TAJIHM の 兵庫の山めぐり <南但馬 
 
雲須山   (雲頂山) 876.2m 朝来市
 くもすやま      うんちょうざん
1/2.5万地図 : 大名草
【2018年6月】 No.2 2018-92(TAJI&HM)
   黒川ダムに近い展望台より  2018 / 6

 雲須山は点名でもあり「兵庫丹波の山」でもその名で紹介されているが、調べるとどうも正しくは雲頂山のようで、古い資料には雲頂山の名を見ることがあった。ただ雲頂山では仏教臭が強く感じられ、雲須山の名の方が気に入っているので、こちらの名が定着すればと思っている。その雲須山には1996年に畑林道を利用して登っていたが、黒川温泉側からも登ってみたいと思っていた。それを実行したのが初登山から22年後の2018年6月のことだった。
 この日の天気予報は晴れだったが、それは神崎町までで生野峠が近づく頃には上空はすっかり曇り空に変わっていた。銀山湖のそばを走っていると、雨粒のぱらつくときもあった。それでもいずれ晴れてくるだろうと思って気にせず黒川温泉に向かった。黒川温泉は黒川ダムの間近にあるが、更に近い位置に黒川自然公園センターがあり、そこの駐車場に車を止めた。薄黒い雲が広がる空を眺めながら、まずは黒川ダムへと近づいた。ダムには階段が付いているいるものの、敷地内は立入禁止になっていた。そこでダムの下を通る道を東へと歩くと、ダムの東側斜面に遊歩道が作られているのが分かった。ほぼ階段道だったが易しく登ってダムのそばに出た。曇り空とあって湖面は暗かった。その広い湖面を挟んで北西の対岸には青倉山が見えていた。その黒川ダムからは東の湖岸道路に入って北へと歩いた。左手に湖面を見ながらだった。そのうちに東へと歩くようになった。湖岸道路を離れたのは雲須山山頂から見ると南西の位置で、ダム湖が大きく東へと切れ込んでいる位置だった。尾根を目指して適当に斜面を登った。一帯は若木の植林地でイバラが多くあってやっかいだった。それもすぐに造林用の作業道に出会えて、それを歩くようになって楽になった。作業道は斜面につづら折れの道として付けられており、易しく尾根に出た。尾根にも作業道は続いておりそれを辿っていたところ、ネットが現れてそれに沿って歩くようになった。一度ネットを越えて別の登山道に入ったが、尾根筋から次第に離れ出したので、ネットのそばに戻ってきた。後はずっとネット沿いを歩いて山頂に近づいた。そして山頂が見えてきたときのことだが、前方に鹿を見るときがあった。当然ネットから離れて逃げるものと思っていると、何とその鹿は軽々とジャンプしてネットを越して別の方向に逃げてしまった。その辺りのネットの高さは1.5m程度とやや低かったのだが、その程度の高さでは鹿は防げないようだった。山頂に着くと、ネット越しに三角点を見た。どうやってネットを越そうかと思ったが、よく見るとネットには繋ぎ目があって、それを解いて中に入った。そこは植林地に囲まれてほとんど展望は無かった。その辺りよりネットはダム湖の方向へと続いていたので、そのネット沿いに西へと歩くと、ネットの南側は若木の植林地とあって一気に展望が広がってきた。また天気も一気に変わって瞬く間に青空が広がってきた。始めに南の方向の展望が現れて千ヶ峰が青空の下にすっきりと望まれた。更に西へと歩くと今度は黒川ダム湖が足下に現れ、その背後には遠く三室山が望まれた。氷ノ山の方向も見えていたが、そちらはまだ雲が広がっていた。まずはダム湖を見る位置で昼休憩とした。休むうちにすっかり快晴となり、氷ノ山も姿を現してきた。その好展望も一帯の植林が若木だったためで、いずれ生長すれば展望は閉ざされるものと思われた。その雲須山からの下山は西南西の方向に延びる尾根を下ることにした。その尾根がダム湖への最短距離であり、尾根にはネットが続いており細々とながらネット沿いに小径が付いていた。その小径を歩いて尾根を下った。途中まではずっと足下にダム湖を見ながらで、悪くないコースだった。途中から植林地に入って視界は閉ざされたが、歩き易さは変わらずスムーズに湖岸道路に下り着いた。後は湖岸道路を歩いてダムに向かった。快晴となって湖面は明るく、周囲の山並みも明るかった。その風景を眺めながらとあって退屈はしなかった。ダムに着くと天端を歩いてダムの西側に回り、そちらに建っていた展望台から雲須山を眺めたりもした。そして駐車地点の黒川自然公園センターへと戻った。この地に来れば黒川温泉に立ち寄ったのは言うまでもない。
(2018/7記)
<登山日> 2015年6月16日 10:14黒川自然公園センターの駐車場よりスタート/10:32黒川ダム/11:03湖岸道路を離れる/11:54〜12:56山頂/13:27湖岸道路に出る/14:16黒川ダムそばの展望台/14:36エンド。
(天気) スタート時の空はどんよりと薄黒い雲が空を覆っていた。尾根の気温は17℃で少し肌寒さを感じた。その曇り空が山頂に着く頃より一気に回復して、青空が広がってきた。暫くすると快晴の空となった。気温も22℃まで上がってきた。風は涼しく快かった。視界は十分に澄んでいた。下山を終える頃の空は、雲は全く見られなかった。
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車は黒川自然公園センターの駐車場に止めた 黒川ダムに向かって歩き出した 車は入れないが、人は通れるようになっていた
階段を登ってダムに近づいた ダムには階段があったが、柵より先は立入禁止だった 柵沿いの道を東へと歩くと、そちらに遊歩道を見た
遊歩道はほぼ階段道になっていた 一度緩やかになるも、その先はまた階段だった 遊歩道を登りきって車道に出た
車道を歩くと、すぐに黒川ダムのそばに出た ダムの天端に立ってダム湖を眺めた 曇り空とあって暗い湖面だった
ダムのそばで咲いていたのはササユリだった ダム湖東岸の湖岸道路入口にはゲートが作られていた 湖岸道路を北へと歩いた
左手に湖面を見ながらだった 道そばで咲く白い花はウツギだった この花の名は分からなかったが、数本の木を見た
ヤマボウシの花がまだ残っていた ヤマアジサイは良く咲いていた 歩くうちに湖面を広く眺めることがあった
クマシデの実を見た 湖岸道路はほぼ平坦な道で続いた ダム湖の一番切れ込んだ位置まで来た
そこに立っていた標識を見る 湖岸道路を離れて斜面に取り付いた 斜面は植林地だったが、まだ低木だった
その植林地にはイバラが多くあって歩き難かった 少し登ると作業道と出会えた 後は作業道を登った 後方にダム湖を見るようになった
作業道で支尾根に近づいた 南を見ると、千ヶ峰の頂が覗いていた 支尾根に出ると尾根歩きに移った
西の山並みが見えてきたが、そちらは雲が厚かった 南西方向に笠杉山を見る 尾根歩きを続ける
千ヶ峰が徐々に姿を現した ネットの先に登山道を見た 尾根を離れてその登山道を歩いてみることにしたが
山頂方向から離れ出したので尾根に戻ることにした 尾根に戻ってネット沿いを歩いた 尾根は緩やかに続いた
ネット沿いで鹿と出会った その鹿がネットを軽々と
飛び越えたのには驚いた
前方が開けてきた 山頂が間近となった 雲須山の山頂に着いた 三角点はネットの先だったが
ネットに繋ぎ目があって抜けることが出来た

山頂は開けて
いたが、樹林
に囲まれて展
望は無かった

 三等三角点
(点名・雲須山)
を見る
山頂より少し北に下ると粟鹿山がちらりと見えた 粟鹿山の山頂を大きく見る 急速に天気が回復して、青空が広がってきた

(←)
山頂からネット沿
いに西へと歩いた

  (→)
  南の方向に展望
  が現れた

右上の写真に写
る千ヶ峰を大き
く見る

上の写真に写る高
畑山を大きく見る

(←)
南東方向に三国
岳を見る


  (→)
  三国岳を大きく
  見る
またに山を大きく見る 丹波市との境界尾根に建つ送電塔を見る 西へと進むうちに足下に黒川ダム湖が見えてきた
足下にヤマツツジを見る 北の方向には木々の隙間から床尾山が望めた 二つの床尾山を少し大きく見る

(←)
ダム湖が良く見
える位置を探し


  (→)
 氷ノ線の山頂に
 はまだガス雲が
 残っていた
足下にすっきりとダム湖を見る位置があった ダム湖の背後となる西の方向に後山を見る
立つ位置を変えると、北西方向に蘇武岳が望まれた 左の写真の右手を見る
妙見山を大きく見る 三川山を大きく見る 足下にダム湖が見える位置で昼休憩とした

(←)
休むうちに氷ノ山
の方向も快晴とな
った

 (→)
 下山は真っ直ぐダ
 ム湖に向かえる尾
 根を下った
ダム湖を見ながらの下山だった 青倉山がすっきりと眺められた ネット沿いをずっと歩く
青倉山を見上げるようになった 湖面が間近になってきた 植林地に入ったが、無難に下れた
ごくスムーズに湖岸道路に出てきた 明るい湖面を見る 色がきれいだった 湖岸道路を歩いてダムに向かった
右手に湖面をすっきりと見るときがあった アマガエルの卵を見た 湖岸道路歩きが続く
対岸の尾根を見る 黒川ダムが見えてきた ゲートの位置まで戻ってきた
再びダムの天端に立った 午後のダム湖は明るかった その上空に雲は全く見られない ダムの天端を西へと歩いた
南に見えていたのは大持山だった 北には粟鹿山の山頂が見えるようになった 粟鹿山の山頂を大きく見る

西側の湖岸道路
に出ると展望台
が建っていた


展望台からは雲
須山の姿がすっ
きりと眺められ


展望台からダム
を眺めた

ダムに戻ってダム
に付いている階段
を見下ろした

但し階段は立入禁
止だった
階段を下ったかは記さないが、ダム下に下りてきた 駐車場へと戻って行く 振り返ってダムを眺めた