら歩いた。登山コースは始め東の方向へと向かい、途中で北へと方向を変えるのだが、その曲がり角で足下を見ると、もう山ヒルが3匹ひっついていた。どうも靴に付くと、後ろ側から上がって来るようだった。その後も何匹かにひっつかれたので、宮山は確実に山ヒルが増えているようだった。その登山コースの途中で磐座への小径が分かれると、そちらに入った。尾根筋を辿るコースで、すぐに岩場が現れてそこに小さな祠を見た。そのまま尾根筋の小径を歩くと登山道に合流した。その辺りはやや急坂になっており、しっかり登って行く。もう山ヒルに付かれることはなかった。そして登山口から42分で山頂に到着した。4年ぶりの山頂だったが、以前と変わらず三角点周りだけが開けた山頂だった。幾分木々が茂ってきた印象は受けた。山頂からの展望は北の方向に少しあるのだが、やはり木々の生長で見える範囲は狭まっていた。その山頂はすっかり秋の空気感だった。やや強く吹く風は爽やかで、ときに肌寒く感じることもあった。その山頂では動き回るようなことはせず、ただのんびりと休んだ。そして30分ほどの休憩を終えると下山は往路を引き返した。下山では磐座コースには入らず主コースのみを下った。この下山でも山ヒルに1匹だけだったがひっつかれていた。山ヒルを気にせず宮山を登りたいのなら、今少し季節を遅らせた方が良さそうだった。
(2023/10記)
<登山日> 2023年9月23日 10:23配水池登山口スタート/10:55磐座/11:05〜39山頂/12:06登山口エンド。
(天気) 晴れとは言えたが雲は多かった。山頂の気温は22℃。風がやや強く吹いており、十分な涼しさだった。視界は良かった。
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車は神戸配水池の前まで進めた 配水池の前が登山口だった 登山口標柱を見る
植林に囲まれた小径を歩き出した すぐに害獣避けゲートが現れて通過した ゲートを抜けた先は東へと歩いた 周囲は植林地が続く
足下に注意していたのだが、気が付くと3匹の山ヒルに付かれていた 北へと向かうようになった 尾根筋から少し離れた位置を歩いた 磐座の標識が現れると、そちらに向かった 尾根筋の方向だった
尾根筋に出ると、岩の集まっている所が現れた そこが磐座と思えた 大岩の下にごく小さな祠が置かれていた 登山道に戻ることはせず、そのまま尾根筋を歩いて行った
自然にと言った感じで登山道に合流した 山頂が近づいて登山道の傾斜が増してきた 山頂が目前に鳴ってこの大岩の前を通った

(←)
山頂に着いた
幾分木が茂ってき
た印象を受けた

 (→)
  山頂の四等三角点
  (点名・東市場)を
  見る

(←)
山頂に着いた 適度
に木陰があり、涼し
い風が渡っていた

  (→)
  山頂の四等三角点
  (点名・東市場)を
  見る

宮山の山頂からは
行者山がよく見え
るのだが、見える
範囲が狭まってい


立つ位置を変える
と、花咲山も眺め
られた
行者山を大きく見る 行者山の南麓に広がるのは上野田地区だった 上野田の家並みを大きく見る
東山を大きく見る 木々の隙間からながら北西方向に三室山を見た 三室山を大きく見る
西側から山頂を眺めた 植林が多かった 休憩を終えると下山に移った 往路を引き返す 下山は磐座には向かわず、忠実に登山道を辿った
登山道が大きく曲がる位置にベンチが二つ置かれていた ゲートの位置まで戻ってきた 登山口に戻ってきた