◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <北但馬編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
瀧山 たきやま | 586.0m | 香美町 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 氷ノ山 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2024年10月】 | 2024-186(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
八井谷峠から続く尾根より 2024 / 10 |
「氷ノ山」の地図で八井谷峠を見ると、二つの三角点が目に付いた。一つは妙見山の近くにある964mピークで、地図には山名は無いものの高見山と呼ばれるピークである。もう一つは八井谷峠を挟んで西側のピークとなる586mピークで、こちらも地図には山名は付いていなかった。その三角点の点の記を覗いてみると、点名は瀧山とあり、別称としても瀧山と記されていた。その瀧山の名に興味を持って訪れることにした。 向かったのは2024年10月の第四金曜日のこと。午前は曇りの予想通りに、但馬の空は曇っていた。八井谷峠へは但馬トンネルの北口近くから向かうことにした。但馬トンネルを抜けると、すぐに左手に分かれた枝道に入った。峠に通じる林道に合流したまでは良かったが、林道にススキが被さるように茂っていたため、但馬トンネルの北口に近い位置に車を止めた。そこは二台分ほどの駐車スペースがあった。林道は始め舗装路だったが、程なく砂利道に変わった。その砂利道で峠に近づいた。峠に着くと特に目印は無かったので、適当に西側の斜面に取り付いた。急斜面を足下に注意しながら登って尾根に出た。その先は緩やかな尾根だった。623mピークを越して更に西へと歩いた。はっきりとした尾根道は無いものの、木々は疎らだったので歩き難さは無かった。尾根の木々は始めは植林地で、途中からは自然林が主体に替わってきた。ほぼ展望の無いままの尾根歩きだったが、木々が密になることは無くスムーズに歩けた。また尾根の雰囲気は悪くなかった。その尾根には分岐が多くあり、そのためGPSでその都度位置を確認しながら正しい尾根を進んだ。山頂まで300mほどとなって、漸く木々を通して山頂が見えてきた。その山頂へと回り込むようにして近づいた。そして展望を得ぬままに山頂到着となった。山頂も木々に囲まれており、展望は無かった。ぽつんと三等三角点(点名・瀧山)を見るだけで、瀧山の名に値する風情は微塵も感じられなかった。30分少々の休憩を済ませると、下山は歩いてきたルートを忠実に辿って戻った。往路以上にGPSを慎重に見てだった。それでも一度別の尾根に紛れ込みそうになった。八井谷峠に戻ってくると、後は林道を戻るのみ。それにしてもほぼ展望を得ぬままに終わってしまったのは残念だった。 (2024/11記) |
<登山日> | 2024年10月25日 | 9:34但馬トンネルの北口に近い位置よりスタート/9:52八井谷峠/10:22[623m]ピーク/10:52〜11:26山頂/12:22八井谷峠/12:38駐車地点エンド。 | |
(天気) | ほぼ曇り空。山頂の気温は15℃。風はほとんど無し。視界は悪くなかった。 | ||
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