TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬 
 
点名・夏梅    なつめ 710.6m 養父市
 
1/2.5万地図 : 関宮
 
【2025年8月】 2025-145(TAJI&HM)
 
   須留ヶ峰の尾根より  2023 / 6

 杉ヶ沢高原に気になる三角点ピークが二つあり、一つは天滝に近い796mピーク(点名・轟野)で、こちらは1996年7月に天滝と共に訪れていた。車道に近い位置にあり、単なるピークハントだった。もう一つは高原の東部に位置する711mピークで、こちらの三角点は二等三角点(点名・夏梅)だった。こちらも車道からの距離は僅かで、簡単にピークに立てそうだった。そうなるといつでも登れるとの気持ちでいたところ、なぜかどんどん後回しにしてしまった。その711mピークに漸く向かったのは2025年8月のお盆休暇中のこと。前日に氷ノ山を登っていたためか、暑い盛りに易しい山を登りたい気持ちが強くなっており、三角点ハントとして登れる山はないかと考えて、この二等三角点ピークを思い付いたものである。大屋町加保から高原に出て国道9号線へと抜ける車道は県道714号線だった。ナビを711mピークに近い車道上にセットすると、県道を離れて枝道に入った。枝道も舗装路でいわゆる農道の役割を持っており、周囲に農地を見るようになった。電波塔に近づいたとき、その電波塔への管理道路が分岐していることを確認すると、分岐点に近い位置にあった広い路肩スペースに車を止めた。そこから管理道路の分岐点まで歩くと、その近くに立っていた電柱は「シンテンマ56」だった。管理道路を進むと車止めのクサリが現れて、その先へ車は進めないようになっていた。そこを越すとダート道となり、クサリの位置から5分で電波塔の前に出た。電波塔はNTT夏梅無線中継所だった。そのそばが一段高くなっており、適当に笹薮の斜面を登ると、ごく僅かな距離で山頂に着いて、そこにあっさりと二等三角点を見た。周囲は樹林が囲んで展望は無く、やはり単なるピークハントとなった。すぐに山頂を離れて北に向かうと、車道に出る手前で前方が開けて、そちらに妙見山を見た。後は管理道路を歩いて戻って行った。その管理道路では駐車地点へは回り道となるので、途中で車道を離れて南斜面に入った。そこには点々と赤テープがあり、その赤テープを追うように下ると、すぐに車道が見えてきた。車道に出ると、そこは駐車地点から西に200mほど離れた位置だった。ピークハントだったが、それでもけっこう汗をかいていた。
(2025/8記)
<登山日> 2025年8月16日 9:12駐車地点スタート/9:17山頂に通じる車道に入る/9:30NTT夏梅無線中継所/9:34〜44点名・夏梅/9:49車道を離れる/9:55車道に下り着く/9:59駐車地点エンド。
(天気) 晴れ。少し雲は多かった。山頂の気温は29℃。風は弱かった。視界は良かった。
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山頂に通じる車道の分岐点とは少し離れた位置からスタートした 豊嶋農場の前を通った 山頂に通じる車道が分岐する位置に着いた そこまで5分だった
分岐点に立つ電柱は、「シンテンマ56」だった 山頂への道に入ると、前方に山頂の電波塔を見た 車道はずっと緩やかだった
一帯は農地のようで、ビニールハウスを多く見た 小さな電波塔を見た クサリの車止めが現れて、その先は管理道路だった

振り返って建屋山
を見た

管理道路は舗装路
では無かった
砂利道歩きで山頂に近づいた 山頂の電波塔が目前になった 電波塔はNTTの夏梅無線中継所だった

電波塔のそばが一
段高くなっていた

そこが山頂なので
適当に斜面を登っ
て向かった

すぐに山頂に着い


周囲は樹林が囲ん
でおり、展望は無
かった
山頂に、あっさり三角点を見た 二等三角点(点名・夏梅)だった 車道に戻るために北へと向かった
車道に出る手前で北の空に妙見山を見た パートナーが後から車道に下りてきた 往路を引き返した 車止めまで戻ってきた

展望に注意すると
須留ヶ峰を見るこ
とがあった

早く戻ろうと、途
中で車道を離れて
斜面に入った
赤テープを見たが、歩き易い所を下った すぐに車道が近づいた 車道歩きに移ると、すぐに駐車地点が見えてきた