TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波編
 
黒頭峰    くろずほう 620.3m 丹波市・丹波篠山市
夏栗山    なつぐりやま 600m 丹波篠山市
 
1/2.5万地図  宮田
 
【1996年1月】 No.1 1996-06(TAJI&HM)
 
    三尾山より  2015 / 4

 西紀町に入って佐仲ダムの下にあった空き地に駐車とした。往路は始めに佐仲ダム湖の湖岸路を回って、黒頭峰へと向かう林道を歩いた。林道は10〜20cmの雪に覆われており、そのため歩度は遅かった。林道が終わっても沢沿いを歩いて黒頭峰に向かった。登山道はあるはずだったが、積雪のためにはっきりしていなかった。途中から尾根に出ると、そこに山頂方向に向かえそうな小径を見たのでそれを辿った。黒頭峰の山頂に着くと、そこは雑木に囲まれており展望は良くなかった。北側の木々の隙間から三尾山が認められる程度だった。 そこですぐに夏栗山へと向かった。概ね登山道が分かって、それを歩いた。前方に夏栗山が見えていたのでコースを外れることは無かった。黒頭峰の展望が今ひとつだったこともあって夏栗山には期待していなかったのだが、山頂が近づくにつれどんどん展望が良くなってきた。山頂の南側は広く伐採されており、そこに植えられた植林の若木もまだまだ小さかった。しかも山頂には2メートルほどの高さの展望台が作られており更なる展望が得られることになった。この予想外の展望には大いに驚いたし、うれしかった。正面に大きく見えるのは白髪岳で、南東に北摂の山々、西には千ヶ峰を中心とする山並みが広がっていた。しかもクリアな視界だった。展望台の上は一層暖かさで、Tシャツ1枚になって陽射しを受けながらこの展望を大いに楽しんだ。下山は佐仲ダムの西側に通じる登山道を歩いた。この尾根道は遊歩道のように歩き易い道で、難なく下って行けた。
(2003/3記)(2018/5改訂)
<登山日> 1996年1月13日 9:23スタート/10:55〜11:05黒頭峰/11: 40〜13:30夏栗山/14:20エンド。
(天気) 快晴。澄み切った青空で、西の空に僅かに雲が見えるのみ。日陰こそ寒いものの陽射しは強く、陽に当たっていると快適な暖かさだった。僅かな風も暖かかった。下山頃より西の方から薄雲 が広がり出した。積雪はどちらの山も10センチ程度だった。
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夏栗山に着いて
黒頭峰の方向を
見る

山頂の展望台に立
って南の大展望に
望んだ

上の写真に写る千
ヶ峰の尾根を大き
く見る

松尾山と白髪岳の
並ぶ姿を大きく見


西光寺山の方向
を大きく見る

白髪岳の左手、南
の方向を大きく見


飯森山の左手に
は笠形山も望め


黒頭峰の右手に見
えた白い山は粟鹿
山だった

山頂から西へと下
山路を辿り出すと
三岳がはっきりと
姿を見せてくれた


左の写真に写る三
嶽を大きく見る

下山時に北に三尾山
を見る