笛石山を久々に登ろうと出かけたのは、2024年8月のお盆休暇に入ってのこと。松の木公園の駐車場に着いてみると、何台もの車が止まっていた。後で分かったことは、車は登山者のものでは無く、魚釣りに来ていた人のものだった。そこで駐車地点は河久保林道を少し進んで、不動明王のそばとした。何度も訪れている笛石山なので、そのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。始めに板馬見渓谷に架かる小橋を渡って登山口に入ると、その先で沢沿いの小径を西へと歩いた。その辺りの気温は25℃ながら蒸し暑さがあった。ただ沢風があり快かった。一度左岸側に渡り、右岸側に戻って少し進んだ位置で沢そばを離れた。斜面を登るも、まだ小さな沢をそばに見た。その支流からも離れると、植林地の斜面をジグザグに登って笛石山の北東尾根に出た。後は山頂まで真っ直ぐに延びる尾根歩きだった。コースには目印テープが付いており、そのテープを追ってだらだらと登った。尾根も涼しい風があったが、この日は湿度が高く蒸し暑さはひとしおだった。たまらず尾根の途中で暫しの休憩をとった。尾根歩きを再開すると展望地が現れて南東に黒尾山を見た。その先で左手に猫石への道が分かれたが、そこは直進して山頂を目指した。登山道の傾斜が増してくるも、休まず登って山頂に着いた。大汗をかいての到着だった。山頂では木陰を求めて休憩とした。涼しさのある風を受けながらで、良い感じで休めた。休憩を終えると猫石に向かった。南面側を適当に下ると標識が現れて、迷わず猫石のそばに着いた。その猫石は岩に付く灌木が育っていることは気にならなかったが、首の辺りの岩が崩壊を始めているようで、それが気になった。それでも猫石の上には危なげなく上がることが出来た。猫石の上からは東から南、南西へと遮るものの無い展望が得られた。猫石を離れると北東へと歩いて尾根コースに合流し、後は登山道のままに下って不動明王へと戻った。尾根の蒸し暑さは変わっておらず、またまた大汗となって駐車地点に戻ってきた。
(2024/9記) |