TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨
 
    ふかやま 907.8m 宍粟市
南深山   みなみふかやま 916m
 
 
1/2.5万地図 : 安積
 
【2017年9月】 No.4 2017-100(TAJI)
 
    行者山大岩より  2014 / 10

 4度目の深山は久々に岩上神社側から登ることにした。2017年9月の最終日で、快晴の空だった。県道429号線(内海山崎線)をずっと走ると林道を走る雰囲気となり、岩上神社まで走ると鳥居が現れた。鳥居の前には駐車スペースがあったのでそこに駐車とした。始めに岩上神社を訪れようと鳥居を潜って石段を登った。山中の神社なので樹林に囲まれているのは当然だったが、どの木も大切にされているようで石段の周囲も境内も巨木が目立った。神社を通り過ぎると県道の続きに合流した。通行出来ないと書かれていたが、徒歩なので気にせず先へと進んだ。車道は伊沢川沿いを続いており、緩やかな道だった。石ヶ谷橋を渡ると広くなった所現れた。そこに登山口標識が立っており数台なら駐車可能に思えた。岩上神社に立ち寄らないのなら、そこまで車を進めても良さそうだった。その先も県道だったが、「通行止」の看板が立っていた。500mほど先で幅員が1mほどになるための理由だった。登山口に入っても県道は舗装路として緩やかに続いていたが、いつしか未舗装路に変わっていた。もう県道は終わって林道になったようだった。看板では岩上谷林道となっていた。幅員が狭くなることは無かったが、次第に荒れてきて四駆車でないと通行は無理ではと思えた。また落石も目立ってきた。林道が終点になったのは標高にして800m辺りで、その先は植林地内の赤テープを目印として進むことになった。その赤テープ以外にも赤いペンキでマーキングされた木もあって、コースとしては分かり難くなってきた。そのため歩き易い所を選んで歩いていたところ、いつしかコースを離れていることに気が付いた。尾根に出れば後は尾根歩きをするだけなので、かまわず登って行くと長くも歩かず尾根に到着した。そこは南深山が近い位置で、まずは南深山のピークに立った。そこに三角点は無いものの山名標識は付いていた。その南深山には少し展望があり、氷ノ山から一山までがくっきりと眺められた。その辺りは自然林になっているためか、足下にはシバグリの実がいっぱい落ちていた。小休止を澄ませると深山山頂へと向かった。一度、西に向かってしまったが、すぐに気が付いて北西へと軌道修正した。緩やかに下り緩やかに登り返した。その途中にもシバグリがよく落ちていた。深山に着くと、そこは相変わらず樹林に囲まれて展望は無かった。どうも南深山の方が山頂らしさがあるようだった。長居をする気にもなれず、小休止を済ませると山頂を離れた。南深山の方向へと戻るが、シバグリを拾いながらだった。中間地点辺りまで戻ると、林道終点への近道が分かれたので、そのコースに入った。そちらが正規の深山コースだった。下って行くとごく短時間で沢筋に下り着いた。そして往路で歩いたコースに合流した。どうやら往路では一度曲がらなければならない所を直進したようだった。下山は正規コースを歩いたので、尾根から合流点までの時間は往路でかかった時間の半分程度ではと思えた。そこから林道終点までも僅かな距離だった。後は再び長い林道歩きを続けて岩上神社の駐車場へと戻った。
(2017/10記)(2020/4改訂)
<登山日> 2017年9月30日 9:09岩上神社の鳥居前よりスタート/9:20登山口/10:12林道終点/10:33〜53南深山/11:15〜35深山/12:14尾根を離れる/12:22林道終点/13:20エンド。
(天気) 快晴。雲は僅かで澄んだ青空だった。気温は概ね16℃で爽やかだった。風はほとんど無し。視界は良かった。
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 岩上神社の鳥居が
 現れて、その前の
 駐車場に車を止め
 た

 鳥居の近くで夫婦
 杉が目立っていた
先に岩上神社を訪れることにした まずは石段を登った 石段が終わると、また鳥居が現れた 左手に県道の続きが見えていた

 前方の石段を登る
 と岩上神社の境内
 だった

 境内に入って本殿
 を眺めた
御神木を見る 境内を抜けると、県道に合流することになった 県道に出て車道歩きに移った

 石ヶ谷橋を渡った
 先が登山口だった
 その辺りは広くな
 っており駐車可能
 だっ

   その先も舗装路だっ
   たが、車は通行止め
   になっていた
通行不能ともあり、道幅が狭いためとなっていた また橋が現れると、それは本谷橋だった 以前は畑でもあったのか、石垣が見られた
いつしか未舗装路に変わっていた 林道は広い道のまま緩やかな上り坂で続いた 澄んだ空を見る
悪路状態の所があり、普通車は無理ではと思えた 落石も見た 林道を囲む自然林が美しかった

 沢を右手に見なが
 ら歩いた


   いつしか沢は左手
   に変わっていた

 登山口から50分
 で林道は終点とな
 った

 その先も細々と小
 径が続いていた

 深山の案内標識に
 従って右手前方に
 向かった

 始めに小さな沢を
 渡る
植林地の中を目印に従って歩いた 目印に従ったつもりだったが、真っ直ぐ歩いてしまっ
途中でコースを外していることに気づくも、そのまま
歩いた
尾根を目指して易しそうな斜面を登った 尾根に着くと、そこは南深山に近い位置だった 南深山に近づくと、東に見えたのは920mピークだ
った

 右手前方に南深山
 のピークが見えて
 きた


   南深山のピークに
   着いた

 南深山の山名標識
 を見る

 南深山は少し展望
 があり、北に氷ノ
 山が眺められた

(←)
氷ノ山を大きく見る


  (→)
  上の写真の右手に
  続く山並みを見る

 氷ノ山の左手に大
 甲山を見る

 南深山を離れて深
 山に向かった
木々を通して前方に深山が望まれた 中間点辺りで、林道終点からの正しいコースが合流した 小さなピークを越して行く途中、尾根を示す標石を見た

 深山の山頂が間近
 になった

 深山の山頂に着い
 た 樹林に囲まれ
 ており、展望は無
 かった
三等三角点(点名・深山)を見る 周囲の樹林を眺めた 足下ではアセビが茂っていた
20分ほどの休憩を終えて、山頂を離れた シバグリを拾いながら歩いた 岩上神社への分岐点に着くと、そちらのコースに入った
沢筋に出ると、往路で歩いたコースに合流した 林道終点に戻ってきた 後は長い林道歩きだった
辺りが自然林になると、緑の美しさを愛でながら歩いた 道そばでミツマタの木を見た そばを流れる沢を見る
南西に見えたのは住山と思えた 岩上神社に戻ってきたが、立ち寄らずに県道を歩いた 夫婦杉の前に出た その先が駐車地点だった