TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編
 
七種    なぐさやま 683m 福崎町
 
1/2.5万地図 : 寺前
 
【2020年6月】 No.11 2020-98(TAJI&HM)
 
    市川町屋形より  2020 / 6

 新しい靴を買ったときは、出来るだけ靴を汚さないで歩ける登山道で履き初めをしようと誰しも考えるが、2020年5月にパートナーが新靴を買ったとき、同じ考えで初めに御旅山を、二回目として書写山を登った。どちらも易しい山なので今少し急坂のある山で靴を慣らそうと考えたとき、七種山が思い浮かんだ。そこで三回目の履き慣らしの山として七種山に向かったのは6月の第一土曜日のことだった。思い返すと3年前にこちらが新しい靴を買ったときも七種山を登っていた。そのときと同じくコースは一番ポピュラーな、作門寺山門(旧山門)駐車場から歩き始めて七種の滝を通るコースとした。この日の空は薄雲が広がっており、薄晴れとも薄曇りとも言えそうな空だった。作門寺山門駐車場を離れると、太鼓橋の手前にある駐車場までは舗装路歩きだった。ゆっくり歩いて山門から七種の滝まで23分だった。久々に見る七種の滝は、水が流れていないのではと一瞬思ったほどで、これまで見た中で水量は一番少ないのではと思えた。その七種の滝の上流部まで登ると、そこに七種山の登山口標識を見た。3年ぶりに登る七種の滝からのコースは、以前よりも坂がきつくなったように感じられたが、それだけ年をとったと言えそうだった。山頂に着くと、展望を楽しめるつなぎ岩の上で休憩とした。但しこの日の視界は悪く、雪彦の山並みも笠形山も薄ぼんやりと見えるだけだった。山頂で30分ばかり休んだ後は、すんなりと往路を戻ってパートナーの新靴履き慣らし登山を終えた。ところでこのコースはやはり人気があるようで、この日も山頂と道中を含めて10人以上のハイカーと出会ったようだった。
(2020/7記)
<登山日> 2020年6月6日 10:23作門寺山門駐車場スタート/10:38太鼓橋/10:46七種の滝/10:52七種山登山口/11:19〜54山頂/12:17登山口/12:39太鼓橋/12:53駐車場エンド。
(天気) 薄晴れとも薄曇りとも言える空だった。七種の滝辺りの気温は22℃だったが、山頂は26℃ほどあった。風は僅かに吹く程度だった。視界はうっすらとしていた。
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作門寺山門駐車場からスタートした 山頂まで2.1kmだった 山門のそばで石仏を見た
山門の先も舗装林道が続く 石碑には「七種山自然公園」と彫られていた 沢が林道の間近になった
林道の終点に着いた そこも駐車場だった 登山道に入った 滝見台へのコースが別れた 「八龍破地大神」の鳥居を潜った
太鼓橋を渡った 虹ヶ滝を見ると、その水量はごく僅かだった 沢の間近を登って行く
七種の滝が見えると、水は無いように見えた 石段を登って七種神社に向かった 神社のそばから七種の滝を眺めると、僅かな水を見た
神社の奥から滝の上に出る道が始まっていた 岩場の登りで、ロープも架かっていた 滝上に出ると、そこが七種山の登山口だった
登山口標識を見る つなぎ岩まで800mだった 登山口から先は、ごく普通の山道だった 易しく歩いていたが
急坂を登るようになった 一部ではロープが張られていた しっかり登る感は悪くなかった
登るうちに緩い道を歩くこともあったが 露岩の登りもあった 展望地が現れた
そこは露岩地で、「展望台」の名が付いていた この日の視界はうっすらとしており、遠方ははっきりしなかった
山頂までは今少し歩くことになった 七種山の山頂に着いた 最高点からの展望は無かった
つなぎ岩で休憩することにした 標識を見る 急斜面の露岩をロープを掴んで下った つなぎ岩を見る
つなぎ岩の展望の良さは以前のままだった
上の写真に写るウリュウドを大きく見る 同じく笠形山を大きく見る 同じく七種槍を大きく見る
つなぎ岩ではヤマツツジが咲いていた ロープを掴んで山頂へと戻った 山頂に出ると、すぐに下山に移った
岩場をパートナーが後ろ向きで下っている ガクウツギの花を見かけた 緑のきれいな所を通る
淡々と下って行った 七種神社まで下りてきた 石段を下って渓流のそばへと向かう
林道の終点位置まで戻ってきた 後は林道を戻るだけだった 作門寺山門に近づいた