TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
点名・水谷    みずたに 713.7m 宍粟市
 
1/2.5万地図 : 音水湖/安積
 
【2022年7月】 2022-93(TAJI&HM)
 
   東山尾根コースの点名・上東山より  2022 / 7

 何度となく登っている東山だったが、東山温泉メイプルプラザにはまだ泊まっていなかった。そこでメイプルプラザに前泊して東山を登ろうとの計画を立てたのは2022年7月に入ってのことで、天気予報を見て登山実行日は7月30日と決めた。そして前日の29日は軽い山でも登ろうと、波賀町上野の城山を麓から登ったのだが、小さな山とあって昼には終わってしまった。そこで午後ももう一つ軽い山を登ろうと、音水湖の地図を開いた。東山の周囲を探ると幾つか三角点ピークがあり、その一つが点名・水谷を持つ714mピークだった。そばを林道が走っており、林道との標高差は70mでしかなかった。破線路を描かれており、どう見ても15分もあれば山頂に立てそうだった。車内で昼食を済ませると、すぐに移動開始とした。林道に入って地図に描かれた破線路の起点に着いてみると、小径は見えず代わりに作業道が林道から分岐していた。但し入口にはチェーンが張られていた。おまけに標識には歩行者の通行も禁止と書かれていた。作業道は山頂まで通じているとは思えないので、途中で離れることを前提に作業道に入った。予想通り作業道は巻き道になっており、ほぼ林道と並行して西に向かうようになった。地図の破線路がある辺りまで来たとき、作業道を離れて斜面に取り付いた。やはり小径は見えなかったが、辺りは植林地とあって適当に登って行けた。登るうちにネットの残骸に沿うようになった。そして斜面に取り付いてから6分で山頂に着いた。スタート地点からだと12分だった。四等三角点(点名・水谷)の辺りだけ切り開かれている平凡な山頂だった。周囲は植林が視界を塞いでいたが、植林の切れ目がありそこからは東山の山頂がちらりと望めた。山頂は一部に自然林が残っており、その自然林に入って休憩とした。ときおり涼しい風が吹いてきて、まずまず良い感じで休めた。山頂で30分ほどの休憩を終えると、下山は地図の破線路を辿ることにした。ほぼ真っ直ぐ北の方向に下ることになり、作業道を横切って更に下ると、駐車している車と作業道の起点が見えてきた。最後はヤブをこぐことになったが、山頂から10分とかからず駐車地点に戻ってきた。
(2022/8記)
<登山日> 2022年7月29日 13:04作業道入口スタート/13:10作業道を離れる/13:16〜47山頂/13:56作業道入口エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は28℃。山頂は風があり、少しは涼しさを感じた。視界は良かった。
<< Photo Album 2022/07/29 >>
破線路は見えず、代わりに作業道が林道から分岐していた その作業道をアプローチとして歩き出した 作業道は一般車通行止めだけでなく、歩行者の通行も禁止となっていたので、途中で離れる予定だった 作業道は舗装されているだけでなく、ごく緩やかとあって易しく歩いて行けた
地図の破線路がある位置まで歩いてきた 作業道を離れて斜面に取り付いた 山頂へと植林地の中を登って行く

ネットの残骸に沿
って登った

スタートしてから
12分で山頂に着
いた
四等三角点(点名・水谷)を見る 周囲を樹林に囲まれた山頂だった 東の方向に植林の切れ目があり、少し展望があった
そこに見えていたのは東山の山頂だった 山頂そばに自然林があり、その中で休憩とした 下山は地図の破線路を辿った
植林地を下って行く 作業道に出会うと、作業道を横切った 植林地の下りを続けた
駐車地点が見えると、そちらに向かった 少しヤブをこぐことになった 作業道の起点の位置に下りてきた そこは駐車地点のそばだった 下山後にメイプルプラザに移動して、そちらから714m
ピークを望むも、山頂までは見えなかった