TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
七種槍    なぐさやり 577.1m 福崎町・市川町
 
1/2.5万地図 : 寺前
 
【2019年11月】 No.6 2019-173(TAJI&HM)
 
    市川町屋形より  2019 / 11

 七種山と七種槍の両方をごく簡単に楽しもうと思えば小滝林道の終点登山口から登るのが一番と言えそうで、その考えで向かったのは2019年11月の第三土曜日だった。小滝林道は悪路の印象を持っていたので、終点まで車を進めるのが無理なようであれば林道の途中から歩き始めようと考えて登山口を目指した。野外活動センターの前を過ぎいざ小滝林道に入ると、ダート道ながらけっこうスムーズに走れた。途中からは簡易舗装までされており、林道終点まで何の問題も無く走ることが出来た。小滝林道は6年ぶりだったので、この間に林道は補修されていたようだった。小滝林道終点から始まる登山道はいたって易しく尾根に出るコースで、登山口から5分も歩けばもう尾根に出た。北西に向かえば七種山で、南東に向かえば七種槍だった。七種山は2年前に登っていたので、6年ぶりとなる七種槍に先に向かった。尾根には福崎町が付けたポイント標識があり、尾根に着いた地点はA−15ポイントだった。始めはネットに沿って歩いたが、その辺りは道幅が狭くなっており、少しヤブっぽさがあった。それもネットが終わるとごく普通の山道となり以前と変わらずスムーズに歩けるようになった。A−13ポイントに着くとそこは少し展望があって、西向かいの尾根が眺められた。目立っているピークは薬師峰だった。A−12ポイントを過ぎると七種槍へと上り坂に入り、急坂を登って七種槍のピークに出た。そこは狭い範囲で開けており、展望も少しあって西に雪彦の尾根を、北東に笠形山が眺められた。山頂ではほとんど休まず、引き返す形で七種山へと向かうことにした。その下山で道なりに歩いていたところ、北西方向に向かわず南尾根に入ってしまった。そして現れたのが岩場の展望地だった。その展望が現れたことでコースを誤っていることに気付いたが、山頂で休んでいなかった分、その展望地で休憩とした。そこは薬師峰から七種山へと続く尾根が眺められただけでなく、南の方向も広く眺められて、山頂で休まずここで休んだのは正解ではと思えた。その岩場の尾根は野外活動センターから続く登山コースでもあったので、休んでいる間に登山者が3名ほど通過した。休んでいたのは30分ほど。その休憩中に考えが変わってしまった。十分に展望を楽しんだことでこの日の登山に満足してしまい、七種山に向かう気持ちが消えてしまった。そうなると下山するのみだった。七種山はいつでも登れる山でもあるので、未練は全く無く、むしろさっぱりとした気持ちで尾根を戻って行った。
(2019/12記)
<登山日> 2019年11月16日 10:02小滝林道終点登山口スタート/10:07尾根に出る/10:25展望地(A−13ポイント)/10:49〜55山頂/11:00〜30山頂近くの展望地/11:50(A−13ポイント)/12:13エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は無かった。但し青空の色は薄かった。山頂の気温は16℃で風は僅かだった。陽射しの下では十分な暖かさだった。視界はまずまず良かった。
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小滝林道は修繕されており、スムーズに終点に着いた 林道終点が七種槍の登山口だった まずは堰堤を渡って対岸に向かった
登山道に入った 登山口から5分でもう尾根コースに合流した そこはA−15ポイントだった
北西に向かえば七種山で、南東は七種槍だった 七種槍に向かうと、ネットに沿って歩いた 北に見えていたのは大中山だった
少しヤブっぽい所があった ネット沿いが終わると、ごく普通の山道となった A−14ポイントの近くで図根三角点を見る
易しい尾根歩きが続く 岩の多い所を通った A−13ポイントに着くと、そばは展望台だった

展望台に立つと南
西方向に展望を得


緩やかな尾根歩き
続ける
鮮やかな紅葉を見た 上り坂となるも緩やかだった A−12は大岩の前だった その先から急坂が始まった
カエデの紅葉を見る ときに木に掴まりながら登って行く 急坂のまま山頂が目前になった

(←)
七種槍の山頂に着い
た また木々が育っ
て展望は狭まってい


  (→)
   四等三角点(点名・
   小滝)を見る
山頂からは木々の隙間から七種山を見ることになった 木々の空いた所から雪彦の尾根が眺められた

三角点雪彦山の手
前に大天井岳を見


三辻山の方向を少
し大きく見る

(←)
北東に笠形山を見


 (→)
  笠形山の左手を見
  る
下山は往路を戻るつもりが道なりに歩いてしまい、南
尾根に入ってしまった
展望の岩場が現れて道誤りに気付いたが、岩場で休憩
とした
そこでは七種山がすっきりと眺められた
七種山を含めて西向かいの尾根を見る 薬師峰の左に続く尾根を見る

チラリと見える明
神山を大きく見る

そうびろ山背後の
山並みを見る
展望地からは南の方向が広く眺められた 少しうっすらとした視界だった
上の写真に写る志方城山の辺りを大きく見る 上の写真に写る高御位山の辺りを少し大きく見る

(←)
深山の左手を見る

 (→)
  西光寺山を少し大
  きく見る
展望に満足して、七種槍だけで終わることにした 縦走コースに入って急斜面を下った 緩やかな尾根を戻る
A−14ポイントを通過する 小滝林道の分岐点まで戻ってきた 登山口に戻ってきた 堰堤を渡れば駐車地点だった