TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
大蔵山  (大倉山) 519.9m たつの市
 おおくらやま
1/2.5万地図 : 龍野
 
【2021年5月】No.6 2021-91(TAJI&HM)
 
    たつの市揖西町北山より  2021 / 5

 たつの市の最高峰、大蔵山は登山口となる西の峠池側からだと標高差140mしかなく、ハイキングとしては全く物足りないのだが、北隣の510mピークと併せて周回コースとすると1時間少々歩くことになり、少しはハイキングらしくなる。それでも物足りなさはまだまだあるのだが、西の峠池で昼食をとる前のお腹を空かせる散歩登山としては十分ではと思えた。その考えで向かったのは2021年5月の最終土曜日のこと。但し昼食どきを過ごすのは西の峠池ではなく、車道の終点となる大成池のそばとした。その大成池に着いたのは10時半過ぎのこと。池のそばに車を止めると、すぐ近くから始まる登山道に入ってハイキング開始とした。その辺りの登山道はマウンテンバイクのコースにもなっているようで、登山道が二つのコースになっている所が多くあった。まずは適度な傾斜の登山道を登って510mピークに着いた。ピークには展望台が建っており、瀬戸の海が眺められた。そこからは大蔵山との鞍部へと下り坂になり、その辺りは階段道が多かった。鞍部から少し登り返すと、右手から西の峠池からのコースが合流した。その合流点から南へと緩く登ると、程なく大蔵山の山頂に着いた。山頂は以前のままに全く展望は無かった。すぐに引き返して西の峠池への道に入った。池が近くなるとカリオンの前に出た。前回来たときはカリオンを叩く槌が無くなっていたのだが、この日は置かれていた。但し鎖が付いており、持ち去られないようにしていた。そのため、鐘を叩くのが少々やり難かった。西の峠池まで下りてくると、そこは周囲の尾根を借景としていかにもピクニックには最適の風景となっているのだが、そこには誰もいなかった。快い風もあるのにもったいないと思ってしまった。そこまでスタートしてから一時間だった。後は林道に出て大成池へと向かった。大成池に戻ってきたときは12時前になっていた。お腹は十分に空いており、大成池の佇まいを眺めながら昼の時間を過ごした。
(2021/6記)
<登山日> 2021年5月29日 10:39大成池のそばよりスタート/10:54〜59展望台/11:07山頂/11:26カリヨン/11:36西の峠池/11:53大成池エンド。
(天気) 雲の多い空で、陽射しは現れたり消えたりを繰り返していた。山頂の気温は21℃。風は僅かだった。展望台からの視界はややうっすらとしていた。
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(←)
大成池のそばに車
を止めた

 (→)
  池のそばから始ま
  る登山コースに入
  った 
大成池を振り返ると、対岸の方向に明神山を見た 易しい登山道を登って行く 登山道は太い道と細い道の二本になることがあった
細い道を登って行く 太い道と細い道は接したり離れたりした 途中から細い道だけとなった

510mピークが
近づいた

510mピークに
着くと、そこには
展望台が建ってい


(←)
展望台に上がると
南東間近に大蔵山
を見た

 (→)
  大蔵山の右手には
  瀬戸の島も眺めら
  れた
以前よりも展望は狭まっていたが、御津山脈はすっきりと眺められた 大成池から展望台まで700mだった
展望台を離れて緩やかに下る 階段道だった 鞍部を越えて上り坂に入った その上り坂の途中で右手から西の峠池コースが合流した
合流点から山頂まで250mだった 山頂へと向かう ごく緩やかな斜面だった 植林地を歩いて行く

(←)
大蔵山の山頂に着
いた 相変わらず
展望は皆無だった

 (→)
  山頂の三角点は二
  等三角点(点名・
  中垣内)だった
すぐに山頂を離れて引き返した 西の峠池コースに入った ごく緩やかな下りだった
美しい自然林の下りだったが 途中に、ぬかるんだ所があった 広い道に合流した その道を歩いて池に向かった
すぐに車道(管理道路)を横切った カリヨンが見えてきた カリヨンで遊んでいると、さっと陽射しが現れた
西の峠池が見えてきた 休憩エリアには誰もいなかった 池のそばまで下りてきた 遊歩道入口の標識を見る 大蔵山山頂まで1200mだった
陽射しが現れるときがあり、西の峠池の風景が鮮やかになった 林道に向かっていると今どき見ない電話ボックスを見た
後は林道を歩いて大成池に向かった 途中の駐車場には自転車族の車が集まっていた いつしか林道はダート道に変わっていた
道そばで見る白い花はコガクウツギに似ていた 最初に歩いた登山道の入口に戻ってきた 大成池のそばに立って、ミニハイキング終了となった