TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波 
 
黒頭峰    くろづほう 620.3m 丹波市・丹波篠山市
夏栗山    なつぐりやま 600m 丹波篠山市
 
1/2.5万地図 : 宮田
 
【2018年5月】 No.2 2018-63(TAJI)
 
    丹波篠山市大山新より  2018 / 5

 夏栗山と黒頭峰は低山ながら比較的遠くからでも二つの山が並ぶ姿を眺められて、丹波にあっては認知度は高い山と言えそうだった。その夏栗山と黒頭峰には1996年の1月に登っていたのだが、20年以上も経ってしまうとどうも印象が薄れてしまった。そこで登山の記憶を呼び覚ましたく再訪することにした。
 向かったのは2018年の五月連休の一日で、朝から雲一つ見られない快晴の日だった。コースとしては長く歩くつもりは無く、オーソドックスに南麓の高蔵寺からのコースとした。その高蔵寺の駐車場に着いたのは9時半過ぎだったが、広い駐車場には他に一台を見るだけだった。車から出ると風は強いものの空気は爽やかで、まさに登山日和だった。寺の中を車道が通っており、北へと歩いて寺域を抜けると害獣避けゲートが現れた。それを抜けると標識が現れたものの方向が示されていなかった。そこで夏栗山に向かうべく右手の道に入った。少し進むと斜面を登るようになり、「夏栗山登山道」の標識を点々と見た。周囲は植林が主体ながら自然林も見られて、その新緑がまぶしかった。道なりに登って行くと黒頭峰と夏栗山との分岐点に着いた。そこまでゲートから37分だった。夏栗山に向かって行くと、左手の木々の隙間から黒頭峰の姿を見るときがあった。そのうちに緩やかな尾根を辿るようになり、分岐点から9分で夏栗山の山頂に着いた。そこには以前のままに展望台が建っていたが、南側の植林が生長してしまい、展望はほぼ無くなっていた。白髪岳の頂をちらりと見るだけだった。そこで展望台を下りて手頃な木の一つに登ってみた。4メートルほど登ると南の方向が開けて、白髪岳の姿がはっきりと望めた。その左手手前には篠山市街が広がっていた。展望を楽しむと木から下りて山頂を今少し東へと歩いた。すぐに現れたのは石仏で、それを見たことで夏栗山を離れることにした。登山道を引き返して夏栗山と黒頭峰との分岐点まで戻ってきたのは良かったが、そこで黒頭峰の方向を誤って尾根なりに北へと歩いてしまった。すぐに誤りに気付いて分岐点に戻って来ると、黒頭峰を目指して西斜面に入った。始め尾根筋は分からなかったが、少し下るとはっきりとした尾根を歩くようになり、黒頭峰の標識を見るようになった。鞍部を通過して上り坂に入ると、周囲はすっかり植林地となった。登るほどに道は不確かになったが、ただ高い方向へと登るだけなので適当に登って行くと、尾根が緩くなって再び標識を見るようになった。そして黒頭峰の山頂に到着した。そこには二等三角点(点名・黒頭山)が置かれており、少しだが北の方向に展望があって近くの三尾山や妙高山が望めた。その黒頭峰で昼休憩とした。休憩を終えると後は下山だったが、下山は最短コースで高蔵寺に戻ることにした。歩いて来た道を引き返して鞍部まで下りると、そこからは南へと向かった。そちらへも登山道があり、辿るうちに尾根を下るようになった。その尾根の途中には小さなピークもあったが、かまわず南へと最後まで下ると林道に出ることになった。そこは朝に通過したゲートのそばだった。後はゲートを通って高蔵寺の境内に入り、駐車地点へと戻って行った。
(2018 / 5記)
<登山日> 2018年5月4日 9:39高蔵寺駐車場スタート/9:46ゲート/10:23黒頭峰コース分岐点/10:32〜55夏栗山/11:02黒頭峰コース分岐点/11:33〜57黒頭峰/12:33ゲート/12:42エンド。
(天気) 快晴。雲はほとんど見られなかった。夏栗山の山頂は気温13℃で風が強かった。視界はまずまず良かった。黒頭峰に着く頃には雲が出てきていた。気温は17℃で風は相変わらず強かった。下山を終える頃には雲はどんどん増えていた。
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高倉集落への道に入ると、正面に夏栗山を見た 高蔵寺の駐車場に着くと北に見えたのは黒頭峰だった 車道を北へと歩き出すと、阿弥陀堂のそばを通った
奥へと歩いて行くと、本堂が見えてきた 寺域が終わると、ゲートを抜けることになった 登山口標識を見る 実はその先の尾根がコースだったが

(←)
ゲートの先の林道
を夏栗山の方向に
 歩いた

 (→)
  林道はすぐに終わ
  って小橋を渡るこ
  とになった
山道に入ると、植林地の斜面を登った 北東方向へと登って行く 登山道標識を点々と見みた
周囲が自然林になると、今まさに新緑の盛りだった 植林と自然林が混じったりした 大ヶ谷(409mピーク)への標識が現れた
また周囲は植林地となった 大ヶ谷への道が分かれた 夏栗山へと向かう その辺りの地形は複雑なようで尾根を歩く感じもあれば
トラバース道になることもあった 左手に木々の隙間から見えたのは黒頭峰だった 分岐点に着いた 夏栗山まで325mだった
(←)
尾根筋を歩いて夏
栗山の山頂へ

 (→)
  展望台の建つ山頂
  に着くと、南面側
  の植林はすっかり
  育ってしまってい
  た
展望台に上がってみたが 白髪岳と松尾山の山頂がちらりと見えるだけだった むしろ周囲の新緑に目を奪われた

(←)
展望台を下りると
近くの木に登って
展望を得た

 (→)
  松尾山と白髪岳の
  並ぶ姿を大きく見
  る

山頂の東側は植
林が広がってい


その植林地に夏栗
山観音菩薩が置か
れていた
夏栗山の山頂を離れて、歩いてきた道を引き返した 木々を通して黒頭峰が見えていた 分岐点に戻ってきたとき、尾根なりに北へと歩いてし
まった
途中で方向違いに気付き、軌道修正して黒頭峰に通じ
る尾根に出た
歩くほどに尾根ははっきりとして、痩せ尾根状になっ
た所も現れた
標識も見るようになった
北から佐仲峠コースが合流した 植林地の斜面を登るようになった 植林地に替わって自然林の中を登る
ヤマツツジの花を見た 山頂が近づくと尾根は緩くなった 別の佐仲峠からの道が合流した そこを山頂としていたが

(←)
すぐに三角点の位置
に着いた どう見て
もそこが山頂らしさ
があった

  (→)
  二等三角点(点名・
  黒頭山)を見る

展望は北側に少
しあるだけだっ


左の写真に写る三
尾山を良く見る
山頂を別の角度から眺めた 樹林が囲んで展望は無か
った
下山は登ってきた道を引き返した 山頂標識の前を通
った
下山は目印テープを追って下った
前方に三嶽を見るときがあった 植林地の急斜面を下るようになった 登山道に出会うと左手が高蔵寺となっていたが
地図を見て右手が高蔵寺への近道と思えたため、そち
らに進んだ
はっきりとした尾根を下るようになった 南の方向にあ
る高蔵寺に通じる尾根だった
昭和53年にここで大山小学校の卒業生の手で植林が
行われたようだった
尾根道はずっと続いた 朝に歩いた林道に下り着いた 目の前がゲートだった ゲートを通って高蔵寺に入った
本堂の前を通った 新緑の境内を抜けて行く 駐車場に着いて山門を見る 上空は急速に曇ってきた