TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨編 
 
長水山    ちょうずいさん 584.2m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 山崎
 
【2019年11月】 No.10 2019-178(TAJI&HM)
 
    山崎町東下野より  2019 / 11

 何度か登っている長水山だったが、北からの五十波コースは歩いていなかった。理由は単に簡単過ぎると思ってのことだった。その五十波コースを登ることになったのは、ちょっとした思い付きからだった。
 2019年11月の最終日は、山崎町の最上山公園にもみじ狩りに出かけた。紅葉の盛りは終わっていると思われたが、残っている紅葉を楽しむためだった。この日の姫路の空は良く晴れていたが、宍粟市に向かうにつれて雲が増えてきた。どうやら冬の空に良くある、午前に雲が増えて午後から晴れるパターンのようだった。快晴の下でもみじ狩りを楽しみたかったので、最上山公園に向かう前に近くの山で昼までの時間をつぶすことにした。その近くで簡単に登れる山として思い付いたのが、長水山を五十波コースで登ることだった。山崎の市街地を抜けて国道29号線を北上すると、五十波交差点で左手に折れた。車道を進むうちに長水山の標識が現れて、すんなりと新谷林道に入った。その新谷林道の終点位置まで車を進めると、そこが五十波コースの登山口だった。そこは標高300mの位置で、数台分の駐車スペースがあった。そこからの登山道はごく普通の山道と言った佇まいで、ずっとつづら折れになっていたので易しく登って行けた。ただ周囲はずっと雑木林が続いており展望は良いとは言えなかった。淡々と登って行くと、登山口から30分ほどで山頂手前の庫裏の前に出た。そこから先はいつもの道なので、その様子は下の写真帳をご覧いただきたい。この日の視界は十分に澄んでおり、珍しく瀬戸の島々がはっきり見えていた。この長水山で過ごすうちに上空の雲は徐々に減ってきた。予想通り午後は快晴になりそうだった。山頂展望を十分に楽しむと、そそくさと登ってきた道を引き返した。
(2019/12記)
<登山日> 2019年11月30日 10:01新谷林道終点登山口スタート/10:36〜11:13山頂/11:37新谷林道登山口エンド。
(天気) 晴れてはいるものの雲の多い空だった。山頂の気温は7℃で、風はほとんど無し。視界は澄んでいた。
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新谷林道の終点が
五十波コースの登
山口だった 駐車
スペースもあった

小橋を渡って登山
道に入った
登山道はマイナーな雰囲気で始まった 鮮やかな紅葉を見た 緩やかな登山道だった
この感じの紅葉が多かった 石仏のそばを通った 登山道はつづら折れになっており、終始緩やかだった
カエデの紅葉を見る 東に展望が開けたときがあった 黄と赤の紅葉を見る
「井戸跡」の標識を見る 宇野・生谷コースが合流した 石垣が現れた その先が庫裏だった
庫裏のそばを通り過ぎると山頂は近かった 山頂手前の広場に出た 明るい空になっていた そばでキチョウがきれいに色付いていた
山頂へと鉄階段を登る 信徳寺の前に出た 信徳寺のそばを通って現れた石垣の上が山頂だった

山頂に着くとそこ
は水剣山の展望台
だった

水剣山を眺めた

右上の写真に写る
黒尾山を大きく見



山頂からは後山の
尾根も眺められた
雪を纏った船木山と後山を見る 上の写真の右手となる北東方向を見る
暁晴山はうっすらと雪化粧していた 宮山の左手後方に黒滝がちらりと見えていた 山頂を離れて広場へと戻った
広場は好展望地で、写真の通り北東から南東まで広く眺められた

(←)
この日は瀬戸の海
がはっきり見えて
いた

 (→)
  男鹿島を大きく見
  る

(←)
広場からは西の
展望が良くなっ
ていた

 (→)
  平谷深山を大き
  く見る

広場の先にもも
う一つ広場があ
り、そちらに向
かった

久々に南の広場に
立ってみると、そ
こも展望が良くな
っていた

南の広場に立って
南に広がる展望を
眺めた
遠くにうっすら見えていたのは小豆島だった 三濃山を大きく見る 白旗山の手前にSPring−8が見えていた

南広場からは当
然東の展望も良
かった

明神山を大きく
見る
下山は登ってきた道を引き返した 庫裏の前を通った 落ち葉を踏みながら下って行く
明るい空の下で黄葉の木を眺めた どんどん下って行く 登山口が見えてきた