TAJIHM の 兵庫の山めぐり <淡路 
 
諭鶴羽山    ゆづるはさん 608.0m 南あわじ市
 
1/2.5万地図 : 諭鶴羽山
 
【2018年12月】 No.4 2018-170(TAJI&HM)
 
    南あわじ市志知口より  2018 / 12

2018年は12月に入って8日に淡路島の山を二つ登ったのだが、まだ登りたい山があって28日に再度明石海峡大橋を渡った。ところがその大橋を渡っているときに、カメラを忘れてきたことに気付いた。もう取りに帰ることも出来ず、思案した末スマホのカメラ機能を使って撮影することにした。但し、この日に登る予定だった山に対しての気持ちが消えてしまっていた。そこで気落ちした気持ちでも登れる易しい山はないかと考えて思いついたのが、諭鶴羽山を諭鶴羽ダム側から始まる裏参道(諭鶴羽古道)で登ることだった。何度か登っている諭鶴羽山だったが、裏参道コースはパートナーがまだ歩いていなかったことも選んだ理由の一つだった。諭鶴羽ダム湖に着くと登山口まで車を進めて、登山口そばの空き地に車を止めた。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。始めこそ植林地の斜面を登ってであまり風情は無かったが、道が緩やかになると常緑樹林に囲まれることになり、優しい風景の中を歩けた。それが山頂手前まで続いた。山頂手前に電波塔があり、そこからは車道歩きとなったが、すぐに車道を離れて一登りした所が山頂だった。山頂に着いて身を切られるような冷たい風を一気に受けることになった。のどかな気分は吹っ飛んでしまったが、それでも視界は良いとあって冷たい風を我慢しながら展望を楽しんだ。そして下山は往路を引き返して、再び優しげな自然林に包まれた。
(2019/2記)
<登山日> 2018年12月28日 12:13諭鶴羽ダム登山口スタート/12:26神倉神社/13:09山頂まで700m地点/13:19〜38山頂/14:22神倉神社/14:31エンド。
(天気) 黒い雲が北から絶えず流れてきていた。その黒い雲の切れ目に青空を見た。気温は低く、登山口で3℃ほど、山頂では1℃まで下がっていた。その山頂では身を切られるような冷たい風を受けた。しかも強い風だった。視界は澄んでいた。北の方向は雨が降っているのか所々でうっすら煙っていた。山頂では陽射しを受けることがあり、そのときはほのかな暖かさを感じた。
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雲が広がっていたため、諭鶴羽ダム湖は薄暗かった 諭鶴羽古道に入った 10年ぶりだった 登山口の標識を見る
始めに植林地を登って行く やや急坂で尾根に近づいた 尾根歩きに変わると、辺りは常緑樹林帯となった
神倉神社は取り壊されていた 代わりに小さな祠として立て直されていた 木々の隙間から諭鶴羽ダム湖を見る
諭鶴羽古道は、ごく歩き易い道だった 登山道の一部は石ころが多かったが気にならなかった 歩くほどに古道らしく落ち着いた雰囲気となった
登山道には石仏がおかれており、これは十四丁だった いつしか青空が見られるようになっていた 十五丁の丁石地蔵のそばを通った
尾根の雰囲気を味わいながらのんびりと歩いた 山頂まで700mとなって少し傾斜が増してきた 山頂まで200mとなったが、まだ樹林の中だった
諭鶴羽中継局の前に出た 中継局からは車道歩きとなった 車道を離れて山頂への道に入ると、すぐに山頂だった
電波塔のそばから大阪湾の方向を眺めた 北東に広がる山並みを眺めた

(←)
山頂より北の空を
見ると、すっかり
暗かった

  (→)
   東の方向に柏原
   山を見た

鳴門海峡の方向
を眺めた そち
らは少し晴れて
いるようだった

神戸市街の方向は
雨が降っているの
か煙っていた
山頂の近くにある電波塔まで歩くことにした 幅広の登山道を緩やかに下った NTTの大きな電波塔の前に出た
すぐに山頂に戻った 山頂で休憩を終えると、往路を戻った ナルトサワギクが有害植物と書かれていた
また常緑樹林に包まれて登山道を歩いた 前方に諭鶴羽ダム湖が見えてきた 神倉神社のそばまで戻ってきた
コースを少し離れて牛内ダム湖を眺めた 登山口が見えてきた 諭鶴羽ダムを眺めた