TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
明神山    みょうじんさん 667.8m 姫路市夢前町
 
<登頂断念>
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2014年8月】 No.9 2014-78(TAJI&HM)
 
    岩屋池より  2014 / 8

 2014年の8月は雨が多く、近所のごく簡単な山ばかり登っていた。そこで今週こそはしっかりと登れる山に向かいたいと考えたのは、第四週目に入ったときだった。その週末で山に向かえるのは日曜日のみだったが、その日曜日が近づくと、また雨の予想となった。ただ雨は午後からの予想だったので、午前だけでもしっかりと登れる山に向かいたいと考えて、思い付いたのが明神山のAコースだった。
 その日曜日の朝はどんよりとした曇り空で迎えた。「夢さきぬくもりの森」の駐車場に着くと、いっそうどんよりとしていた。天気予報を信じて、午前中の雨は無いと願いながら歩き始めた。そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたいが、途中まではAコースの面白さを十分に楽しんだ。岩場が多くあり展望も悪くなく、ハイキングコースとしてなかなか優秀ではと思えた。但し蒸し暑い中を登って行くため、途中からバテ気味になってきた。そのため大黒岩で一休み、マンモスの背で一休みと、何回か休憩を取りながら登った。明神山は始めはガスに山頂を隠されていたが、登るうちにガスは消えて、山頂が望めるようになった。そして六合目を過ぎて、これなら山頂に立つまで雨の心配は無さそうだと思えたときだった。一気に雨が降ってきた。それもけっこう強い降り方で、あわてて雨具を着込んだり、カメラをしまったりした。この雨を見て山頂に立つ気は無くなり、七合目に着いてBコースに合流すると、Bコースで下山とした。そのBコースだが、強い雨の中を下るとあって、登山道は水の流れになっている所があり、けっこう足下に注意を要した。また露岩部では滑り易くなっており、より慎重に下った。それも麓が近づくと無理なく下れるようになり、雨も小降りになってきた。明神池のそばまで来ると雨は小止みとなり、池の向こうに明神山が少しガスを纏った姿で眺められた。どうやら雨は一時的なもののようだった。少しがっかりした気持ちで駐車場に戻って来ると、驚くことになっていた。何と靴だけでなく雨具にも山ヒルがいっぱい貼り付いていた。その数はざっと10匹は越えていた。パートナーも同様だった。小さな山ヒルばかりで剥がし難かったが、一匹一匹何とか剥がして、漸く一息ついた。明神山がこんなに山ヒルの多い山になっていたのかと、驚く思いだった。なお、帰宅後に改めて雨具を見ると、まだ数匹の山ヒルが貼り付いていた。
(2014/11記)(2020/10改訂)
<登山日> 2014年8月24日 8:46スタート/9:16〜26マンモスの背/9:38〜46西ノ丸/9:54六合目(この後、大雨になる)/10:10七合目/10:50岩屋池/10:56エンド。
(天気) どんよりと曇った空の下をスタートした。尾根の気温は26℃ながら、かなり蒸し暑かった。但し展望の得られる所では、涼しい風を受けた。視界は少しうっすらとしている程度だった。
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「夢さきぬくもりの森」の駐車場から歩き始めた
前方の明神山は、山頂をガスに隠されていた
B、CコースとAコースとの分岐点で、Aコースに入った Aコース登山口まで150mだった
Aコース登山口に入った やや急坂を登って行く 送電塔(播磨線78番)が現れた
送電塔を離れて、やや急坂を登って行く オニイグチの仲間かと思えた 易しく歩ける所が現れた
岩場が現れた 大黒岩と名が付いていた 前方に見えたのは西の丸のようだった 露岩の登りが続く

 背後に展望が開
 けてきた

 ロープを伝っての
 登りは「マンモス
 の背」だった
マンモスの背を先に登って、パートナーを待つ まだ露岩があった 五合目に着いた
五合目からは山頂が眺められた ガスは消えて
いた
アカヤマドリを見かけた 西の丸へと近づいて行く

 西の丸に着いて
 みると、そこは
 展望の悪いピー
 クだった

   西の丸から樹間
   を通して山頂を
   見る
西の丸を離れて北へと向かった ごく緩やかな尾根だった 暫くは気楽な尾根歩きだった
六合目に着いた この調子で山頂へと無難に行けると思っていたが、この後、一気に豪雨となった 山頂は諦めて、七合目からBコースに入って下山とした 登山道の一部は川になっていた

 山頂を諦めて下山し
 たのに、岩屋池に着
 く頃には小降りにな
 っていた

 そして明神山は再び姿
 を現していた