TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
長水    ちょうずいさん 584.2m No.7 宍粟市
北山       きたやま 412.5m No.4
 
 
1/2.5万地図 : 山崎
 
【2015年9月】 2015-87(TAJI&HM)
 
    山崎大橋のそばより  2015 / 9

 2015年9月のシルバーウィークの最中、22日は朝から澄んだ青空が広がっていた。漸く秋らしさが出てきたと感じさせる空だった。この日は深夜の2時に旅行先から戻ってきたので、休養日にしようと考えていたのだが、天気があまりにも良すぎた。それを見て、休んでいるのが何とももったいなく思えてきた。そこで短時間で登れて展望も楽しめる山に向かうことにした。そして思い付いたのが長水山の宇野コースだった。国道29号線は宍粟市街に入ると少し混んで来たが、今宿北交差点で県道429号線に入ると、ごくスムーズに走れた。そして伊水小学校に着いてみると、看板が立っており、宇野コースは登山禁止になっていた。登山口辺りで堰堤工事が進められており、翌年の3月までかかるようだった。そうなるとコースを変えるまでだった。出来るだけ簡単に登りたかったので、主稜線までのアプローチが易しい法師ヶ谷林道コースに変更することにした。そこで少し戻って生谷の法師ヶ谷林道に入った。その林道を終点まで走ると、そこが登山口だった。登山口前には数台分の駐車スペースがあり、そこに駐車とした。そこからのハイキングの様子は、下の写真帳をご覧いただきたい。丸太の階段道を登って東屋に着くと、そこから稜線を北西に辿れば長水山だったが、近くの北山に立ちたくなった。そこで逆方向の東へと歩いた。そちらも丸太の階段道で、40mほど下り50mほど登り返した。着いた北山はすっかり樹林に囲まれており、四等三角点(点名・五十渡)がぽつんとあるだけだった。すぐに長水山に向かった。主稜線は基本的に緩やかで、歩くうちに周囲の緑が優しい風景になってきた。また展望も現れて、水剣山や宮山が眺められた。北山から長水山まではほぼ一時間だった。6年ぶりの山頂に立つと、風水害の跡は無くなっており、以前よりも展望が良くなっていた。水剣山がすっきりと眺められるだけでなく、那岐山の方向も良く見えていた。やはり快晴の日は展望の良い山に立つのが一番だと思った。山頂で30分ほど過ごすと、下山は往路を引き返して駐車場へと戻って行った。
(2015/10記)(2020/9改訂)
<登山日> 2015年9月22日 12:52林道終点登山口スタート/13:11東屋/13:24〜34北山/13:44東屋/14:35〜15:09長水山/15:56エンド。
(天気) 澄んだ青空が広がっており、白い雲が浮かんでいた。樹林の気温は23℃で、長水山山頂は24℃だった。空気はからっとして涼しかった。ほのかな風あり。視界は澄んでいた。長水山に立つ頃より薄雲が広がってきた。下山を終えたときは薄晴れの空になっていた。
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 林道を目指して車
 道を進むと、長水
 山の標識を見た

   分かれ道があり右
   に曲がれば北山直
   登コースだったが
   そこは直進した
法師ヶ谷林道の終点が登山口だった 手前の広
場に車を止めて歩き始めた
始めは植林の中を階段状の道が続いた 登山コースが標準コースと健脚コースとに分かれた 
この日は標準コースに向かった
標準コースは易しい道だった 左手から下町コースが合流した 階段の道が続く
一度緩むも、主尾根が近づいてまた階段を登った 階段を上り詰めると東屋が現れた 東屋は展望台となっていたが、展望はほぼ無かった
ごく僅かだが、南の方向に見えていたのは男鹿
島だった
東屋を離れると、先に北山に向かった 東へと
階段を下って行く
鞍部を過ぎてまた階段を登る 右手より別の道
が合流した

 北山の山頂までも
 階段だった


   北山の山頂に着い
   た 樹林にすっか
   り囲まれていた
展望は全く無かった 四等三角点(点名・五十渡)を見る 北山を離れて、漸く長水山に向かうことにした
鞍部からはすぐに東屋に向かわず巻き道に入った この日、二回目の東屋だった 尾根道は緩やかで優しげだった
林間広場に通じる道が左手から合流した 緑が美しかった 木漏れ日を受けながら尾根道を歩いた
北側の木々が空いたとき、宮山が眺められた 宮山の右手を見る
北北西に水剣山も見えてきた 黒尾山が頂を覗かせていた 黒尾山を大きく見る
優しげな尾根歩きを楽しむ 山頂が近づいて丸太の階段道を登る 前方に山頂を見る

 左手から宇野コ
 ースが合流した

 現在は、宇野コ
 ースへ下山は禁
 止だった
尾根を離れて巻く形で山頂に近づいた 前方に山頂直下に建つ住居が見えてきた 尾根へと近づく
「長水城本丸跡地」の石碑が現れた 鉄階段を登って、信徳寺の前に出る 更に石段を登った先が山頂だった

 長水山の山頂に立っ
 た

 災害の爪痕は消えて
 いた

 山頂からの展望は以
 前よりもずっと良く
 なっていた
水剣山の山頂を大きく見る 暁晴山を大きく見る 山頂の三等三角点(点名・蔦沢2)を見る

 山頂を離れて信
 徳寺まで下りて
 きた

 更に南に歩いて
 墓地の前に出た

 墓地の前も好展望
 地だった 北東か
 ら南東までを望む

 上の写真に写る明
 神山を大きく見る


   上の写真に写る葛
   城山を大きく見る

 北西遠くに見えて
 いたのは那岐連山
 だった


   更に南へと歩いて
   山頂部の東端に向
   かった

 東端は広場になっ
 ており、ベンチが
 置かれていた


   ここも好展望地だ
   った

 北西方向は木々が
 茂っていたが、後
 山が望めた


   後山の尾根を大き
   く見る
山頂を離れて下山に写る 下山は往路を引き返
した
また易しい尾根歩きだった 途中の小さなピークを越えて行く
この帰路では、尾根から北山が見えることに気付いた 少し雲が増えてきたようだった 雰囲気の良い尾根歩きを楽しんだ
主尾根を離れて、林道への近道に入った 階段道を下って植林地に入る 登山口が見えてきた