TAJIHM の 兵庫の山めぐり <摂津 
 
大船山    おおふなやま 653.1m 三田市
 
1/2.5万地図 : 木津
 
【1999年7月】 No.1 1999-44(TAJI&HM)
 
    宰相ヶ岳より  2007 / 1

 地図では「大船山」と記されているが、地元では「大舟山」と書かれている。前日は有馬温泉で慰安旅行があったため、パートナーに有馬温泉まで迎えに来てもらってから大船山に向かった。三田市十倉に着くと、公民館らしい建物が見えたので、その庭に車を止めさせていただいた。スタートして暫くは、ほぼ平坦路の林道を歩いて行った。三つの池を過ぎて、漸く登山道となった。雨天時は沢になるのか、土が洗い流されて石ころだらけになっている登山道を登って行く。その辺りは少し歩き難かったが、 途中から土道となって歩き易くなってきた。傾斜は緩く道幅も適度で気軽に登って行けた。ただ周囲は植林を混じえたやや薄暗い樹林で、終始展望は無かった。東からの道が合流する峠に着いて南へと向かうと、緩やかに尾根を登るようになった。程なく南からの道が合流すると、漸く傾斜はきつくなった。そこを登り切ったところが頂上だった。1時間とかからず着いてしまった。中央に小さな祠がある頂上は平らになっており、狭いながらも休むには十分な所だった。またベンチも置かれていた。展望は一部喬木に邪魔されていたものの、まずまずあった。モヤで遠方は全く見えないものの、 南西の羽束山や東の尾根などがうすぼんやりと眺められた。頂上部が平らになった羽束山の山容がユニークに思えた。休憩に適した山頂だったため少し昼寝を試みたが、生憎の蒸し暑さで十分には楽しめなかった。なお山頂にはノジトラノオがひっそりと咲いていた。下山は登りと同じルートで戻った。下り着いた麓の溜め池の土手で、季節外れのワラビの新芽を見たので、少しばかりワラビ採りを楽しんだ。ちょっと細いワラビだったが、一食分程度は採ることが出来た。
(2003/5記)(2012/11改訂)(2021/2写真改訂)
<登山日> 1999年7月17日 11:00スタート/11:26峠/11:54〜13:23山頂/13: 39峠/14:12エンド。
(天気) 曇りと言うか高曇りのどんよりとした空だった。モヤがきつく、遠方はほとんど見えていなかった。気温はさほど高くはなかったが、湿度が高くて蒸し暑さがあった。風はほとんど無く、吹いてきたときでも少し涼しいと感じる程度だった。
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山頂に立って、南西方向を見る 左の写真の烏ヶ岳を大きく見る

上の写真の羽束山
を大きく見る

南東に見えていた
のは寺山だった