TAJIHM の 兵庫の山めぐり <摂津編 
 
鳥飼山    とりがいやま 528m
 
昼ヶ岳    ひるがたけ 595m
 
 
1/2.5万地図 : 木津 三田市・猪名川町
 
【2021年3月】 21-39(TAJI&HM)
 
   《鳥飼山》 西麓の波豆川そばより  2021 / 3 《昼ヶ岳》 堂床山の北尾根より  2021 / 3

 鳥飼山から昼ヶ岳まで歩こうと向かったのは堂床山登山の翌日だった。その尾根は大船山の尾根とは対峙しており、その間を流れる波豆川沿いに駐車地点を求めたが、以前に訪れた大船山登山のときと同様に三田アスレチックの有料駐車場ぐらいしか空き地が無かった。そこで鳥飼山登山口に通じる林道入口まで車を走らせると、その入口近くに駐車出来そうなスペースを見たので、そこに駐車とした。林道入口には鎖が張られており、それを跨いで登山開始とした。林道は東へと上り坂になっており、ほぼ舗装路だった。その林道を峠の位置まで歩くとそこに登山口標識を見たが、それは同じ尾根上でも峠からは南に位置する高畑山、広照寺山への登山口標識だった。鳥飼山の登山口はと辺りを見ると、峠を越して少し東へと下がった位置に鳥飼山、昼ヶ岳の登山口標識を見た。登山道に入って尾根の方向へと歩くと数分で尾根に着いた。後は尾根なりに歩いて行くことになった。460mほどのピークに出てからは西へと歩き、鳥飼山が近づいて急坂となった。急坂を登りきって鳥飼山の山頂に立ったときは、登山口から27分が経っていた。その山頂からは西の大船山がすっきりと眺められた。但し見えていたのは大船山だけだった。それでは物足りないと手頃な木に登ってみると、大船山の右手もすっきりと見えて、これから向かう昼ヶ岳の尾根も望めた。別の木に登ると、前日に登った堂床山、丸山の並ぶ姿も眺められた。鳥飼山からは北へと尾根を歩くが、いわゆる道なりだった。歩く分には良い感じで歩けたが、展望は無かった。見えたとしても大船山ぐらいだった。中間点の554mピークを越して昼ヶ岳へと近づいて行くと、590mピーク(昼ヶ岳南峰)の位置で昼ヶ岳(昼ヶ岳北峰)へは北西に向かうのだが、そこを直進してしまった。そしてすぐに現れたのが反射板だった。そこが予期せず素晴らしい展望地で、北から東、南へと遮るもののない展望が広がっていた。その風景を眺めながら昼休憩とした。昼食を済ませると改めて昼ヶ岳を目指した。昼ヶ岳は少し距離があったが、反射板の位置から17分で山頂到着となった。昼ヶ岳の展望は良くないものの、鳥飼山と同様に大船山は眺められた。昼ヶ岳では気温は18℃まで上がっており、その陽気に誘われて久々に山上での昼寝を楽しんだ。尾根歩きは昼ヶ岳までとして下山に移った。昼ヶ岳からの下山コースは無かったが、西の谷筋には林道があり、そこまでは僅かな距離だった。そこで山頂を離れると林道を目指して西の斜面に入った。その斜面はけっこう適当に下れて、下るうちに支尾根を辿れるようになった。そしてごく無難に林道に下り着いた。後は林道を歩いて南へと向かうだけだった。林道を15分ほど歩くと波豆川地区最奥の家が見えてきた。その辺りから左手は畑地の風景となり、その背後にこの日歩いた尾根が見えてきた。その尾根できれいな三角錐の姿をしているのが鳥飼山だった。その鳥飼山を見ながら今少し歩くと、見覚えのある車が見えてきた。そこが駐車地点だった。後はショートカットで野道を歩いて駐車地点に近づいた。
(2021/5記)
<登山日> 2021年3月11日 9:57林道入口近くに駐車してスタート/10:13鳥飼山登山口/10:40〜11:14鳥飼山/12:07〜30反射板(昼ヶ岳南峰)/12:49〜13:13昼ヶ岳/13:35林道に下り着く/14:00駐車地点エンド。
(天気) 終日快晴で、雲は無かった。鳥飼山の気温は15℃。風は弱く吹くのみで、冷たさは無かった。昼ヶ岳では気温は18℃まで上がっていた。視界は良かった。
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鳥飼山の南を走る
林道の入口を見る

その近くに駐車出
来るスペースを見
たので、そこに駐
車をした

林道の入口には鎖
が張られており、
注意書きが付いて
いた
鎖を越えて、舗装林道を歩き出した 始めは沢沿いを歩いた 左手に堰堤を見た 林道は土道になることもあったが、概ね舗装路だった
峠が近づくと、石仏を見た 峠に着いた 宝塚市と三田市の境界だった 峠に高畑山の登山口を見た 南の尾根だった
少し宝塚市側に入って鳥飼山の登山口標識を見た 標識の位置から少し離れて登山道が始まっていた 少しヤブっぽい登山道を北へと歩いた
登るうちにスムーズに歩けた 三田市と猪名川町の境界尾根に入って、前方に鳥飼山を見た 鳥飼山へと西に向かって歩いた ほぼ展望の無い尾根だった

鳥飼山が近づいて
やや急坂となった

鳥飼山の山頂に着
いた

開けてはいたが展
望は少なかった

(←)
山頂からは大船山
がすっきりと眺め
られた

 (→)
  木に登ってみると
  大船山の右手も眺
  められた

右上の写真に写る
千丈寺山を大きく
見る

同じく峯ヶ畑を大
きく見る

木に登って北の方
向を見ると、鳥ヶ
岳の本峰までは見
えなかった

左の写真に写る三
国ヶ嶽を大きく見


他の山も眺めたく
別の木に登って東
の方向を眺めた

左の写真に写る堂
床山を大きく見る
北東方向を見ると、横尾山と剣尾山の並ぶ姿を見る 木々の隙間からながら南西方向に羽束山を見た 鳥飼山には三角点は無く、手作りの山名標識を見る
鳥飼山を離れると、北へと向かった 暫くは緩やかな尾根歩きだった 中間ピークが近づいて急坂を登るようになった

後ろを振り返って
鳥飼う飼山を見た

東の山並みを見る
ことがあった
中間ピーク(520mピーク)に着いた 554mピークまで来ると、昼ヶ岳南方が眺められた 緩やかな登りで南峰に近づいた
少し登山コースから離れたとき前方が開けてきた 反射板の前に出た その反射板の一角は素晴らしい展望地だった
北東から南東まで遮るものの無い展望が広がっていた
上の写真に写る剣尾山の辺りを少し大きく見る 剣尾山を大きく見る

(←)
堂床山の方向を眺
めた

 (→)
  丸山の背後に見え
  ていたのは鴻応山
  のようだった

上の写真に写る妙
見山を大きく見る

立つ位置を変える
と、南に大峰山を
見た
コースに戻ると、そこが昼ヶ岳南峰を示す標識を見た 昼ヶ岳へは緩やかな尾根歩きだった 前方に昼ヶ岳山頂を見る
途中、ヤブっぽい所もあった 昼ヶ岳の山頂が近づくと、やや急坂となった ロープを掴んで登って行く

昼ヶ岳の山頂に着
いた 鳥飼山と同
様に展望の少ない
山頂だった

鳥飼山と同様に三
角点は無く、手作
りの山名標識を見
るだけだった

展望も鳥飼山と同
じく良く見えてい
たのは大船山だっ


改めて大船山を眺
めた
上の写真に写る六甲最高峰を大きく見る 下山は西斜面を適当に下って林道に出ることにした 斜面を下るうちに、小さな尾根を伝うようになった
概ね歩き易かったが、倒木に塞がれることもあった 谷筋に下り着いて小径に出会った 南へと歩いて行く 次第に道幅は広くなってきた
左手は沢だった はっきりと林道を歩くようになった 樹林帯を抜け出ると、左手は畑地となった
前方に集落が見えてきた 民家が見えてくると、林道入口には鎖が張られていた 集落の道となったとき左手に見えたのは鳥飼山だった

左が開けてくると
この日に歩いた尾
根が眺められた

駐車地点が見えて
おり、ショートカ
ットで近づいた