TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨編 
 
妙見山    みょうけんさん 692.4m 多可町
 
1/2.5万地図 : 丹波和田
 
【2025年4月】 No.5 2025-73(TAJI&HM)
 
    多可町中区安楽田より  2025 / 4

 2025年4月は第二週の週末に牧野大池から大海山を登っていたが、そのとき牧野大池から妙見山への登山コースがあることを知った。その牧野コースを歩いてみたくなり、早速二週間後の26日土曜日に再び牧野大池に向かった。牧野大池の駐車場に着いたのは10時20分過ぎのこと。二週間前はサクラの見頃だったが、すっかり青葉になっていた。駐車場のそばから妙見山の登山口に導く標識があり、それに従って作業道を歩き始めると、数分と歩かずスムーズに登山道に入った。その登山道は赤土がむき出しの所もあったりして、さほど古さは感じなかった。一度下り坂があり、上り坂に移って程なく林道の終点位置に出てきた。そこに合目の標識があり、3合目だった。その先の登山道には新しさは無く、植林地の中を続いていた。登るうちに周囲の木々は自然林に替わってきた。5合目は標高450m辺りで、その先で登る方向が南に変わった。急斜面の登りが続くようになり、つづら折れになっている所もあったが急坂をそのまま登る所も多くあり、足下に慎重さを要した。そのため徐々にしか登って行けなかった。その登山道がコバノミツバツツジの花盛りで目を楽しませてくれた。7合目辺りでは牧野大池を見ることがあった。また北の方向に展望が現れて篠ヶ峰を見た。この日は黄砂警報が出ており、視界はうっすらとしていた。但し影響は少ないようで、うっすら春霞と言った感じだった。その頃には西へと歩くようになっており、ネットに沿ってだった。道も緩やかなになっていた。9合目に着くと、そこで道は二手に分かれた。右に向かえば山頂で、左は展望台だった。足休めの意味もあって左手に進むと、僅かな距離で展望台となる岩の上に出た。なるほど東から南へと開けていたが、木々が大きくなったことですっきりとした眺めでは無かった。目に付いたのは西光寺山で、三嶽もうっすらと見えていた。引き返して山頂に向かった。もうごく緩やかな尾根歩きで、北への尾根コースが分岐すると、その先が山頂だった。6年ぶりの山頂は無人だった。気が付いたのは山頂に設置されている方位盤のアクリルカバーが新しくなっていたことで、方位図を設置当初のように見ることが出来た。山頂からは西の方向に展望があったが、やはり黄砂の影響でうっすらとしていた。ただこの日の空気感はさっぱりとしており、風は快いばかりだった。その山頂でのんびりと30分ほど過ごすと、下山は引き返して北尾根へと入った。北隣の660mピークを越すと、後は暫く下り坂だった。境界テープを見るものの少々ヤブ尾根と言えそうで、灌木の小枝を避けながら下った。ときに急坂になり、歩ける位置を探って下った。528mピークとの鞍部まで下ると、その位置で尾根を離れて東斜面に入った。植林地の斜面は適当に下って行けた。目印テープもあって予定通り作業道に合流出来た。後はひたすら作業道を下って行くと、二週間前に歩いたばかりの牧野大池の西側を通る林道に合流した。
(2025/5記)
<登山日> 2025年4月26日 10:28牧野大池駐車場スタート/10:48林道終点位置(3合目)/11:12(5合目)/11:47〜57展望台(9合目)/12:08〜40山頂/12:51北隣のピーク/13:21鞍部で尾根を離れる/13:32作業道に合流/14:08牧野大池駐車場エンド。
(天気) 快晴。雲は無し。薄い青空だった。樹林帯の気温は16℃、山頂は19℃だった。風はほぼ無かったが、からっとした空気感のため木陰は十分に涼しかった。視界は黄砂の影響が少しあるようで、うっすら感があった。
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牧野大池が近づいたとき、前方に妙見山を見た 牧野大池の駐車場に車を止めた 牧野大池を眺めた
池のそばから始まる作業道に入った 入口に「妙見山牧野登山口」の方向が示されていた 別の標識を見る

右手に分岐した作
業道に入った

すぐに登山口が現
れて登山道に入っ

登山口に「登山ルート起点」の標識を見る 前方に山頂を見た 緩やかな道だった
ヤマツツジがよく咲いていた むき出しの赤土もあり、あまり古さは感じなかった 「ひといき橋」を渡った

(←)
「林道の終点位置
に出てきた そこ
は3合目だった

 (→)
  登山道の続きに入
  ると、周囲は植林
  地となった
「登山道」の標識を見る 「ひとやすみ橋」を渡った 植林地内は緩やかな道だった
いつしか周囲は自然林に変わっていた 5合目の標識を見た 途中で登る方向が南に変わった
登山道の傾斜が増してきた 満開のコバノミツバツツジをよく見るようになった 東に展望が現れて、牧野大池を見た

(←)
7合目まで登って
きた

 (→)
  北の方向に展望が
  あり、篠ヶ峰を見
  た
西へと歩いて行く 満開のコバノミツバツツジが続いた ネットに沿って歩くようになった
緩やかな道となって南東尾根に近づいた 南東尾根に着くと、そこは9合目だった 右に向かえば山頂で左は展望台だった 先に展望台に向かうと、僅かな距離で展望台に着いた
木々が茂っており背伸びして見ることになった
北東から南東にかけてが眺められた 少し黄砂の影響があり、遠方はうっすらしていた

上の写真の右に続
く風景を見る

南東から南にかけ
てだった
上の写真の右半分を大きく見た 東にうっすらと三嶽を見た

西光寺山を大きく
見る

9合目に戻って山
頂に向かった
山頂への道は緩やかだった 山頂の手前で北に向かえる豊部ルートが分岐した 山頂が目前になった

(←)
妙見山の山頂に着
いた 
 
 (→)
  二等三角点(点名
  ・妙見山)を見る
方位盤のそばに立って展望を楽しんだ 方位盤のアクリルカバーが新調されていた 山頂もコバノミツバツツジが花盛りだった

山頂は西の方向が
開けていた

(←)
上の写真の左手に
笠形山を見た

 (→)
  上の写真に写る障
  子場を大きく見る


飯森山を大きく見


千ヶ峰を大きく見

下山は歩いて来たコースを引き返した すぐに分岐した豊部ルートに入って北に向かった 660mピークとの鞍部へと下った
660mピークに着いた 次は528mピークとの鞍部を目指した 北に展望が現れて、篠ヶ峰を見た
急坂が続くようになった 鞍部まで下りてきた 鞍部の位置で東斜面に入った 周囲は植林地だった
やや急坂で植林地の下りは続いた 作業道に下り着いた 作業道歩きに移った
植林に囲まれていた 道幅が広くなることがあった 作業道を30分歩いて林道に合流することになった
林道に入って駐車場に向かった すぐに駐車場が見えてきた 牧野大池を眺めた