TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
大天井岳 (雪彦山) 811.1m 姫路市夢前町
 おおてんじょうだけ
1/2.5万地図 : 寺前
 
【2020年6月】 2020-109(TAJI&HM)
 
    天狗岩山頂を眺める  2020 / 6

 雪彦山大天井岳へのメインコースは南麓の坂根登山口を起点として、南尾根を登って出雲岩経由で山頂に立ち、下山は虹ヶ滝へと下りて坂根登山口に戻ってくるコースだが、その一番ポピュラーなコースを久々に登ってみようと向かったのは、2020年6月24日のこと。この日は梅雨の中休みで、朝から青空の広がる日だった。暑い季節とあって午前のうちに登ってしまいたかったが、朝に町内の清掃をしていたので出発が遅れ、登山口駐車場に着いたときは11時前になっていた。ただ大天井岳だけを登る予定だったので、11時スタートとなっても何ら問題はなかった。その坂根登山口からの大天井岳登山の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。蒸し暑さを予想していたのだが、その心配は無かった。尾根の気温は22℃ほどの上に空気感はさっぱりとしており、風は十分な涼しさがあった。天気としては絶好の登山日和と言えそうだった。但し登山コースは急坂が続くので、やはり汗はたっぷりかいた。そのため展望岩で一休み、出雲岩で一休みと足が疲れたタイミングで休憩とした。それにしても目印がはっきりしており、コースを逸れる心配は全く無かった。歩き始めてから途中の休みを入れての山頂までかかった時間は80分だった。山頂に着くとそこに二名の先着者を見たが、二人はすぐに山頂を離れたので、後はパートナーと二人きりの山頂となった。山頂は陽射しをいっぱい受けていたため少し暑さを感じたが、絶えず涼しい風が吹いており、木陰に入ると良い感じで休めた。山頂では昼食をとり展望も楽しむと、下山に移った。虹ヶ滝コースへと向かったが、その虹ヶ滝コースに入る前に天狗岩に立ち寄って、天狗岩からの展望を楽しんだ。虹ヶ滝コースは始めにクサリ場を下る上級コースとそこを迂回する一般コースに分かれるが、そこはパートナーの希望で一般コースを下った。但し途中で上級コースと接したとき、上級コースに入って以前の感触を思い出しながら下った。そのクサリ場だけでなく虹ヶ滝コースはその後もロープやクサリが何度も現れて、なかなか気の抜けないコースだった。虹ヶ滝に下り着くと、そこはさっと抜けて休まず先へと進んだ。その後は易しい道となり、途中で下山コースと賀野神社コースに分かれると、27年ぶりに下山コースに入った。下山コースは途中から沢沿いとなり、何度か沢を横切ったりしたので、気楽なコースでもなかった。駐車場に戻ってきたときは14時を回っていたので、休憩を入れると3時間20分ほどの大天井岳登山になっていた。改めて大天井岳の坂根コースは、けっこうハードな登山であることを再認識した。
(2020/8記)
<登山日> 2020年6月24日 10:59坂根登山口駐車場スタート/11:18〜22展望岩/11:45〜53出雲岩/12:17〜48山頂/12:54天狗岩/13:38虹ヶ滝/14:19駐車場エンド。
(天気) 晴れ。山頂の気温は20℃ほど。風が涼しく爽やかだった。視界は少しうっすらとしている程度だった。
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23年ぶりに坂根登山口の駐車場に車を止めた 登山口に通じる道に入った 登山案内図を見る
すぐに登山コースに入った コースの名は「出雲岩コース」となっていた すぐに石の目立つ登山道に入った
すぐに小さな祠のそばを通った やや急坂の登りが続いた 以前と比べて標識が増えたように思った
不動岩の前を通った 岩の多い登山道だった 展望岩に着いた

ここに着いて大天
井岳が眺められた

尾根歩きに移った
ガンバレの文字を見る 以前と変わらぬ風景だった 北西へと登って行く A−4ポイントを通過する
矢印に従って、尾根筋を離れて出雲岩に向かった 道が切れている所をロープを掴んで渡った 出雲岩に着いた
出雲岩で小休止をとった 登山道歩きを再開する 矢印に従って岩場を登った
鎖を掴んで登ることがあった セリ岩を通過する まだまだ岩場の登りが続いた
今回も馬ノ背は巻き道を歩いた まだ鎖を掴む所があった 山頂の祠が見えてきた

山頂に着くと祠が
建っていた 再建
されたようだった

山頂から南に広が
る風景を見る

少しうっすらとは
していたが、まず
まず遠くまで見え
ていた
上の写真に写る笠形山を大きく見る 七種槍と七種山の並ぶ姿を見る 上の写真に写る明神山を大きく見る
足下に坂根集落を見る 賀野神社が見えていた 山頂ではヤマツツジが咲いていた

場所を変えて北か
ら北東にかけてを
眺めた
北西に見えていたのは黒尾山だった 下山は北西の尾根に入った 少し下ると、緩やかに登り返した
天狗岩の標識が現れると、そちらに向かった すぐに天狗岩の前に出た 展望を得ようと、天狗岩を登った

天狗岩の上からは
先ほどまで過ごし
ていた大天井岳の
山頂が眺められた
天狗岩から戻ると虹ヶ滝コースに向かった コースは鎖を下る上級コースと、そこを迂回する一般
コースとに分かれた
そこは迂回コースに入った
下る方向に見えたのは地蔵岳だった 迂回コースと言えども易しいコースではなかった 途中で鎖コースに接すると、後は鎖コースを下った
近くの鋭鋒は不行岳だった 鎖場が終わっても、ロープの下りが続いた 虹ヶ滝コースは気の抜けないコースだった
展望地からは地蔵岳を見上げるようにして眺めた 木漏れ日の中を下って行く 虹ヶ滝が間近になっても、こんな感じだった

虹ヶ滝に下り着く
と、そこはさっと
通過した

虹ヶ滝から登り返
して小さな尾根に
着くと、そこにベ
ンチを見た
ベンチの位置からは緩やかな登山道を下って行く 下るうちに歩き易くなった 植林地に入ると、更に易しい道となった
植林地の中で、賀野神社コースと下山コースに分かれた 27年ぶりに下山コースに入った ちょっとマイナーな感じの登山道を下って行く
沢そばに出て沢を渡った その辺りの地名は出合だった 暫くは沢筋を歩いた 沢筋を離れると、再び歩き易くなった
柵沿いを歩くようになった 沢はずっと下だった 砂防ダムのそばに出て、階段を下った 砂防ダムの下に出てダムを見上げた
砂防ダムの先では、幅広の道を歩いた 登山口に戻ってきた 車道に出て、駐車場に近づいた