TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北但馬
 
後山    うしろやま 689.1m 香美町
 
1/2.5万地図 : 村岡
 
【2016年5月】 2016-46(TAJI&HM)
 
   小代区茅野より  2016 / 5

 香美町の小代区にある後山は仏ノ尾の東面側にあり、目立つ山ではないものの、ガイドブックの「たじまハイキング」で紹介されていた。その紹介コースは後山だけではハイキングにならないので、吉滝、要ノ滝等を組み合わせてロングコースとしていた。新緑の季節に後山を訪れたいと考えたとき、その紹介コースでは車道を歩く時間が長過ぎるように思えて、半分だけ楽しむことにした。それは後山と吉滝にしぼってのもので、ごく軽いハイキングとして新緑の山を味わうことにした。
 向かったのは2016年5月の平日で、朝から快晴の空だった。吉滝キャンプ場の手前から歩き出そうと、国道482号線を貫田地区で離れてキャンプ場に通じる車道に入った。始めに集落を抜けると、その先には小代のポスターにもなっている名所があった。それは「うへ山の棚田」で、「日本の棚田百選」の一つになっていた。もう田植えは終わっていると思っていたのに、着いてみると田植えは半分ほど終わっている段階だった。それでも風景として見る分には十分に美しかった。そこより今少し進むと、吉滝キャンプ場の標識が現れた。その近くに空き地を見たので、そこに駐車としてハイキングを開始した。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。吉滝キャンプ場への道は舗装路で、最上部の管理棟まで来ると、その前は広い駐車場になっており、東に向かってすっきりと展望が広がっていた。瀞川山の尾根だけでなく、氷ノ山まで望めた。管理棟の先にも後山に向かって車道があり、その道に入ると程なくまた駐車場が現れて、車道はそこまでだった。その西側は広場になっており、参考にした「たじまハイキング」では広場の一角から登山道が始まることになっていた。広場を横切って登山口と思える辺りに来たものの、登山口の標識は無かった。また登山道も踏み跡程度だった。その踏み跡に入ってみたものの、すぐにヤブになってしまった。尾根は近いのでとにかく尾根を目指すと、きつい笹ヤブに突っ込んでしまった。一度引き返そうかと思ったが、ヤブを抜け出すとごく近くに登山道が見えていた。どうもこのコースを登る人が減ったためか、登山口辺りはヤブに戻ってしまったようだった。登山道に出ると、後は楽だった。難なく尾根に出ると尾根にも登山道があり、ようやくハイキングの気分となった。今はまさに新緑の候で、木々の緑が美しかった。尾根は緩やかとあって、ごく気楽な感じで緑を楽しみながら歩いた。但し周囲はすっかり樹林帯とあって、展望は無かった。緩やかな尾根がいっそう緩やかになったとき、三角点に出会った。そこが山頂のようだったが、三角点が無ければ通り過ぎてしまいそうだった。そこも周囲は樹林とあって展望は無かったので、足を止めずに先へと進んだ。あまりにも展望が無かったので、少しは展望を得ようと樹林が少し疎らになったとき、西側の斜面に入ってみた。そして木々の隙間から漸く見えた山は仏ノ尾だった。尾根に戻って緩やかな下りを続けていると、尾根道は丸太の階段道となり、そこを下りきると広い道に合流した。その広い道を進むと舗装された車道に出会った。それは吉滝キャンプ場の手前より分かれた吉滝へ通じる道で、吉滝まで500mと書かれた標識があった。次は吉滝が目標だったので、その車道を西へと進んだ。深い山中に作られた道とあって、周囲には大きなブナの木も見られた。車道はごく緩やかで、駐車場が現れると、その先は車止めがあって、車は進めなくなっていた。遊歩道と呼べそうな道を暫く歩くと滝見小屋が現れた。その前が吉滝だった。落差23mの吉滝は水量こそ少なかったが、優美さがあった。また滝の上部の岩がせり出していたため、滝の裏側に回ることが出来た。裏から眺める滝は涼味たっぷりで、逆光に光る水の流れが美しかった。吉滝で一休みを終えると、後は車道をひたすら歩いて戻った。後山の東面側を歩くことになり、ほぼ平坦な道だった。車道歩きを30分ほど続けると、吉滝キャンプ場への道と合流した。駐車地点は目の前だった。
(2016/5記)(2020/6改訂)
<登山日> 2016年5月20日 9:19吉滝キャンプ場の入口近くからスタート/9:27管理棟/9:58山頂/10:31〜40吉滝/11:12エンド。
(天気) 快晴。きれいな青空だった。尾根の気温は21℃。涼しげな風を受けた。視界はまずまず良かった。
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 キャンプ場に向かって
 いるとき棚田のそばを
 通った そこが「日本
 の棚田百選」に選ば
 れている「うへ山の棚
 田」だった

    吉滝キャンプ場の手
    前から歩き始めた
キャンプ場への道に入った 新緑の木々を見ながら歩いた 淡いピンクの花はタニウツギだった
東に展望が現れて、瀞川山の尾根が眺められた コテージの前を通った 吉滝キャンプ場の管理棟まで歩いてきた
管理棟の前は好展望地だった 氷ノ山も望めた 氷ノ山を大きく見る

 後山に向かう道に
 入った


   道はすぐに駐車場
   で終点となった 
   そばの広場を横切
   った
西に見えていたのは論山だった 広場を横切った位置に登山口標識は無かった 
不確かな小径に入った
すぐに小径は消えてしまった 尾根を目指して
適当に歩くことにした
笹ヤブに突っ込んでしまった どうなることか
と思ったが
突然のように登山道に出会った 歩く人が少な
いためか、登山道の一部はヤブに戻っていた
楽々と尾根に近づいた
尾根に出ると尾根道に合流した ようやく新緑
のハイキングを楽しめることになった
木立の佇まいも美しく雰囲気の良い尾根だった
 但し展望は無かった
尾根の一部は植林地になっていた

 山頂が近づいた

 一帯はほぼ平坦
 と言えそうだっ
 た

 山頂に着いた


 三角点が無ければ
 通過しても分から
 ないと思えた
三等三角点(点名・島地)を見る 山頂はさっと通過して南へと向かった 少しは展望を得ようと西の斜面に入ると、木々
の隙間から仏ノ尾が僅かに望めた
緩やかに下って行く 仏ノ尾が先ほどよりも少し良く望めた 新緑の尾根は気持ちが良かった
丸太の階段が現れて、尾根道は遊歩道状になった 幅広い道となった 舗装路に合流した 吉滝を目指して西へと歩いた
車道のそばでブナの巨木を見た 車道はほぼ平坦だった 駐車場が現れて、その先は遊歩道だった
遊歩道は舗装路で続いた 石垣となった所を通った 滝見小屋が現れた その先が吉滝だった

 落差23mの吉滝
 は、水量が多いと
 は言えなかった

 珍しかったのは滝
 の裏側に回れたこ
 とで、裏側から滝
 見物が出来た
裏側から見る吉滝は逆光に光っていた 吉滝での休憩を終えて引き返した 小橋を渡る
ヤブデマリを見かけた 遊歩道の起点まで戻ってきた 後はずっと車道を歩いて駐車地点を目指した
前方に瀞川山の尾根が眺められるようになった 少し進むと、けっこう展望が良くなった
鉢伏山を大きく見る 駐車地点が間近になった 駐車地点に戻って、そこより後山を振り返った