TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
明神山    みょうじんさん 667.8m 姫路市夢前町
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2022年12月】 No.14 2022-195(TAJI&HM)
 
    岩屋池より  2022 / 12

  2022年も年の瀬が迫ったとき、しっかり足を使いたくなった。近場でと考えたとき明神山が思い浮かんだ。前日の28日が仕事納めで、正月休みに入った最初の日、29日に向かった。手っ取り早く山頂に立てるBコースをピストンすることにした。夢やかたの広い駐車場に着くと、登山者のものと思われる車が既に10台ほど止まっていた。何度も登っているBコースでもあるので、その様子はここには記さず、下の写真帳をご覧いただきたい。Bコースは滑滝の先からは植林地が続くことになるので、味わいとしては他のコースよりも少し劣ると思えるが、何と言っても最短時間で山頂に立てるので労力としては一番少ないと思っていた。そのBコースをいざ登ってみると急坂が多いことでけっこう厳しいコースに感じられた。どうやら加齢と共に体力が落ちてきたためのようで、Bコースも厳しかったのかと認識を新たにすることになった。それも山頂に着いて大展望を楽しんでいる間に、その認識もすぐに薄らいでしまった。この日の視界は澄んでおり、瀬戸の島々もくっきりと見えていた。それに気を良くして、下山はアップダウンの多いCコースを下ることにした。この選択は良かったのか悪かったのか。Bコースと比べると自然林の尾根を下るとあって、尾根の雰囲気は良く展望も楽しめたのだが、何度とあるアップダウンは膝には悪いようで、観音岩辺りまで下ってきたときは膝が痛み出していた。南南東尾根を離れて麓への支尾根に入ったときは、膝をかばいながらの歩き方になってしまった。それでも岩場歩きの面白さを味わえたので、結果として明神山を楽しめたのは確かだった。
(2023/1記)
<登山日> 2022年12月29日 10:48駐車場スタート/10:56岩屋池/11:34七合目/11:58〜12:47山頂/13:07地蔵岳/13:49観音岩/14:12駐車場エンド。
(天気) 快晴。山頂は陽射しの下では暖かかったが、木陰は3℃と冷えていた。風は僅かにあり。視界は澄んでいた。
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夢やかたの駐車場には10台ほどが止まっていた 駐車場のそばから明神山を眺めた 快晴だった Bコースを目指して歩き始めた
標識に従って右手の道に入った 岩屋池に着いて、明神山を眺めた 池を過ぎると右手に観音滝に通じる道が分かれた
車道はいつしか登山道に変わってきた 明神山の説明板が立つ位置はB−1地点だった 周囲は植林地に変わってきた
堰堤が現れると、そこがB−2地点だった 堰堤の先も植林地が続いた 「長滑ら」の名が着く滑滝が現れた B−3地点だった
この日の露岩は乾いており、滑る感じは無かった このそばで「滑滝(なめたき)」の標識を見た また植林地の登りだった 六合目の標識を見る
植林地は急坂でもあり、しっかり登ることになった 西尾根に着いた A−7地点であり七合目だった Aコースに合流して西尾根登りに移った
A−8の標識を見るも、八合目ではなかった 剛力台に着いて、莇野コースが合流した 剛力台の別の標識を見る そこが八合目だった
一段と急坂となって、ロープを掴んで登った 急坂の途中にA−9標識を見た ロープを掴んでの急坂登りが続いた
カジカコースが合流した 山頂が近づくと、岩が増えてきた 山頂が見えてきた

山頂に着いて、そ
の岩場の佇まいを
眺めた

山頂はA−10地
点だった
三等三角点(点名・明神山)は大きく削られた姿のままだった 山頂で一番高い位置にある岩場を見ると、雪が残っていた その岩場の上に立って、一段低い西の方向を眺めた
岩場の上に立って北の方向を眺めると、白くなっている山も眺められた

黒尾山の背後の尾
根を少し大きく見

上の写真に写る後山を大きく見る 上の写真に写る三室山を大きく見る

(←)
長水山の背後にう
っすらと那岐山が
望めた

 (→)
  水剣山を大きく見
  る
赤西の頭の北に続く尾根にも、白くなっている山が見られた 大天井岳の陽射しが遮られたとき、その姿がはっきり現れた
東から南東にかけてを広く眺める 南東方向はうっすらしていた
七種山の背後に笠形山を見る 左の写真の左に繋がる山並みを見る
瀬戸の海が光っていた 家島諸島もはっきり見えていた 左の写真の左手を見る
山頂には新しさのある案内図が立っていた その案内図にはカジカコースが描かれていた  下山はCコースを下ることにした そのCコースに入るとき、山頂を振り返った Cコースに入った 最初から急坂だった
足下を見ながら慎重に下って行く h八合目の標識を見た 落ち葉に滑らないよう、その注意も必要だった

急坂の登りがあっ
た その先は地蔵
岳だった

地蔵岳に着いた

そこは七合目であ
り、C−6地点だ
った
地蔵岳より山頂を振り返った 尾根の下りを続ける 夢やかたと駐車場が見えていた
この岩には「御邪魔岩」の名が付いていた 尾根には露岩地も多かった 「合掌岩」を見上げた C−5地点だった
また露岩地を歩く 登り返した先が五合目だった 「くじら岩」を歩く C−4地点だった
安全に歩けるよう岩に加工が施されているのを良く見た 優しい尾根歩きとなった 右手に岩屋池を見るようになった
「観音岩」が近づいて、岩の上を歩いた 「観音岩」を振り返る 「屏風岩」の辺りで、また上り坂になった
屏風岩を巻いた後、岩を見上げた C−2地点だった 南南東尾根を離れて、支尾根に入った この日は観音森には向かわず、真っ直ぐ下った
易しい道で麓に近づいた 車道に出てきた 後は駐車場へと戻るだけだった