TAJIHM の 兵庫の山めぐり <丹波編 
 
小金ヶ嶽    こがねがたけ 725m 丹波篠山市
 
1/2.5万地図 : 細工所
 
【2019年3月】 No.2 2019-42(TAJI&HM)
 
   西尾根の途中より  2019 / 3

 多紀連山の盟主は三嶽だろうが、それに従うように立つのが西ヶ嶽と小金ヶ嶽で、その三つの山を登山をする立場で考えると、岩場が連続する小金ヶ嶽が一番楽しいのではと思えた。その小金ヶ嶽をじっくり登ろうとすれば南麓の火打岩からのコースを登るのが妥当だろうが、岩場歩きを主体として考えれば大タワから簡単に登るのも悪くなさそうだった。その考えで向かったのは2019年3月最初の土曜日で、朝から快晴の日だった。季節は春を迎えたためか澄んだ空とは言えなかったが、上空に雲はほとんど見られなかった。丹波の2月はほとんど雪が降らなかったようで、大タワへと続く県道301号線には雪の欠片も見なかった。そして大タワの駐車場に着いたのは10時前。駐車場には1台の車を見るだけだった。その大タワから西に登れば三嶽だが、東へと小金ヶ嶽に向かった。一帯はすっかり植林地になっており、大タワ近くは「フォレストアドベンチャー・丹波ささやま」のエリアだった。それは有料のフィールドアスレチック施設だったが登山コースは確保されており、そのフォレストアドベンチャーを通り抜ける形で谷筋を歩いた。谷筋とあって朝の時間帯は陽射しは届かず、少し寒々しさを感じながら歩いた。緩やかに登ってフォレストアドベンチャーを過ぎても今暫く植林地歩きが続いた後、右手へと斜面を登って尾根筋に出た。植林地を抜け出して自然林の尾根歩きとなった。樹林に囲まれて展望は良くなかったが、少し歩くと大岩が現れてその上に立つと一気に展望が広がった。正面に見えたのは堂々たる小金ヶ嶽だった。その大岩の辺りから小金ヶ嶽登山の核心部となり、連続して岩場が現れるようになった。岩場と言ってもクサリが適度に張られており、危険な感じは少なかった。むしろ楽しい岩登りと言えた。小さなピークを越したりして、徐々に小金ヶ嶽へと近づいた。次第に小金ヶ嶽の姿が大きくなると共に、背後には三嶽が全姿を現してきた。尾根としては緩やかながら、岩場歩きが連続する形となり一部は急斜面になっていた。山頂が間近になると尾根も急傾斜となって、そこを休まず登って山頂に出た。山頂はぽっかりと開けており、そこには三角点こそ無かったが方位盤があり雰囲気としては三嶽よりも山頂らしさがあった。山頂展望も十分にあり、京都府方面が広く眺められた。但し遠方はうっすらしており、山並みは判然としていなかった。それでも山頂展望を楽しむには十分だった。着いたときはまだ11時前とあって誰もおらず、静かな山頂だった。その静けさの中で暖かい陽射しを浴びながら暫し憩いのひとときを持った。そして山頂で20分ほど過ごすと、下山はすんなりと往路を戻った。その下山ではぽつりぽつりと登山者とすれ違った。下山にかかった時間は40分ほど。まだ午前の時間でもあり、午後にもう一つ手頃な山を登ろうと、大タワを後にして丹波篠山の市街地へと戻って行った。
(2019/4記)
<登山日> 2019年3月2日 9:56大乢駐車場スタート/10:24展望岩/10:46〜11:06山頂/11:45エンド。
(天気) 周辺に雲を多く見るものの、上空は快晴だった。山頂の気温は10℃。風は僅かに吹く程度だったが冷たかった。視界はうっすらとしていた。
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車は大乢の駐車場に止めた 車は1台を見るだけだっ
小金ヶ嶽の方向には「フォレストアドベンチャー・丹
波ささやま」が作られてきた
フォレストアドベンチャーとは別に小金ヶ嶽への登山
道が始まっていた
少し入ったとき登山口の標識が現れた 山頂まで1.3kmだった 植林地の中を歩いて行く
フォレストアドベンチャーの中を歩く感じとなった 遊具を眺めながら歩いた フォレストアドベンチャーが終わっても植林地は続いた
植林地の中に小金ヶ嶽の標識を見た 谷筋を離れて尾根に向かうようになった 尾根が近づくと、周囲は自然林に変わってきた
尾根に着いて尾根歩きに移った 東へと向かった 明るい尾根歩きだった 振り返って見えたのは三嶽だった
前方に見えてきたのは小金ヶ嶽だった 山頂との標高差は少ないとあって尾根は緩やかだった 岩のピークが現れた 巻き道に入らず岩を登った
岩の上に立つと小金ヶ嶽がすっきりと眺められた 南の方向も広く眺められたが、うっすらとした視界だった
尾根に露岩が増えてきてクサリを見るようになった ただ尾根としては緩やかだった 次第に小金ヶ嶽が近づいてきた
岩場が更に増えてきた 岩場の上はやはり展望が良かった 長いクサリ場が現れた

(←)
岩場上りが続いた

 (→)
  振り返ると三嶽が
  すっきりと眺めら
  れた

(←)
山頂が間近になる
と、急坂となった

 (→)
  小金ヶ嶽の山頂に
  着いた そこは開
  けており山頂らし
  さがあった
山頂には方位盤が作られていた 山名標識を見る その奥のコースは小倉タワからだった 他にも小金口からのコースも来ていた
山頂の展望は良く、西に三嶽を、北には鹿倉山が眺められた 但し遠方はうっすらとしていた 三嶽を大きく見る

(←)
鹿倉山の右手は
京都丹波の山々
だった

 (→)
  左の写真に写る三
  角塔の尾根を少し
  大きく見る

尾根続きとなる
東の方向にも展
望を得た

八ヶ尾山の辺りを
少し大きく見る
山頂で展望を楽しむと、往路を引き返した すっかり明るい尾根歩きだった クサリ場をパートナーは後ろ向きで下っていた

(←)
三嶽の左手遠方に
はうっすら白髪岳
が望めた

 (→)
  白髪岳の辺りを少し
  大きく見る
尾根の岩場を越えて行く 谷筋の植林地へと入って行った 登山口に戻ってきた