TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北但馬編 
 
高竜寺ヶ岳   こうりゅうじがだけ 696.7m 豊岡市
京丹後市(京都府)
 
 
1/2.5万地図 : 須田
 
【2020年4月】 No.3 2020-74(TAJI&HM)
 
    但東町東里より  2020 / 4

 高竜寺ヶ岳を高龍寺集落からのコースで登ったのは1998年のこと。それから20年以上経つと山頂風景こそ何とか思い出せたが、コースの記憶はほぼ無くなってしまった。そこで記憶を新たにしようと出かけたのは2020年4月下旬、昭和の日のことだった。
 ナビを高龍寺集落にセットすると、国道9号線、県道56号線、国道426号線と走り、すんなり高龍寺集落に入った。集落内には高竜寺ヶ岳の標識が立っており、迷わず駐車場に到着となった。その駐車場から山頂までの距離は1.8kmだった。始めは林道歩きで、林道を10分少々歩くと登山口標識が現れて尾根道に入った。林道の周囲でも新緑の木々を多く見たが、登山道に入るといっそう増えてきた。その萌葱色が何ともきれいだった。ずっと南尾根を登るのだが、その尾根には距離の標識が付いており、山頂まで1000m、中間地点、500mと現れて山頂までの距離感が掴みやすかった。その南尾根の傾斜は適度で、きつい感じもなく登って行けた。中間点辺りからは足下にイワカガミが増えてきて、まだ花が残っていた。歩くうちに右手前方に山頂が見えてきた。主尾根が近づくと、南尾根を離れてトラバース道に入り、その先で主尾根に合流した。そこから山頂までは300mだった。登山口駐車場には他に一台の車を見ただけだったので、山頂にはごく少数の人だけかと思っていたのだが、山頂が近づくと賑やかな声が聞こえてきた。そして主尾根に合流してから10分で山頂に到着してみると、そこには20人以上のハイカーが休んでいた。どうやら京都府側からの尉ヶ畑コースを登ってきた人が大半のようだった。ただ高竜寺ヶ岳の山頂は広場風に広く開けていたので密になることはなく、その人数であっても十分に距離をとって休めることが出来た。9年ぶりの山頂は木々の生長もあって展望の悪くなっている方向もあったが、それでも好展望の山頂で、北には久見浜湾、南に東床尾山が眺められた。山頂で休んでいたのは50分ほど。賑わいの続く山頂を後にして、下山は往路をすんなりと戻った。再び静かな尾根歩きとなり、新緑の様を眺めながらゆっくりと尾根を下った。
(2020/5記)
<登山日> 2020年4月29日 10:28登山口駐車場スタート/10:40登山道入口/11:07中間地点/11:38〜12:26山頂/12:45中間地点/13:08林道に下り着く/13:16駐車場エンド。
(天気) 快晴。雲はほぼ無かった。但し青空の色は淡かった。山頂の気温18℃。爽やかな空気感だったが、風は少し冷たさがあった。視界はクリアさが少なく、ややうっすらとしていた。駐車場に戻って来ると気温は22℃まで上がっていたが、風の爽やかさは変わらなかった。
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高龍寺コースの登山口駐車場がスタート地点だった そばに建っていた小さなお社には石仏が沢山並んでいた 駐車場から南に見えていたのは東里ヶ岳だった
まずは林道を北へと歩いた 駐車場から山頂までの距離は1.8kmだった すぐにゲートが現れて通過する
ごく緩やかな舗装林道を歩いて行く 満開のヤマザクラを見た 左手に現れたのは水道設備だった
周囲の木々は新緑色だった 林道はいつしかダート道に変わっていた この先に登山道があることを示す標識を見るも、実際はそこからも尾根道が始まっていた

高龍寺コースの登
山口に着いた

ここまで12分だ
った

すぐに尾根を辿る
ようになった

尾根は自然林で新
緑がまぶしかった
登山道が抉れた所があった 「山頂まで1000m」の標識を見る 新緑がまぶしかった
あちらこちらで満開のコバノミツバツツジを見た 尾根の展望は悪かったが、山頂方向の尾根を見る 新緑を愛でながらの尾根歩きが続く
「中間地点」の標識を見る 足下にイワカガミが増えてきた まだ花が残っていた 新緑の尾根が続く
「山頂まで500m」の標識を見る 右手前方に山頂を見る 主尾根が近づいたとき、巻き道に入って山頂に向かった
主尾根に合流すると、山頂まで300mだった 正面に山頂を見ながら歩いた 易しい尾根歩きで山頂に近づいた
尾根の木々はまだ裸木の姿も多かった 山頂が近づくと、また新緑の木を見るようになった 山頂が目前になった

高竜寺ヶ岳の山頂
に着くと、ファミ
リー登山者で賑わ
っていた

山頂の二等三角点
(点名・資母村)
を見る)
山頂の松の木は確実に大きくなっていた 山頂ではあちらこちらで白い花を見た 白い花はオオカメノキの花だった

(←)
山頂からは南の方
向に展望があった

 (→)
  東里ヶ岳を大きく
  見る
上の写真に写る深山を大きく見る 上の写真に写る東床尾山を大きく見る 大江山は樹林に隠れていたが、鍋塚は望まれた
山頂より一段低い所に東屋が建っていた 東屋のそばからは北の方向に展望があった

久美浜湾の辺りを
大きく見る

山頂に戻って案内
標識を見る
下山は往路を引き返した 木々の隙間から前方に見えたのは法沢山だった 足下にスミレを見る
巻き道に入った 南尾根に入れば、後は尾根道を辿るだけだった 新緑の壁紙を見る
コバノミツバツツジが午後の光で鮮やかさを増していた 易しい尾根道を下って行く 「山頂まで1000m」地点まで下りてきた
尾根道をずっと辿った 林道に下り着いた そこは登山口では無く、この標識が立つ位置だった
舗装部分まで下りてきた ゲートまで戻って来ると、駐車地点まで僅かだった 登山口駐車場に戻ってきた