TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨編 
 
笠形山    かさがたやま 939.2m 神河町・多可町
 
1/2.5万地図 : 粟賀町
 
【2017年7月】 No.12 2017-72(TAJI&HM)
 
    畑山より  2017 / 5

 笠形山をグリーンエコー笠形からのコースで登りたくなったのは、連日猛暑が続いていた2017年7月の第三週のことで、木陰の多いコースを登りたくなって思い付いたものである。向かったのは週末の土曜日15日のことだった。この日は雲の多い空で気温は30℃を越す程度だったが、蒸し暑さは相変わらずだった。グリーンエコー笠形に入ると最奥にあるオウネン平キャンプ場まで車を進め、その入口にあった駐車場に車を止めた。広い駐車場には他に車を見なかった。そこからのハイキングの様子は下の写真帳をご覧いただきたい。駐車場のそばから笠形山の標識があって、すんなりと登山口に入って行けた。その先は合目の標識が約400m毎に現れた。三合目までは小石の多いつづら折れの道だった。三合目から先は緩やかな道で、四合目の先で沢に沿って歩くようになった。ほぼ曇天とあって陽射しは少なかったが、期待通りに木陰の多いコースで、暑さにまいることも無く登って行けた。沢風の涼しさを五合目の東屋で楽しむと、沢沿い歩きはその先で終わり急坂登りが始まった。丸太の階段を登ったり木の根が這う急斜面を登ったりで、けっこう大汗をかくことになった。そこを過ぎて再び緩やかな道となった。七合目、八合目と過ぎ、笠形神社からの主コースに合流した。すぐに九合目が現れて、その辺りは緑陰のプロムナードになっていた。そして山頂が近づいて急坂となり、それを登りきって山頂到着となった。山頂には数人のハイカーがいるだけで、静かな山頂だった。陽射しが現れていたことでもあり、東屋で休憩とした。山頂に着いてようやく風を受けるようになった。ときおり吹いてくる程度ながら、けっこう涼しさがあり汗を鎮めてくれた。早めの昼食を済ますと漸く周囲を眺める気持ちとなったが、この日の視界は悪く、近くの山でも薄ぼんやりとしていた。千ヶ峰辺りまでしか見えず、そのため東屋の中でひたすら風の涼しさを楽しんでいた。50分近くの休憩を終えると、下山は往路を引き返した。山頂には8人程度のハイカーが残っていたが、主コースをグリーンエコー笠形コースとの分岐点まで戻る間に15人ほどのハイカーとすれ違った。まだ梅雨明けでも無かったので、このいハイカーの多さに笠形山の人気の程が窺えた。グリーンエコー笠形コースに入ると、もう一人として出会うことは無く、至って静かな下山だった。木陰が続くコースだけに下山でも暑さに苦しめられることも無く、スムーズに下って行けた。この下山でも五合目東屋で休憩をとり、三合目のベンチでも休憩をとってゆっくり下った。登山口に戻ってきたのは14時前。往路、復路共に100分ほどと夏場としては短過ぎないハイキングで、しかも緑の多いコースとあって予想通り夏場にはもってこいのオースだと思えた。昼となってキャンプ場は少し賑わっており、その中を駐車場へと戻って行った。
(2017/7記)(2020/4改訂)(2023/4写真改訂)
<登山日> 2017年7月15日 9:34オウネン平キャンプ場の駐車場よりスタート/10:00三合目/10:19〜24五合目/11:05笠形神社コースに合流/11:18〜12:05山頂/12:49〜59五合目/13:15〜20三合目/13:48エンド。
(天気) 薄黒い雲が広がる空だったが、薄青空も覗いていた。ときおり陽射しが現れた。蒸し暑い日だったが気温は高くなく、樹林帯で26℃、山頂は28℃だった。山頂ではときおりながら涼しい風を受けた。視界はうっすらとしていた。
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オウネン平キャンプ場の駐車場から歩き始めた 笠形山山頂までの案内図を見る  オウネン平キャンプ場に入って行った
標識に従ってコテージの方向に歩いた 登山口に入った 緩やかな道を登って行く
期待通りに木陰の多いコースだった 一合目の標識が現れた 小石の多い登山道だった
斜面をつづら折れの道で登って行く 滝見コースが分かれたが、立ち寄らないことにした 三合目にはベンチが置かれていた
山襞のままに歩くようになった 小さな沢を横切った 登山道は緩やかなまま続いた
四合目を過ぎると沢沿いを歩くようになった 五合目には東屋が建っていた 一休みとする 沢を渡って登山コースの続きに入った
今少し沢沿いを歩いた 沢筋を離れて斜面を登るようになった 丸太の階段道を登った
植林地の中を登って行く 木の根が這っていた また緩やかな道になった 七合目を通過する
易しい道が続くが、ずっと展望は無かった 登山道のそばにベンチを見る 山頂まで1kmとなった ここまで一時間半だった
笠形神社からのコースに合流した 九合目の標識を見る 雰囲気の良い尾根道歩きだった
暫くは易しい道だった 山頂が近づいて急坂を登るようになった 山頂の東屋が見えてきた
(←)
山頂に着くと東屋
には屋根が付いて
いた どうやら修
復されたようだっ


 (→)
  一等三角点(点名
  ・笠形山)を見る
この日の視界は悪かった 北を見るも、千ヶ峰は薄ぼんやりとしか見えなかった 南に笠ノ丸を見る
東屋の中から障子場の方向を眺めた 東の空には青空が見られた 左の写真に写る妙見山を大きく見る
山頂では50分ほど過ごして下山に移った 急坂を下って行く またプロムナードを歩いた
グリーンエコー笠形への道に入った 小橋を渡った 少し上り坂になることがあった
六合目まで戻ってきた 丸太の階段道を下って行く 沢そばに出てきた
五合目の東屋が見えてきた 再び東屋で休憩とした 沢沿いを下って行く 三合目に着くと、ここでも一休みとした
つづら折れの道を下って行く 青葉の広がる様を眺めた 一合目を過ぎるとキャンプ場は近かった
登山口に戻ってきた コテージのそばを抜けてオウネン平キャンプ場に入った キャンプ場を抜けて駐車場へと近づいた