TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
七種    なぐさやま 683m 福崎町
 
1/2.5万地図 : 寺前
 
【2025年5月】 No.13 2025-85(TAJI&HM)
 
    七種槍の尾根より  2025 / 1

 七種山を小滝林道の終点位置から周回で登ろうと向かったのは、2025年5月の第三週、好天の日だった。小滝林道は終点まで荒れた所は無かったが、一部で灌木の小枝が邪魔になっていた。終点位置に車を止めると、往路は東側から近づく笠岩コースを登ることにした。このコースは小さな沢を渡った先から急坂が続いた。標高差にして180mほど急坂を登ることになった。急坂が終わると巻き道になり、一部では緩い下り坂になっていた。そして東尾根に上がって東側から山頂へと近づくことになった。露岩とが多くある尾根で、所々で東の方向に展望があり笠形山が望まれた。その岩場を通る中で笠岩が現れた。その先も岩場があり、慎重に越えて行った。そして登山口から52分で山頂に到着した。山頂は北側の木が伐られており、山頂でも展望を楽しめることになった。山頂のすぐ近くにつなぎ岩があり、そこからも山頂と同様の展望が得られた。少時の休憩を終えると七種の滝コースに入った。下り出してすぐに七種槍コースが分岐したが、そちらに入る前に今少し直進した所にある展望地で薬師峰の方向を眺めた。引き返して七種槍コースに入るも、すぐに現れた岩場で昼休憩とした。そこも西から北へと広々と展望があり、七種山では一番の展望地ではと思えた。休憩を終えると道なりに下った。七種槍までは二ヵ所の分岐点があり、最初の分岐点で薬師峰コースと七種槍コースが分岐した。七種槍コースに入ると急坂の下りが続いた。落ち葉が多くあって滑り易くなっており、ロープを掴んでの下りだった。一度緩やかな道となったが、552mピークに着くと、そこも分岐点だった。北へ向かえば大中山へと続く尾根歩きだった。そこは直進して七種槍コースを進んだ。また急坂下りとなって、再びロープを掴んでの下りだった。その二度目の急坂が終わると鞍部の緩やかな道を歩くようになり、その途中で小滝林道への小径が分かれた。分岐点から林道の終点位置まで僅かな距離だった。予定通り周回で歩けたが、決して易しいコースとは言えなかったので、ファミリー登山では七種の滝コースが無難ではと思えた。
(2025/6記)
<登山日> 2025年5月13日 10:24小滝林道終点スタート/11:08笠岩/11:16〜32山頂/11:38〜57展望岩(薬師峰の展望台を含む)/12:19[C7]地点/12:46小滝林道終点エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は無し。樹林帯の気温は19℃。山頂は21℃だった。風は僅かにあり、木陰は涼しかった。視界は少しうっすらしていた。
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小滝林道の終点に
車を止めた

終点からのコース
は二つあり、右手
は七種槍に向かう
コースだった

もう一つは直進す
るコースで、笠岩
経由で七種山に向
かうコースだった
直進して笠岩コースに入った 小さな沢を横切った 丸太の階段が現れて上り坂に入ったが
また沢が現れて沢を横切った 標識が現れると、笠岩まで800mだった 階段の急坂登りが続くようになった
急坂登りを続けるパートナーを振り返った 標高560mまで登って漸く巻き道に入った 周囲の濃い緑を眺めながら巻き道を歩いた
巻き道は一部で崩れている所があった 緩やかに登って東尾根に近づいた 東尾根に乗ると、山頂まで400mだった
東尾根は緩やかな尾根だった 尾根は露岩地が増えてきた ロープが張られている所もあった

露岩地の展望は良
く、北から東へと
広く眺められた

上の写真に写る笠
形山を大きく見る

露岩の尾根歩きが
続いた
大岩のそばを通った 次に現れた大岩が笠岩だった 樹林帯へと入った 山頂が近づいて少し傾斜が増した
まだ露岩地があった ロープが張られている所があった 山頂が見えてきた
七種山の山頂に着いた 山名標識を見る
山頂から北の方向を眺めた ロープを掴んで「つなぎ岩」に向かった
「つなぎ岩」の上も好展望地だった 雪彦山の尾根を眺めた
北東から南東にかけてを眺めた 「つなぎ岩」で咲いていたのはイブキシモツケと思えた
イブキシモツケの花を間近から眺めた 「つなぎ岩」を後にして山頂へと戻った 山頂での休憩を終えると、七種の滝コースに入った
七種の滝コースの下に七種槍コースが示されていた 七種槍コースに入る前に直進して展望地に向かった 展望台に着くと、そこは南の方向が開けていた
(←)
展望台からはどっ
しりとした姿の薬
師峰が眺められた

 (→)
  引き返して七種槍
  コースに入ると、
  すぐに好展望の露
  岩地が現れた

西から北へと、山
頂よりも展望が良
いのではと思えた

この展望を眺めな
がら昼休憩とした
三辻山の辺りを大きく見る 夜鷹山の方向を大きく見る

西に明神山を見た

明神山を大きく見

昼休憩を終えると、露岩地を直進した 樹林帯へと入った 植林も見られる尾根は緩やかな下り坂だった
C-6地点は薬師峰コースと七種槍コースの分岐点だった 七種槍コースに入ると、急坂下りとなった 急坂下りは標高差にして150mほど続いた
急坂が終わって、ごく緩やかな尾根歩きとなった 552mピークに着いた そこも分岐点で、北への尾根は大中山に至る姫路市と市川町の境界尾根だった 直進が七種槍コースだったが、また急坂下りが始まった
二度目の急坂下りも標高差で100mほど続いた 急坂は終わって、緩やかな尾根となった ネットに沿って歩くようになった
鞍部まで下りて来ると、そこは小滝林道への小径が分岐する位置だった 小滝林道に通じる小径に入った 堰堤が現れると、その先が駐車地点となる小滝林道の終点位置だった