TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨 
 
薬師峰    やくしみね 616.1m No.6 福崎町・姫路市
 
そうびろ山 538.2m No.2 福崎町
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2021年2月】 2021-29(TAJI&HM)
 
    福崎町福田より  2021 / 3

 薬師峰へのコースとして地獄鎌尾根コースも気に入っているが、野外活動センターに近い位置から始まる東尾根コースも気に入っている。その東尾根コースを久々に登ろうと向かったのは2021年2月の第三土曜日のことだった。この日は薬師峰にそうびろ山を組み合わせて周回で歩く考えだったので、駐車地点は野外活動センターそばの七種山登山者用駐車場に止めることにした。その駐車場には数台が止まっているだけではと考えていたのだが、着いてみるとほぼ満車状態だった。どうやら七種山をグループが登っているのではと思われた。こちらは薬師峰を目指すので、遭遇することは無さそうだった。駐車場を離れて北へと車道を歩いて行くと、7分ほどで薬師峰の標識が現れて、そこから分かれる林道に入った。その林道も数分歩くだけで登山口が現れて、東尾根の登山道へと入った。この登山道は適度な傾斜があってしっかり登れることと、その雰囲気の良さで気に入っている登山道の一つだった。急坂ばかりでなく尾根の緩むこともあり、メリハリもあった。軽く汗をかきながら休まず登って行くと、登山口から50分でそうびろ山へと通じる尾根コースが左手に分かれた。その分岐点には幾つか標識があり、薬師峰山頂まで10分と書かれたものもあった。その標識通りにおおよそ10分で薬師峰山頂に到着した。山頂そばに小さな祠があり、狭い範囲で開けている山頂の佇まいは以前と変わりなかったが、北側の視界を塞いでいた木々が少し伐られたようで、北の方向の展望が良くなっていた。七種山から七種槍まですっきりと眺められた。逆に南にに見えていたそうびろ山は木々の生長で見え難くなっていた。その薬師峰の山頂で早めの昼食を済ませると、そうびろ山に向かった。登ってきた東尾根を少し引き返して分岐点から南尾根に入った。分岐点の標識には「マニヤ向き・道迷い注意」と書かれていたが、はっきりとした尾根道がある上に目印テープも点々とあり、無難に歩いて行けた。やや急坂を下って鞍部に出ると、その先は緩やかな上り坂となって490mピークに着いた。そこも分岐点で南に向かえば板坂集落または三枝草集落に出られるようだった。そこからは東の尾根に入ってそうびろ山に向かった。緩やかに下って緩やかに登り返す。相変わらず無理なく歩けて、そうびろ山山頂に到着となった。そこに四等三角点(点名・そうびろ山)を見た。少し雑然とした山頂だったが、北に堂々とした姿の薬師峰が見えていた。そこからは北東尾根を下って田口大池のそばに出る考えだった。少々ヤブコギをしながら適当に下ることになると思っていたのだが、その北東尾根にも細々とながら尾根道があり、目印テープも付いていた。一部で急坂があったが、そこはロープが張られていた。麓が近づいたとき、そのまま進めばヤブコギになるとの注意書きが現れたので、それに従って右手の方向に逸れるようにして下って行くと、ごくスムーズに田口大池のそばに出た。そこから駐車地点までは僅かな距離だった。
(2021/3記)
<登山日> 2021年2月20日 10:00七種山登山者用駐車場スタート/10:09東尾根コース登山口/11:07〜33薬師峰/12:25〜36そうびろ山/13:18車道に出る/13:22駐車場エンド。
(天気) 始めは雲の多い空だったが、登るうちに雲は減ってきた。薬師峰の山頂に立ったときは快晴になっていた。山頂の気温は9℃。風が強く冷たかった。視界は少しうっすらとしていた。そうびろ山では気温は13℃まで上がっていた。少しずつ薄雲が広がってきた。
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七種山登山者用駐車場はほぼ満車状態だった この日
の七種山登山者は多いようだった
近くに見えて居たのは福崎町青少年野外活動センチャ
ーだった
始めに七種山の方向へと歩いた

「峰の薬師」の標
識が現れて、左手
の林道に入った

林道に入ると、す
ぐに登山口標識が
見えてきた

登山口に入った

こちらの標識は
「薬師峰登山口」
だった

登山道は少しきつ
めの傾斜で始まっ
たため、しっかり
登ることになった
シダの茂る所が現れたが、登山道ははっきりしていた 山頂が見えてきた 上空は雲が広がっていた 中腹辺りは緩やかな道だった
尾根の雰囲気は悪くなかった 岩場を登るようになった 左手にそうびろ山コースが分かれた
程なく展望地が現れた 七種槍と笠形山が眺められた 山頂の手前は緩やかになっていた
山頂直前は、また急坂になった 山頂に立つ直前に、石仏が置かれた祠を見る 石仏を見ると「前之庄村」の文字を見た

(←)
薬師峰の山頂に着
いた 5年ぶりだ
った

 (→)
  山頂の二等三角点
  (点名・薬師峯)
  を見る

(←)
北を見ると、少し
木が伐られたのか
展望が良くなって
いた

 (→)
  大中山を少し大き
  く見る
 
七種山の左手背後を見ると、雪彦山の尾根が眺められた 三辻山の辺りを少し大きく見る
そうびろ山は見えなくなってきていた 薬師峰での休憩を終えると、往路を戻った そうびろ山コースの分岐点に戻ってきた
コースは「マニア向き・道迷い注意」となっていたが 始めの急坂には、しっかりロープが張られていた 目印テープも点々と付いていた
はっきりとした尾根道を歩いて行く 途中の小さなピークで暫時足を止めた その小ピークに図根三角点を見た

振り返ると、薬師
峰が仰ぐように眺
められた

明神山もちらりと
見えていた
尾根歩きを続ける 前方に見えるのは490mピーク
だった
490mピークが間近となった 490mピークに着いて、そうびろ山コースと板坂・
三枝草コースに分かれた
そうびろ山コースに入った 道ははっきりしていた 前方にそうびろ山を見る そうびろ山への上り坂に入った
そうびろ山の山頂が近づいて、岩を見るようになった そうびろ山の山頂に着いた 山頂らしさは少しは感じられた
四等三角点(点名・そうびろ山)を見る 薬師峰が堂々とした姿で眺められた 下山は北東尾根に入った 細々と小径が続いていた
木々の隙間から前方に見たのは七種槍だった この尾根にも目印テープは付いていた 尾根の傾斜が増してくると、ロープが張られていた
足下に見えてきたのは田口大池だった このまま田口大池へと真っ直ぐ下って行くと思ったが この標識が現れて、尾根筋から離れることになった
遠回りコースに入ると、ロープが張られていた 山裾が近づいて植林地に入った 田口大池のそばに下りてきた
登山口に標識は無かった 田口大池のそばに立った 上空は曇り空に変わっていた 車道を歩き出すと、すぐに駐車場が見えてきた