◆ TAJI&HM の 兵庫の山めぐり <中播磨編> ★ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
明神山 みょうじんさん | 667.8m | 姫路市夢前町 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
1/2.5万地図 : 前之庄 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【2019年8月】 No.12 | 2019-132(TAJI&HM) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Cコース観音岩の近くより 2019 / 8 |
2019年は梅雨明けよりずっと猛暑が続いていたが、お盆を過ぎると少しずつ気温が下がってきた。その8月下旬に明神山を登りたくなった。明神山の夏は山ヒルが多いので、往路コースは沢筋は避けて尾根筋をずっと歩くCコースを登ることにした。 夢やかたの広い駐車場に着いたのは9時15分だった。暑い季節とあって車は少なく、他に4台を見るだけだった。往路でCコースを歩くのは11年ぶりだった。単純にコース案内に従って尾根に出るだけだったが、始めに谷筋を歩いていると、登山道がなぜかはっきりしなくなった。それでも左手の尾根に出るだけなので、そちらへと踏み跡程度の小径を辿ると、はっきりとした尾根道に合流した。それは明神滝から来ている道だったが、合流点に標識があり今歩いてきた道で正しかったようだった。どうも下草が茂る季節で、登山道が少し分かり難くなっていたようだった。後は尾根の登山道を歩いて行くだけだった。長谷池からのコースと合流すると、登る方向は北となった。観音岩、くじら岩と過ぎ五合目標識を過ぎて徐々に高度を上げて行くが、陽射しを受けながらの岩場の尾根歩きは急坂もあるとあって、徐々にバテてきた。尾根の気温は26℃とさほど高くはなかったが、やはり夏にCコースを登るのは厳しいようだった。そこで六合目の先で体を横にして長休憩をとった。厳しい所はむしろそこより先にあり、がまん坂の登りで再びバテてきて地蔵岳の先でも長休憩とした。暑い中を急いで登る必要も無いので、その後も小さな休憩を何度か繰り返して、最後の八丁坂を登った先で漸く九合目となった。但し九合目と言ってももう山頂は目前で、実質9.7合目ではと思える位置だったので、3分と歩かず山頂到着となった。その山頂は無人だった。駐車場の車の台数からして数人は居ると思っていたのだが、どうやら手っ取り早くBコースを登って、同じくBコースで下山したのではと思えた。明神山山頂は岩場になっているため陽射しを遮る木々は無かったが、一段低い所にはたっぷり木陰があったので、そちらに移動して休憩とした。山頂の気温は22℃と低めの上、涼しい風もあってけっこう良い感じで過ごせた。ところで山ヒルは尾根の途中でパートナーのズボンに一匹が貼り付いているのを見ただけだったので、やはり尾根コースに山ヒルは少ないようだった。それが山頂で休んでいるときに一匹が貼り付いてきた。どうやら山頂にも山ヒルは居るようだった。山頂で休んでいたのは一時間ほど。その間にもハイカーは来ず、結局終始二人きりの山頂だった。上空は知らぬうちに雲が増えており、空の半分以上まで広がっていた。下山は早く麓に着けるBコースを下ることにした。但しこちらは沢筋を歩くので、山ヒルに対して注意が必要だった。始めに急坂を下るが、フィックスロープのおかげで無理なく下って行けた。ABコースの分岐点よりBコースに入ると、沢筋へと南の方向に下った。植林地の下りが長く続いた後、沢に沿っての下りが始まった。そのとき足下を見ると、はや山ヒルが数匹ズボンと靴に貼り付いていた。それを剥がした後、下山を再開した。沢筋歩きは山ヒルよりも滑らないことに注意が必要で、慎重に下って行く。そして林道まで下りてきて改めて足下を見ると、やはり数匹の山ヒルを見た。やはり夏のBコースは山ヒルの巣窟と言えそうだった。駐車場に戻ってきたのは山頂を離れてから68分後だったので、Cコースで戻るよりはずいぶん早く下りてきたようだった。足下を見ると、もう山ヒルは見なかった。スパッツなどの防御のおかげで、結局は一度も血を吸われなかったのは幸いだった。 (2019/8記) |
<登山日> | 2018年8月24日 | 9:22夢やかた駐車場スタート/9:27Cコースに入る/9:36長谷池からのコースに合流/9:59くじら岩/10:22六合目/11:05合目/11:28〜12:28山頂/12:48ABコース分岐点/13:28岩屋池/13:36エンド。 | |
(天気) | 晴れ。山頂に着くまでは上空に雲はほとんど見なかった。山頂で休むうちに雲が増えてきた。山頂の気温は22℃、風は僅かに吹く程度だったが、十分に涼しかった。視界は少しうっすらとしている程度だった。 | ||
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