TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
小世山    こぜやま 705.9m
  No.2
奥山    おくやま 574.9m
  No.2
 
1/2.5万地図 : 粟鹿町 市川町
 
【2021年5月】 2021-92(TAJI)
 
    《小世山》 市川町小畑より 2021 / 5 《奥山》 角谷池より  2021 / 5

 市川町北部の小畑集落から北を見ると、端正な山が目に飛び込んでくる。それが小世山で、その小世山には1996年3月にリフレッシュパーク市川から登っていたのだが、地図を見ると小畑集落側から山頂まで破線の道が描かれていた。その破線路を歩いて小世山を再訪することにした。向かったのは2021年5月の最終日曜日、梅雨の中休みと言えそうな晴れた日だった。小畑集落を抜けて北へと向かうと、車道はそのまま東奥山林道となるのだが、林道入口にはゲートが設けられていた。鍵はかかっていなかったのでそのまま進めたが、ゲートには関係者以外は進入禁止の標識があった。そこでゲートの近くにあった駐車スペースに車を止めて、そこからスタートした。ゲートを抜けるとすぐに現れたのが角谷池だった。湖面の色がきれいで、その角谷池を前景として背後に見えていたのが奥山だった。更にその奥に小世山の姿も見えた。東奥山林道はごく緩やかだったが、40分ほど歩いた頃には車の進行は無理と思える道幅になっていた。その東奥山林道も程なく終点となった。地図では谷筋に小径が続くことになっているのだが、はっきりとした道は無かった。ただ谷筋を適当に登る感じだった。そのうちに谷筋の傾斜が増してきた。辺りは植林地になっており、その間伐材が多くあって、それを何度も跨ぐことになった。また石ころが多くあり、それも歩き難かった。しかも登るほどに斜度が増してきた。谷筋歩きでは時間ばかりかかると、標高にして600m辺りまで登ったとき、右手の尾根に出た。その尾根にもはっきりとした道は無かったが、谷筋よりはずっと楽だった。その尾根は山頂から見ると南東尾根で、尾根なりに登って小世山山頂に到着した。歩き始めてから1時間半が経っていたので、意外とかかったと思った。その山頂は樹林に囲まれて展望は無し。記憶ではほぼ平坦な尾根を北へと辿れば少しは展望が得られたはずなので、小休止を終えると北へと歩いてみた。ところが前回登山から25年が経っており、その間の樹木の生長でほぼ展望は無くなっていた。山頂に戻ってきたとき手頃な木に登ってみたが、笠形山が少し見えるだけだった。下山は南西尾根に入った。その尾根にもはっきりとした尾根道は無く、むしろヤブっぽい尾根だった。展望も無かった。ヤブっぽさを我慢しながら下っていると、次第に歩き易くなってきた。ただそのまま下山したのでは、ほば展望無しだったことになるので、予定していた399m地点の鞍部まで下りて来ると、そこからは林道に向かわず、尾根を登り返して奥山を目指すことにした。奥山を登るとなると始めに標高差100mほどの急坂登りがあり、疲れた体にはけっこうきつかった。尾根が緩んできたとき、漸く西の方向に展望が現れて雪彦山の辺りが望めた。その奥山の北尾根も少々ヤブっぽく、灌木の小枝を避けながら進んだ。そして奥山の山頂には鞍部から34分かかって到着となった。その山頂は少し展望があって笠形山が眺められたが、その山頂より少し南に下ると岩場が現れて、そこは素晴らしい展望地だった。南から西にかけて広くすっきりと眺められて、なかでも七種の山並みが近かった。これでこの日の登山に対する不満は無くなった。奥山からの下山は399m地点の鞍部へと引き返すことも考えたが、そのまま南東尾根を下ることにした。けっこう急尾根だったので木に掴まりながらとなったが、木々は適度にばらけていあたのでヤブの感じは少なかった。適当に歩き易い所を探りながら下ると、足下に伐採地が見えてきた。その伐採地を目指して下ると、最後は沢を渡って林道に下り着いた。角谷池の少し北の位置だった。そこから駐車地点までは10分ほど歩くだけだった。
(2021/6記)
<登山日> 2021年5月30日 10:12東奥山林道の入口ゲート近くよりスタート/10:59林道終点/11:34尾根に出る/11:49〜12:36小世山/13:19鞍部(399m地点)/13:53〜14:31奥山(展望地を含む)/15:18林道に下り着く/15:29駐車地点エンド。
(天気) 快晴。小世山山頂の気温は22℃。風は僅かながら爽やかさがあった。奥山では気温は21℃。視界は良かった。
<< Photo Album 2021/05/30 >>
駐車地点から南の方向を眺めた まずは北へと歩き出した すぐにゲートが現れた 一般車両進入禁止だった

すぐに溜め池が見
えてきた

溜め池の名は角谷
池で、その奥に小
世山が見えていた
角谷池を左手に見ながら林道を進んだ 伐採地が現れた 堰堤のそばを通った
右手に沢を見ながら歩いた 周囲はすっかり植林地だった 沢は左手に変わっていた
30分ほど歩いても、まだ林道は続いていたが 程なく道幅は狭くなり、沢に寸断されている所もあった その狭い道も、10分と歩かず終点となった
地図に示された破線路は見えず、谷筋を登って行った 間伐材が多くあり、けっこう邪魔だった 次第に傾斜が増してきた上に、岩場も現れてきた
谷筋歩きでは遅いと、右手の尾根に出た その南東尾根は、道こそ無かったがスムーズに歩けた 主尾根に合流すると、山頂は近かった

(←)
山頂は開けており
そこに三角点を見


 (→)
  三等三角点(点名
  ・船谷)を見る
周囲は樹林が囲んでおり、展望は皆無だった 展望を求めて、主尾根を北へと歩いた 少し歩いたが、木々が生長しており展望は現れなかった
コガクウツギの花を見た 少しは展望を得ようと、木に登って何とか笠形山を見た 山頂に戻ると、下山は南西尾根に入った
ヤブっぽい尾根を下って行く 下るうちに歩き易くなってきた 木々の隙間からながら、前方に奥山を見た
鞍部となる399m地点まで下りてきた 林道には向かわず奥山に向かった 急坂登りに入った 標高差にして100mほど急坂登りが続いた

急坂が終わると、
緩やかな尾根歩き
に移った

漸く展望が現れて
西に雪彦の尾根を
見た
尾根は概ね自然林だったが、植林地もあった 奥山までに小さなピークを二つほど越すことになった ヤブっぽいままに奥山山頂が近づいた

奥山の山頂に着い


四等三角点(点名
・奥山)を見る

(←)
山頂からは笠形山
が望めた

 (→)
  少し南に下ると展
  望地があった
  南西方向が広く眺
  められた

(←)
右上の写真の谷山
辺りを大きく見る

 (→)
  辺りは何カ所かで
  好展望地があった

別の展望地で七種
山の尾根を眺めた
七種山の尾根を少し大きく見る 手頃な木に登ると、小世山の尾根がすっきりと眺められた
東向かいのこの岳を眺めた この岳の左手を見る 西光寺山が望まれた

南東尾根を下って
下山とした

下っていると展望
地が現れて、南の
方向が眺められた

上の写真に写る深
山を少し大きく見


足下に駐車地点が
見えていた
ヤマツツジの花が咲いていた シダの茂る所を通ったが、ヤブでも無かった 東向かいの「この岳」を見上げるようにして眺めた
麓が近づくと、尾根筋ははっきりしなくなった 最後は沢のそばに下りてきた 林道に出ると、すぐに伐採地が現れた
角谷池まで戻ってきた 池を離れて駐車地点へと向かった ゲートを抜ければ駐車地点までは僅かな距離だった