TAJIHM の 兵庫の山めぐり <摂津 
 
堂床山    どうとこやま 584.2m 能勢町(大阪府)
猪名川町
 
丸山      まるやま 571m
 
1/2.5万地図 : 木津
 
【2021年3月】 2021-38(TAJI&HM)
 
   鳥飼山より  2021 / 3

 2021年は1月末に北摂の山として烏ヶ岳と須磨田三山を登ったが、もう少し北摂の山を歩いてみたくなった。そこで3月に入って再度計画した。向かったのは10日の水曜日のこと。この日は猪名川町の中部にあり、大阪府能勢町との県境尾根上に位置する堂床山に向かった。新名神道を宝塚北SAで降りると、県道33号線を走って県道12号線を目指した。県道12号線に入ると北へと走って、栃原地区で旭ヶ丘に通じる舗装路に入った。旭ヶ丘には坂道を登って南側から入ることになったが、それまでの山林の風景からニュータウンがいきなり現れて少々驚いた。バブル期に山の斜面を切り開いて作られたニュータウンのようだったが、位置的なことは別にして住宅地の雰囲気としては悪くなく、六甲山系の一角に来ているような錯覚を覚えた。そのニュータウンの麓側から歩き出したく、一度麓側まで下りて駐車出来そうな所を探したのだが、適当な場所が見つからなかった。そこで再度坂の上へと車を走らせることになり、結局住宅地を通り過ぎて坂の頂上まで出ると、そこより南へと少し下った位置に見つけた路肩スペースに駐車とした。そこに駐車したことにより予定を変更して、堂床山には南側から近づくことにした。地図では駐車地点より車道を更に南へと少し下った位置より堂床山に近づける実線の道が描かれていた。その道を歩いて行くことにした。車がほとんど通らない車道を300mほど下ると、作業道の分岐点に着いた。そのはっきりとした道に入ると、北に向かった上り坂となった。作業道歩きで易しく歩いて行けるものと思っていたのだが、作業道はすぐに山道に変わってしまった。それも少々荒れ道だった。沢沿いを北へと歩いて行くが、標識らしきものは見なかった。目印テープは点々と付いていたが、それも堂床山へと導くものでは無さそうだった。そこで堂床山から見ると南隣となる571mピークの真西の位置まで来たとき、沢筋を離れることにした。そして571mピークを目指してやや急斜面を登った。そこに当然小径は無かったが、ヤブを登る感じは無く適当に登って行けた。ただ急斜面は緩むことは無く、標高差にして160mほどをしっかり登ることになった。登りきって571mピークに着くと、そのピークには丸山の名が付いていた。丸山には展望は無く、すぐ近くに反射板が建っていたが、そこにも展望は無かった。そこで丸山をすぐに離れて堂床山へと向かった。はっきりとした尾根道があり、一気に気楽な県境尾根歩きだった。緩やかに下ってほぼ平坦な尾根になったとき、前方から爆音が聞こえてきた。近くで伐採作業が行われているのかと思っていると、突然オフロードバイクが現れて通り過ぎた。尾根道はバイクでも走れるようだった。その緩やかな尾根も堂床山手前で急坂となった。その急坂を登りきって堂床山山頂に着いた。山頂は広く開けているものの、周囲を樹林が囲んでおりほとんど展望は無かった。南の一角に木立の切れ目があり、そこから先ほど立っていた丸山を見るだけだった。せっかく堂床山に来たのにそれでは寂しいと周囲を探ると、木々の隙間からながら南西に大船山を、西に昼ヶ岳が眺められた。40分ほどの休憩を済ませると、下山に移った。地図を見て537mピークまで県境尾根を歩き、そこより破線路を辿って沢筋に下りることにした。歩き易い尾根道は次の小ピークで県境尾根から南東へと延びる尾根の方向に続くことになり、県境尾根の道は細々としたものになった。ただ目印はあり、それは北麓にある猪名川変電所を示していた。537mピークに着くと県境尾根を離れて北西尾根に入ったのは良かったのだが、破線路は途中から尾根を離れているのに北西尾根を下り過ぎてしまった。そのとき少し展望が現れて、足下に猪名川変電所を見た。その背後の山は高岳のようだった。また北西には大野山も見えていた。破線コースから離れていることに気付くと、537mピークへと戻ることにしたのだが、その途中で南へと斜面を適当にトラバースして、何とか破線コースに合流した。そして無事沢そばに下りてきた。はっきりとした小径に出会えると思っていたのだが、始めはただ沢に沿って歩くだけだった。そのうちに作業小屋が現れて、その辺りからはっきりとした小径を歩くようになった。そして樹林を抜け出して開けた所に出てきた。その先に県道602号線が見えていたが、出来るだけ車道を歩きたくなく、鎌倉川に沿って野道を歩いた。それでも鎌倉地区に入って県道602号線に出ることになった。後は延々と車道歩きをすることになった。車道に出てから旭ヶ丘の入口まで25分かかっていた。そこからは坂の頂上まで旭ヶ丘ニュータウンを縦断することになった。これはこの日二度目の登山と言ってよく、標高差150mの登りだった。ひたすら一定角度を登って行くが、それにしてもこのような市街地から遠く離れた山の斜面によくぞニュータウンを作ったものだと感心した。ほぼ頂点が近くなったとき、左手の高台が公園になっていた。そこで高台に上がってみたところ、そこが見事な展望地だった。それは北西方向に向かっての展望で、前方に堂々とした姿で見えていたのは大野山だった。まさにこの日一番の展望だった。その展望に満足すると、後は漸く近くなった駐車地点へと向かった。
(2021/4記)
<登山日> 2021年3月10日 10:04旭ヶ丘ニュータウンの最高地点に近い位置よりスタート/10:08作業道入口/10:24谷筋を離れる/10:48〜53丸山/11:09〜50堂床山/12:07[537m]ピーク/12:50沢に下り着く/12:59野道に出る/13:43旭ヶ丘入口/14:08駐車地点エンド。
(天気) 晴れてはいたが雲が多く、陽射しは現れたり消えたりを繰り返していた。尾根の気温は12℃で、風が強く冷たかった。視界は良かった。
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旭ヶ丘ニュータウ
ンの最高地点を越
して少し南に下っ
た所で見つけた路
肩スペースに車を
止めた
そこより東に見え
ていたのは丸山の
名が付く571m
ピークだった

まずは下り坂とな
る南の方向へと歩
いた
少し下ると、左手より作業道が分かれた はっきりとした作業道を緩やかに登る 倒木が切り揃えられているそばを通った
程なく作業道は荒れてきて、山道と変わらなくなった 谷筋の小径を歩くようになった 真東に571mピークを見るようになった
だらだらとした谷筋歩きを止めることにした 小径は無かったが571mピークへと急斜面に取り付いた 始めはヤブっぽい所もあったが
途中からは適当に登って行けた 但し急斜面は続いた ピークが近づくと、露岩地が現れた 斜面の傾斜はピークが直前になって漸く緩んだ

571mピークに
着いた 木々に囲
まれており、展望
の無いピークだっ


山名標識があり、
丸山の名が付いて
いた
そばには関電の長谷反射板が建っていたが、そこにも
展望は無かった
県境尾根歩きに移った 幅広の道で一気に易しいハイ
キングとなった
爆音が聞こえたかと思うと、オフロードバイクとすれ
違った バイクも走れる尾根道のようだった
前方に堂床山が見えてきた 易しい尾根歩きが続く その易しい道が堂床山が近づいて一気に急坂となった

(←)
山頂の直前まで急
坂が続いた

 (→)
  広々とした堂床山
  の山頂に着いた
山頂の二等三角点(点名・仁頃寺)を見る 少し遅れてパートナーが到着した ほぼ展望の無い山頂だったが、丸山は眺められた
もう少し展望を得たいと周囲を探ると、木々の隙間か
らながら南西に見えたのは大船山だった
大船山の右手に見えたのは、大船山の一つ手前の尾根
にある昼ヶ岳だった
南西には羽束山が見えていた

(←)
北東に横尾山と剣
尾山の並ぶ姿を見


 (→)
  山頂を別の角度か
  ら眺めた
堂床山での休憩を終えると、県境尾根を更に北へと歩
いた
易しい尾根道歩きが続くと思っていたのだが 易しい道は右に離れて、県境尾根には「変電所」の標
識が付いていた

県境尾根はヤブっ
ぽくなってしまっ
た 尾根道も細々
としたものだった

537mピークに
着いた そこから
は県境尾根を離れ
て北西へと地図の
破線路を辿ること
にした
(←)
始めに北西尾根を
辿ったのだが、そ
の北西尾根を歩き
過ぎてしまった

 (→)
  展望が現れて足下
  に猪名川変電所が
  見えていた
右上の写真に写る大野山を大きく見る 同じく高岳を大きく見る 西に見えていたのは昼ヶ岳と思えた
破線コースから離れたことに気付くと、適当に斜面を
トラバースして破線コースに出た
はっきりとしない尾根筋だったが、ヤブになることも
無く適当に下って行けた
無難に沢筋に下りてきた
沢筋には小径は見えず、沢に沿って北へと適当に歩いた 小さな小屋が現れると、その辺りから小径を辿れた 小径のままに北へと歩いて行った
樹林を抜け出して、開けた所に出てきた 歩くうちに前方に見えてきたのは県道602号線だっ
旭ヶ丘に向かうのだが、県道には出ず出来るだけ野道
を歩いた
シキミの花を見た 満開の梅の下を通った 鎌倉地区に入って県道602号線を歩くことになった
杉生交差点で県道12号線に入った 仁頃寺地区に入って漸く旭ヶ丘が見えてきた 野道に
出てから40分が経っていた
旭ヶ丘ニュータウンに入って、メイン道路沿いの歩道
をひたすら登った
ニュータウンの頂点まで標高差150mの登りだった 坂の頂点が近づいたとき、左手の高台に公園が作られていた 公園の北端に立つと、北西に向かって見事な展望が広がっていた

足下に広がる住宅
地の背後で堂々た
る姿を見せていた
のは大野山だった

ニュータウンの頂
点を越すと、駐車
地点まで僅かな距
離だった