TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
行者山 (生栖行者山) 787.2m 宍粟市
 ぎょうじゃさん
1/2.5万地図 : 安積
 
【2020年11月】 No.5 2020-193(TAJI&HM)
 
    一宮町福中より 2007 / 11

 5回目の生栖行者山は、2020年11月の最終日曜日だった。この日は午後から出張の移動があり、午前中で登山を済ませる必要があった。そこで手頃な山として生栖の行者山を選んだものである。短時間で山頂に立ちたく、コースとしては生栖コース五合目にあるお堂の前から登り始めて、そこからの生栖コースをピストンすることにした。そのお堂の前に着いたのは8時40分のこと。そのそばから登山道が始まっており、後は標識に従って登って行くだけだった。その登山コースを作業道が何度か寸断しており、ときに作業道を歩いたが、標識がしっかりあって登山コースを外れることは無かった。その作業道から離れると、概ね植林地の中を緩やかに登って行くことになった。上空は良くはれていたが北斜面を登るために、陽射しの無い中を登ることになり肌寒さがあった。その北斜面には礫帯がありそこは当然小石が多いのだが、登山道には相対に小石が多くあってけっこう歩き難さがあった。尾根に着いたのは歩き始めてから55分後だった。そこからは北東へと登って行くと、程なく行者道への小径が左手に分かれた。その行者道へと寄り道した。行者堂は老朽化が進んでおり、一見廃屋の姿になっていた。尾根に戻るとその先で急坂があり、そこを過ぎると宍粟50名山の山名標柱の前に出た。そのそばには原型をとどめない三等三角点(点名・生栖)を見た。そこは山頂ではなく、今少し進んで今少し高い位置が山頂だった。そちらは三角点の位置とは違って山頂らしさがあり、北に展望が広がっていた。見えていたのは藤無山から須留ヶ峰へと続く尾根で、以前よりもすっきりと見えているように思えた。最近になって木が伐られたようで、その伐られた木が辺りに残されていた。山頂の木陰は6℃と冷えていたが、開けた所は陽射しが当たっており、程良い暖かさを感じながら休めた。その山頂で30分ほどの休憩を済ませると、すんありと往路を戻って下山とした。そして予定通りに昼前に登山口に戻って来ることが出来た。
(2020/12記)
<登山日> 2020年11月29日 8:48五合目登山口スタート/9:47〜52行者堂/9:59〜10:28山頂/11:12登山口エンド。
(天気) 晴れ。上空から北の空には雲は少なかったが、南の空は多かった。山頂の気温は木陰で6℃ほど。風がほとんど無いため、陽射しの下ではまずまずの暖かさだった。視界は澄んでいた。
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登山口へと林道を走ると、行者山登山道の標柱が現れた 五合目登山口広場に着いた 右は三方谷八十八所第二十一番札所のお堂で左は休み堂だった
登山口に「登山道」の標識を見た 始めは真っ直ぐな道だった 左手は植林地で、右手は自然林だった
季節柄、落ち葉が登山道を隠している所があった 紅葉が少し残っていた 少し登ると、登山コースは作業道に寸断されていた
標識がしっかりあって迷わずコースの続きに入った また作業道に出会って、今度は作業道を歩いた その作業道はすぐに終点となった
斜面に入ったが また作業道を横切った もう周囲はすっかり植林地だった
まだ作業道がり、それを歩いて行く その作業道の終点から再び斜面を登った なぜか石垣のそばを通った
緩やかな登山道を登って行くが、小石が多かった 礫帯を横切った 易しく歩ける所もあった
また石垣が現れた 行者山の標識が現れた また礫帯を横切った
それまで見なかった合目の標識が現れた 9合目だった 尾根が間近になった 尾根に着いて、一気に陽射しを受けることになった
行者山の方向が示されていた 尾根を北東へと登って行く 長くも歩かず、左手に行者堂への道が分かれた
行者堂に寄り道することにした すぐに行者道の前に出た 絵馬が飾られていたが何となく廃屋の雰囲気があった
コースに戻って山頂に向かう 急坂が現れて、そこはロープが張られていた 急坂の先は緩やかな道で山頂に近づいた

山名標柱の前に出
たが、そこは山頂
ではなかった

そこに三等三角点
(点名・生栖)を
見る

今少し緩やかに登
った先が山頂だっ

山頂の山名標識を見る アセビの茂る山頂で、温かい陽射しを浴びた その山頂は北に展望が広がっていた
藤無山から須留ヶ峰へと続く尾根が一望だった 藤無山を大きく見る

(←)
高峰、大段山の姿
も眺められた

 (→)
  須留ヶ峰を大きく
  見る
高峰の背後に黒原山を見る 藤無山の左手に東山を見る 足下に揖保川の流れを見る
月谷川コースの方向を見る 30分ほどの休憩を終えて、往路を戻って行く 南東方向に三辻山を見た
三角点のそばに戻ってきた 哀れな三角点だった 三角点のそばからは暁晴山が望めた 尾根を下って行く
西斜面のコースに入った 植林地を下って行く 西の方向に見えたのは三室山だった
三室山の山頂にはガスがかかっていた 倒木を越えて行く 作業道の位置まで下りてきた
案内標識に従って何度か作業道を横切った 最後は落ち葉道を登山口へと真っ直ぐ下った お堂が見えて来ると、そのそばが登山口だった