TAJIHM の 兵庫の山めぐり <北播磨 
 
三国岳    みくにだけ 855.1m 多可町・朝来市・丹波市
 
1/2.5万地図 : 大名草
 
【202年1月】 No.4 2021-24(TAJI&HM)
 
    多可町山寄上より  2021 / 2

 三国岳を12年ぶりに登るに当たって登山コースはガイドブック「ふるさと兵庫100山」を参考にすることにした。そのガイドブックでは道の駅「多可」を起点に西に延びる林道を歩いて行くコースを往路コースとしており、下山コースは古くからある大玉林道に通じるコースとしていた。それを逆回りで歩くことにした。向かったのは2021年2月の第二土曜日のこと。多可町の空は雲は多いものの晴れと呼べる空だった。国道427号線を北上し、道の駅「多可」でトイレ休憩を済ませると更に北上した。そして山寄上のバス停を過ぎた先で登山口標識を見た。それに従って国道を離れると、ゲートを抜けて大玉林道に入ることになった。大玉林道を終点まで走ってもよかったが、戻ってくることを考えて入口から1kmほど入って前方が開けた位置に駐車とした。そこからの三国岳登山の様子は下の写真帳をご覧いただきたい。駐車地点から林道終点までは20分ほど歩くことになった。その先は地図では破線の道が沢沿いに三国峠まで描かれていたのだが、実際はごく細々とした道で、それも進むうちに倒木も現れて次第に歩き難くなってきた。そこで沢から少し離れて植林地の急斜面を適当に登って行くことにした。その急斜面を三国峠まで標高差にして200mほど登るのはけっこうきついことだった。漸くの思いで三国峠に着いたときは、斜面に取り付いてから40分ほどの時間が経っていた。峠に着いて道の駅からのコースと合流することになり、一気に易しい尾根歩きとなった。ただ上空はいつの間にかすっかり曇り空に変わっていた。それも尾根歩きを続けるうちに、また青空が少しずつ現れてきた。この尾根コースには合目の標識があり、最初に見たのは三合目で、次に二合目が現れた。どうやら道の駅からのコースの標識のようで、山頂に近づくほど数字は減るようだった。また三国峠に着いたときに、そこより西の方向間近に作業道を見たが、その作業道は尾根と平行に走っており、尾根歩きの途中で作業道が尾根を横切ることがあった。一合目の標識が現れ、その少し先が山頂だった。山頂に着いてみると、作業道は数メートルも離れていない位置を通っており、更に尾根に沿って北東方向に延びていた。12年ぶりの山頂は以前よりも更に展望が減っており、東の方向にちらりと鳴尾山を見るだけだった。その展望も作業道に下りて少し北東へと歩いてみると、一気に展望が開けた。鳴尾山から千ヶ峰まで一望で、遠くは多紀アルプスも望めた。場所を変えれば北東に岩屋山も見えていた。山頂でのんびりと30分ほど過ごすと、下山は三国峠へと戻った。そしてそこからは登山道のままに下って行った。その道の駅に通じるコースには合目の標識以外にも距離標識もあった。合目の標識は予想通り下るほど数字が増えてきた。どんどん下って行くと登山道は作業道となり、作業道は何度か枝分かれ道が現れたが、標識に従って下った。麓へと下りて来ると林道となった。その林道を歩いていると、登山口駐車場が現れた。そこより更に20分近く歩いて国道427号線に合流した。合流地点のそばが道の駅「多可」だった。そこからは駐車地点まで3kmほど歩くことになるのだが、単に車に戻るだけなので、道の駅にパートナーを残して一人で大玉林道を目指した。結局道の駅から駐車地点までは40分ほど歩くことになった。
(2021/3記)
<登山日> 2021年2月13日 9:54大玉林道の途中よりスタート/10:15林道終点/11:03三国峠/11:30〜12:01山頂/12:19三国峠/13:13[9合目駐車場]/13:30道の駅「多可」/14:08駐車地点エンド。
(天気) 晴れ。次第に雲が増えてきて、陽の射す時間が僅かになってきた。それも山頂に着く頃よりまた陽射しが増えてきた。山頂の気温は11℃。少し風があり、風には冷たさは少なかった。視界はややうっすらとしていた。麓に下り着いて国道を歩いているときは、雲は空の半分ほどになっていた。
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国道427号線を
走っていると、山
寄上地区に入って
三国岳登山コース
の標識が現れた

その先が大玉林道
だった

林道に入って、少
し進んだ位置に車
を止めた 歩き出
すと開けた所が現
れた
陽が当たらない所に雪が残っているのを見た 植林地の中を歩くようになった また開けた所に出ると、山頂が眺められた
再び植林に沿って歩いた 左手に支林道が分岐するも直進した 40分ほど歩いて林道の終点に着いた
林道終点からは沢沿いの小径を歩いた 沢を横切ることもあった 次第に沢沿いが歩き難くなってきた
沢から少し離れて、植林地の急斜面を登った 一度、トラバースして沢筋に戻ったが また植林地の急斜面を登った
三国峠に着いた 林道終点から50分が経っていた 峠から西を見ると、間近を作業道が走っていた 山頂へと向かう 一気に易しい尾根歩きになった
3合目の標識が現れた 尾根は植林地とあって展望は無かった また陽射しを見るようになった
尾根と平行して走っていた作業道が、尾根を横切った 作業道を横切って尾根歩きを続けた 登山道のそばに見たのは「御手洗池跡」だった
一帯の緩やかな地形に播磨おどり場の名が付いていた また作業道が尾根を横切った 1合目が現れると、山頂は目前となった

(←)
三国岳山頂に着い
た ちょうど陽射
しが現れた

 (→)
  三等三角点(点名
  ・三国岳)を見る
三国岳は多可町では三国山と呼んでいるようだった 山頂の展望は狭くなっており鳴尾山を見るのみだった 展望を探れば木々の隙間からながら北に粟鹿山を見た
陽射しを受けながら暫しの憩いのときを過ごした 展望を求めて作業道を少し歩くことにした 少し歩くだけで展望が開けた
鳴尾山から千ヶ峰までが眺められた 深谷山と千ヶ峰の並ぶ姿を見る

(←)
竜ヶ岳の背後に篠
ヶ峰を見た

 (→)
  立つ位置を変えて
  鳴尾山の左手を見
  た
カヤマチ山の右手後方に五台山を見る 五台山を大きく見る 水山の右手後方に五大山を見る

東の方向にうっす
らとながら三嶽を
見た

北東に岩屋山を見

作業道は、カヤトの茂る所があった 展望を楽しむと山頂に戻って、下山に移った 三国峠へと戻って行く 尾根の間近に作業道を見た
作業道を横切って尾根歩きを続ける 易しい尾根歩きで三国峠に近づいた 三国峠に戻ってきた その先は登山道のままに歩いた

この登山道は道の
駅「多可」に繋が
る道だった

一度展望が現れて
大井戸山から千ヶ
峰にかけてが眺め
られた

合目の標識が現れ
ると、合目の数字
は増えていた

頂上まで1500
m地点を通過した

易しい道を下って
行く
下る途中には少し荒れている所もあった 作業道を歩くようになった 作業道にもコース標識が立っていた
8合目標識を見る 山頂まで2200mだった 作業道が林道の雰囲気となってきた 作業道の名は「三国線」で車は立入禁止となっていた
路肩の広くなった所が現れた そこが9合目で登山口駐車場のようだった 舗装林道を歩くようになった 9合目から16分歩いて国道427号線に合流した その先に道の駅を見た
後は車に戻るべく、国道427号線を北へと歩いた 山寄上地区まで歩いてきた バス停のそばに石仏を見た
登山口標識の位置まで歩いてきた ゲートを開けて大玉林道に入った 後は駐車地点へと大玉林道を歩くだけだった