TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
明神山    みょうじんさん 667.8m 姫路市夢前町
 
1/2.5万地図 : 前之庄
 
【2025年1月】 No.15 2025-03(TAJI&HM)
 
    岩屋池より  2025 / 1

 山ヒルの心配が無い冬に登ろうと向かったのが明神山だった。2025年となった新年二日目のことで、朝から快晴だった。「夢やかた」に近い駐車場をスタートすると、往路コースは谷筋コースのBコースを登ることにした。朝はほぼ無風になっており、岩屋池に映る明神山はきれいに逆さ富士で眺められた。滑床の「長滑ら」は水が流れていると滑り易く注意を要するが、冬場の沢はほぼ枯れており、滑る感じは無くスムーズに登れた。六合目から七合目へと続く急坂も冬場は冷気が快く、息の上がることも無く登って行けた。七合目でAコースと合流すると、北へと尾根登りに移った。岩場の登りが続いたが、そこも冷気が助けとなって休まず登って行けた。そして駐車場から70分で山頂到着となった。十人近くのハイカーがおり、まずまずの賑わいだった。山頂も風は少なく、陽射しの快さを楽しみながら休めた。展望も楽しんで40分近く休むと、下山はCコースに入った。始めに岩場の急坂下りが続くが、固定ロープのおかげで危険な感じを受けずに下れた。そのCコースでは所々で明神山が眺められる楽しみがあり、クジラ岩から眺める姿も良かったが、その先の馬ノ背尾根からの眺めは秀逸だった。そのCコースは緩やかな尾根歩きになっても小さなアップダウンがあるので、足の疲れるコースではあった。そのCコースは変化のあるコースのため人気のようで、何人かのハイカーとすれ違った。尾根下りするうちに風が強くなってきた。途中からは強風と言えるまでになってきた。足下に岩屋池が見えてくろと、程なく尾根コースから林道に向かえる枝道が分かれた。直進すれば駐車場からは離れた位置に下り着くことになるので、そこは林道に向かえるコースに入った。緩やかに下って林道に出ると、そこから駐車場までは僅かな距離だった。下山は80分だった。
(2025/2記)
<登山日> 2025年1月2日 10:00駐車場スタート/10:07岩屋池/10:46七合目/11:11〜47山頂/12:08地蔵岳/12:56尾根を離れる/13:06駐車場エンド。
(天気) 快晴。谷筋の気温は8℃。山頂の木陰は9℃だった。山頂は僅かな風しかなく、ぽかぽか陽気だった。視界はややうっすらしていた。下山中に少しずつ風が強くなった。また雲も増えてきた。
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正月二日の駐車場は、賑わっていた 前方に明神山を見ながら歩き始めた 岩屋池に着くと、明神山が逆さ富士で眺められた
湖面はまさに鏡面だった 右手に鳥居が現れた そちらは観音滝への道だった 直進を続けると、登山道に変わった
周囲は植林地だった 堰堤のそばを通った 堰堤のそばがB-2ポイントで、山頂まで60分だった
「長滑ら」に水はほぼ無く、滑ることも無く歩けた 登山道は谷筋の急坂を登るようになった 急坂の途中で六合目の標識を見た
急坂のまま尾根に近づいた 尾根に着いてAコースに合流した そこは七合目だった 北へと尾根歩きに移った 露岩の上を歩いた
展望地が現れて、岩屋池が望めた 八合目に着いた そこは「剛力台」だった 急坂が続くようになった 坂の名は「気合い坂」だった
木の根が這う所を通った 山頂が近づいても岩は多かった 山頂が目前になった

山頂に着くと10
人ほどが休んでい


まずは山頂に立つ
ことにした
山頂に置かれた祠を見る 大きく削られた三等三角点(点名・明神山)を見る 快晴は続いていた
岩場の上に立って北の方向を眺めると、白くなっている山も眺められた
上の写真の左半分を大きく見る

上の写真の右半分
を大きく見る
上の写真に写る後山の尾根を大きく見る 上の写真に写る三室山の辺りを大きく見る
三室山を大きく見る 北の鉾立山を大きく見る 鉾立山の右手に夜鷹山を見る
東から南東にかけてを眺めた 少しうっすらとした視界だった
上の写真の左半分を大きく見る
上の写真に写る高畑山を大きく見る 同じく笠形山を大きく見る そうびろ山の右手後方に日光寺山を見る

南の方向を眺めた

下山は南南東尾根
を歩くCコースに
入った
いきなり急坂で始まった 固定ロープを頼って下った 易しい尾根を歩くようになったが
地蔵岳の手前は急坂の登りだった 地蔵岳に着いた そこは七合目で、510mピークだった 地蔵岳から山頂を見上げるようにして眺めた

また急坂が現れた

「マンネン岩展望
所」から南の方向
を眺めた
露岩地を歩くようになった 「合掌岩」を通過する 五合目まで下りてきた 長い馬ノ背状の露岩地は「くじら岩」だった

「くじら岩」は明
神山の好展望地だ
った

緩やかな尾根歩き
が続くようになっ

足下で光っているのは岩屋池だった また馬ノ背状の岩が現れて、そこも明神山が眺められた 風が強くなっており、岩屋池の湖面はざわついていた
東向かいの尾根も眺められて、そちらにも池を見た 見えていたのは長谷池のようだった 岩と岩の間を通った
まだ上り坂があった 下り坂に入った先で尾根を離れることになった 登山口へと落ち葉に覆われた道を下って行く
Cコースの登山口に着いて、舗装路に合流した 駐車場へと戻って行った 振り返って明神山を見ると、雲が広がっていた
「観音岩」が近づいて、岩の上を歩いた 「観音岩」を振り返る 「屏風岩」の辺りで、また上り坂になった
屏風岩を巻いた後、岩を見上げた C−2地点だった 南南東尾根を離れて、支尾根に入った この日は観音森には向かわず、真っ直ぐ下った
易しい道で麓に近づいた 車道に出てきた 後は駐車場へと戻るだけだった