TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波 
 
岩屋山    いわやさん 718.3m 丹波市
 
1/2.5万地図 : 大名草
 
【2017年4月】 No.2 2017-37(TAJI&HM)
 
   青垣町桧倉より  2017 / 4

 丹波市青垣町から兵庫100山に選ばれているのが岩屋山で、山頂に立つ赤白に塗られた電波塔は遠くからでも目立っており、山座同定の目安になる山である。その岩屋山には1997年の秋に登っていたが、山頂まで管理道路が通じていることと、ハングライダーのフライト基地があることぐらいしか印象に残っておらず、登山道に関しては記憶は曖昧になっていた。そこで再訪をしようと考えて向かったのは2017年4月1日、新年度最初の日だった。コースは前回と同じく北麓の高源寺からのコースを登ることにした。
 自宅を出るのが遅くなったこともあって、早く高源寺に着こうと播但道、北近畿豊岡道と走った。豊岡道を青垣ICで降りると、後は県道7号線、国道427号線と走り、高源寺の駐車場に着いたときは10時半を回っていた。高源寺は紅葉期を外れているとあって、駐車場には他に一台の車を見るだけだった。まずは高源寺へと入ったが、この季節は拝観料を取らないようで、すんなりと門を通った。山門を抜け、本堂の前を通って奥へ奥へと進んだ。上空はすっかり曇り空とあって、何となく侘びしさがあった。三笑橋を渡って多宝塔まで来ると、そこから岩屋山への登山道が始まっていた。モミジの落ち葉に覆われた登山道を登って行く。周囲に黄色い花を付けたミツマタを見るようになったと思うと、群落になっている所も現れた。少し登ると林道に合流した。近くには真新しい砂防ダムが作られていた。そこに標識を見なかったので左右どちらに歩けばと一瞬迷ったが、下り坂となる左手の方向に向かった。それは正しかったようで、すぐに山頂方向に向かう小径が分かれて、そこに岩屋山の標識を見た。後は登山道なりに歩いて行くだけだった。植林地の斜面をジグザグに登って行く。曇り空の上に北斜面とあって、ずっと薄暗い中の登りだった。樹林の気温は9℃ほど。ジグザグ道とあって緩やかな傾斜のまま歩けたので、マイペースで登って行けた。周囲の木々は雑木林になることがあり、また空もときおり青空が見られるようになった。天気は良くなっているようだった。そのうちに尾根上を歩くようになると、ときおり大きな岩に出会った。尾根筋を離れることもあったが、コースは尾根コースの名が付いているように、概ね尾根筋を辿っての登りだった。一度展望が現れて、そこからは北向かいの大箕山が大きく眺められた。登山道が東方向に向かったとき、広い登山道に合流した。その道は大師野公園からのコースで、北東麓の青垣中学校まで通じているコースだった。一度合流した登山道が二手に分かれたとき、そこに標識があって一つは岩屋山を示していたが、尾根に向かう道には何も示されていなかった。そこで岩屋山を示す方向に進んだのだがすぐにヤブっぽくなったので、引き返して尾根コースに入った。どうもこちらが正しいコースのようで、無難に歩いて行けた。そして程なく現れたのがパラグライダーのフライト基地だった。板張りの床が広い面積を占めており、そこは素晴らしい展望地だった。北東から南東へと丹波の山並みが一望だった。南には岩屋山の山頂が見えており、その手前にはもう一つのフライト基地も見えており、そのいた。そこを離れて少し歩くと舗装路に出た。山頂の電波塔まで通じる管理道路だった。その管理道路を歩いて行くと、もう一つのフライト基地のそばを通ったので、その上部側のフライト基地にも立ち寄った。そこは下部側のフライト基地と同様に板張りの床が設けられており、一段と素晴らしい展望地だった。先ほどの展望に加えて、一番目に付くのは北西向かいの粟鹿山で、全姿を眺めることが出来た。もう12時を回っていたこともあってこの上部フライト基地で昼食をとることにした。広い展望を眺めながらだった。管理道路に戻ると程なくゲートが現れた。そこから先へは一般車は進めなくなっていたが、こちらは徒歩なのでゲートの横を抜けて先へと進んだ。ごく緩やかな舗装路歩きだった。そのまま舗装路歩きで山頂に向かうつもりだったが、左手に山頂の電波塔が見えたとき、急斜面を登って電波塔に向かった。パートナーは管理道路で山頂に向かった。急斜面はけっこう滑り易く、もたつきながら何とか電波塔のそばに出ると、パートナーはもう着いていた。電波塔はぐるりとフェンスに囲まれており、そのフェンス際を歩いて北側に出ると、そこに三等三角点(点名・檜倉山)を見た。電波塔の敷地より1メートルほど低い位置だった。この山頂でもフェンスそばでひととき休憩をとった。電波塔の周囲は樹林が囲んでいたため展望は悪かったが、少しながら南の方向が眺められて、そこにカヤマチ山を見た。山頂で30分ほど過ごすと、管理道路を歩かずに戻ることにした。三角点の位置から北へと延びる尾根の小径を見たためで。それを歩いて下ることにした。管理道路と平行するだけに緩やかな道で、尾根なりに下って行くとゲートの近くに下り着いた。そこからは往路を辿って戻ったが、この帰路でも上部側のフライト基地に立ち寄って、改めて展望を楽しんだ。青空が少し増えており、その空の下で京丹波、兵庫丹波の山並みを眺めた。下部側のフライト基地を通り、高源寺に向かえる尾根コースの分岐点まで戻ってきたとき、そちらに入らず直進側となる大師野コースを下って行くことにした。東斜面を下ることになり、小さなジグザグ道として急傾斜になることも無く下って行けた。ときおり石仏を見かけることがあった。また途中では岩屋観音への道が分かれたが、そちらには向かわず下りを続けた。休憩小屋の前を通って麓へと近づくと、林道に下り着いた。その林道を少し下ると、沢沿いの広い林道に合流したが、その辺りから大師野公園になっていた。近くにはお堂が建っており、看板を見ると新四国道の名でウォーキングコースが作られていた。後は大師野公園内のほぼ平坦な林道を北へと歩いた。20分ほど歩くと歩くとゲートが現れて、それを通り抜けることになった。そこは青垣中学校のそばで、ほどなく一般道に合流した。その道を西へと歩くと青垣中学校の先で国道427号線に合流した。後は国道をただ西へと歩くだけだったが、佐地神社の先で現れた標識を見ると、高源寺まで1.7kmとあった。国道は加古川に沿って続いており、右手には大箕山の端正な姿が眺められた。その国道歩き30分ほど続けて漸く高源寺への道へと入った。車で来たときは気付かなかったが、その辺りからは岩屋山の姿が良く見えていた。岩屋山を見ながら駐車場へと近づいた。
(2017/4記)(2023/5写真改訂)
<登山日> 2017年4月1日 10:46高源寺駐車場スタート/10:58多宝塔横の登山口/11:51大師野コースに合流/12:12〜34上部フライト基地(昼食)/12:51〜13:21山頂/13:34〜44上部フライト基地/14:28大師野コース登山口/14:45青垣中学校横のゲート/15:28エンド。
(天気) 朝の空はほぼ曇り空だった。登るほどに徐々に雲は減ってきた。山頂に着いた頃は雲は空の六割ほどになっており、晴れと呼べるまでになっていた。山頂の気温は9℃ほど、風が冷たかった。視界は良く澄んでいた。下山中に雲は更に減って、快晴となってきた。
<< Photo Album 2017/04/01 >>
高源寺の駐車場に車を止めて高源寺へと向かった 高源寺の案内図を見て多宝塔を目指した  まずは高源寺の惣門を潜った
境内の歩道を登って行く 目の前に見えてきたの山門だったは 仏殿の前を通った

境内の最奥にある
多宝塔(三重塔)
へと向かった

多宝塔のそばから
岩屋山への登山道
が始まっていた
落ち葉に覆われた登山道を歩いて行く 落ち葉は高源寺らしくカエデの葉が多かった 道そばで石仏を見た
近くの斜面では花を咲かせたミツマタの群落が見られた 林道に合流すると、近くに真新しい砂防ダムを見た 林道を左手に向かうと、そちらにも砂防ダムを見た
(←)
下るうちに右手に
道が分かれたので
そちらに入った

 (→)
  選んだコースは正
  しかったようで、
  「尾根コース」を
  示す標識を見た
また周囲にミツマタの群落が現れた ミツマタの花を大きく見た 「丹波少年自然の家」のオリエンテーリング標識を見る
植林帯の中を登って行く 尾根コースの名の通りに尾根を歩くようになった 尾根道は緩やかだった
尾根上に大きな岩や小さな岩を見るようになった 尾根道歩きが続く 展望地が現れて、北向かいの大箕山が望まれた

(←)
尾根を離れて巻き
道を歩くようにな
った

 (→)
  幅の広い登山道に
  合流した
幅広の道は北東麓にある青垣中学校からの道だった
そのゆったりとした道を歩いて行く
標識に従って直進したがすぐにヤブっぽくなってしまった そこでこの標識の位置に戻って尾根道に入った 尾根道を登って行くと、程なく前方が開けた
現れたのはパラグライダーのフライト基地だった 正面に岩屋山の山頂が見えていた 左の写真に写る水山を大きく見る

フライト基地は好
展望地で、東の山
並みがすっきりと
眺められた
岩屋さんの手前にはもう一つフライト基地が見えていた 下部フライト基地を離れて先へと進んだ 登山道はほぼ平坦になっていた
舗装林道に合流した そのまま歩けば岩屋山山頂だった 少し歩くと左手に細い車道が分かれた 車道の先は上部フライト基地だった
フライト基地には東屋も建っていた こちらは下部フライト基地以上の好展望地で粟鹿山がその全姿を見せていた
右上の写真の右手を見る 京都丹波の山並みも眺められた
上の写真の右に続く風景を見る 粟鹿山を大きく見る 大箕山の山頂を大きく見る

西の方向を眺めた

昼になっていたの
で、この風景を見
ながら昼休憩とし

上部フライト基地を離れて山頂に向かった ゲートが現れて、その先はNTTの管理道路だった
ゲートの横を抜けて先に進んだ
管理道路で山頂を目指したが、登山道があることをこのときは分からなかった
路面に雪を見ることがあった 左手に山頂の電波塔が見えたので、斜面を登ることにした 意外と滑り易い斜面だったので、車道を歩いたパートナーが先に着いていた
電波塔の所在地名は「高源寺」になっていた 三角点を求めて電波塔を囲むフェンスに沿って歩いた 山頂の北側、フェンスに近い位置で三角点を見た

(←)
三等三角点(点名
・檜倉山)だった

 (→)
  展望の悪い山頂だ
  ったがフェンスの
  南西側に回ると少
  し展望が得られた
右上の写真に写る篠ヶ峰を大きく見る 深谷山の背後に千ヶ峰の山頂が覗いていた フェンスの中ではフキノトウがいっぱい出ていた
下山は三角点の位置から北へと続く尾根道に入った 緩やかな尾根で、目印テープが付いていた 尾根道もはっきりしていた
最後は林道に下りてきた そこはゲートに近い位置だった この帰路でも上部フライト基地に立ち寄ることにした
フライト基地からの視界は幾分良くなったようだった 東の五台山の尾根を大きく見る 左の写真に写る三嶽を大きく見る

北東方向遠くには
青葉山も望めた
大箕山の左手後方を見る 大箕山の右手後方を見る
親不知の尾根を眺める 南東方向に向山連山を見る
林道に戻って下山を続けた 下部フライト基地に通じる道に入った 下部フライト基地に近づいた
フライト基地を通過する 振り返って山頂を眺めた 登山道に入った
大師野コースに入って、道幅が広くなった 大師野コースは緩やかな道だった 岩屋観音への道が分かれたが、青垣中学校を目指した
このコースでもオリエンテーリングの標識を見た 下山を続ける 休憩小屋の前を通った

道なりにどんどん
下った

最後は林道に下り
着いた

「岩屋山登山口」
の標識を見た
後は林道歩きだった 林道そばに東屋を見た 広い道に合流した
近くにウォーキングコースがあるようだった 林道の最後は青垣中学校のそばで、ゲートを通った 近くで咲いていたのはトサミズキのようだった

(←)
前方に集落が見え
て来た

 (→)
  広い道に合流する
  と、そこでも岩屋
  山の案内図を見た

青垣中学校の北側を歩いて行く 右手前方に大箕山を見る 青垣中学校を通り過ぎたとき、地蔵が並んでいるのを見た 国道427号線に合流して右手に大箕山を見る
佐地神社の前を通った 高源寺の標識が現れたが、まだ1.7kmあった 前方に見えているのは雲須山のようだった
大箕山を南から見るようになった 国道を真っ直ぐ西へと歩いて桧倉集落を目指した 桧倉集落に入ると、南に岩屋山の山頂が望めた
高源寺への道に入った 南に向かい出しても、山頂は望めた 高源寺へと近づいて行った