TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波 
 
弥十郎ヶ嶽    やじゅうろうがだけ 715.0m 丹波篠山市
1/2.5万地図 : 福住
 
【1996年1月】 No.1 1996-01(TAJI&HM)
 
    八ヶ尾山の一つ南にある尾根より  1998 / 6

 1996年1月の新年登山として弥十郎ヶ嶽を登った。往路のコースとして竹谷コースを選ぶ。始めに林道を歩くのだが、林道は雪で覆われているため林道の入口に車を止めて歩き出した。登山口に着いたもののその先のコースはすっかり雪に覆われており、登山道ははっきりしなかった。そこで地図とコンパスを頼りに登って行った。谷筋は倒木がやや多いようだった。適当に支尾根を登り詰めて山稜に出ると、漸くはっきりとした登山道に出会った。また視界が開けてきた。その辺りで30センチほどの積雪あり。その程度の積雪はさほど足の負担にはならず、誰も歩いていない尾根道にトレースを付けながらゆっくりと山頂に向かった。程なく着いた山頂は、ガイド本では展望が良いとなっていたが、伐採後に木が成長しており、南と東は展望は無かった。ただ西から北にかけては展望が良く、多紀アルプスが快晴の下でくっきりと眺められた。三嶽が堂々とした姿で眺められた。遠くには粟鹿山、千ヶ峰、氷ノ山まで見えていた。また麓の篠山盆地の雪化粧も美しかった。頂上より少し 移動すると、隣の大野山も見えていた。展望を楽しんだ後は雪上にシートを敷いて、暫しの休憩とした。この後の下山は始めは篭坊コースを歩いたが、途中からは竹谷林道と平行して走る尾根を下って駐車地点の方向に向かった。この帰路も登山道は雪で覆われていたので、地図とコンパスを頼りの歩行となった。この日はやたらとハンターの銃声音が谷にこだましていた。
(2002/5記)(2011/5改訂)(2021/7写真改訂)
<登山日> 1996年1月2日 9:27スタート/9:47登山口/11:10〜12:40山頂/13 :15ハハカベ山の標石/14:50エンド。
(天気) 雲一つ無い快晴。風は無風に近く、陽射しを浴びていると十分な暖かさだった。視界はクリア。積雪は林道上で20センチほど、山頂部は30センチ以上あった。
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(←)
十郎ヶ嶽山頂に立
つと、北に多紀ア
ルプスが眺められ


 (→)
  多紀三山を大きく
  見る

三嶽はやはり丹波
の盟主たる風格が
あった

上の写真の右手を
見ると、八ヶ尾山
が眺められた

西に白髪山を見る

北西遠くに見える
白い山は氷ノ山の
ようだった

(←)
山頂近くより東の
方向を見る

 (→)
  山頂近くより南に
  大野山を見る