TAJIHM の 兵庫の山めぐり <中播磨
 
鉾立    ほこたてやま 950m
三角点雪彦山 915.1m
 
1/2.5万地図 : 寺前 姫路市
 
【2014年10月】 2014-96(TAJI&HM)
 
    大甲山より  2014 / 10

 2014年7月に鹿ヶ壷からウリュウドを登ったが、鹿ヶ壷から千畳平に出ると、そこからは鉾立山へのコースが始まっている。そのコースの案内板を見ると、千畳平コース以外に、東カニワコースとして、カニワ林道からのコースも描かれていた。その東カニワコースに興味を持って向かったのは、3ヶ月後の10月11日のことだった。この日は雲が多いものの青空は澄んでおり、好視界が期待出来た。鹿ヶ壷山荘のそばを通って、カニワ林道へと入った。「千寿の水」があり、その先で林道は道幅が細くなってきた。しかも悪路となり、急坂にもなってきた。そのために車は途中でスリップして進めなくなった。仕方なくバックして、路肩が広くなっている所に駐車とした。そしてそこよりハイキングを開始した。林道は15分ほど歩くと終点となり、その後はカニワ渓谷沿いの小径を歩いて行った。コースとしては沢を何度も横切ったりしてけっこうワイルドだったが、標識は適度にあり、また赤テープがずっと続いていたため、道を誤ることは無かった。それとカニワ渓谷は滝が多くあって、なかなか美しい沢だった。渓谷沿いを40分ほど歩くと、沢を離れることになった。今度は植林地の急坂登りが続いた。その道は巡視路でもあるようで、プラ階段になっている所もあった。傾斜が緩んでくると一度樹林を抜け出て、送電塔に出会った。関西電力の播磨中央線12番鉄塔で、そこは好展望地でもあった。宍粟市との市境尾根や西には水剣山から黒尾山に続く尾根がくっきりと眺められた。その先は尾根歩きとなって、左手に姫路市最高峰の黒滝が望めるようになった。そして雪彦峰山縦走路に合流した。そこまでは少しマイナーな登山道だったが、縦走路歩きとなって、はっきりとした登山道を歩くようになった。程なく前方が開けて、また送電塔(13番鉄塔)が現れた。そこは一段と展望が良く、今度は東に千ヶ峰まで眺められた。ただ風がけっこう強くあり、その風に煽られながら展望を楽しんだ。尾根歩きを続けると、942mピークに着いた。もう鉾立山まで300mほどだった。その鉾立山が前方に見えていた。標高差はあまり無いので、緩く下ってきつくもなく登り返す感じだった。そしてスタートしてから2時間、最初の送電塔の位置から1時間弱で鉾立山の山頂に到着となった。鉾立山は以前から北の展望が良かったが、その北側の木立は更に伐られたようで、以前よりも広々と西から北へと展望が楽しめた。好視界とあって、氷ノ山もくっきりと眺められた。その展望を十分に味わった後、昼食とした。昼となって青空の部分が広がっており、陽射しを受ける時間が長くなっていた。鉾立山の山頂で過ごした時間は30分ほど。次は四等三角点ピークに向かった。地図ではそこが雪彦山とされている。その雪彦山との鞍部へと下っていると、登山道の様子がすっかり変わってしまっていた。20年前はクマザサが登山道に被さって、ヤブコギ状態で登ったのだが、クマザサは痕跡も無く、替わりにアセビが繁茂していた。これも鹿の食害による結果だろうが、時の移ろいを感じた。三角点雪彦山の山頂部は南北に長く、その南側ピークで四等三角点(点名・雪彦山)を見ると、引き続き尾根を南へと歩いた。60mほど下ると、右手に登山道が分岐した。それが千畳平コースで、尾根を離れてそちらに入った。植林地を抜け谷筋を下って行くと、尾根を離れてから25分で林道に出た。後はその廃道となった林道をずっと歩くと、千畳平の登山口に下り着いた。そこからは舗装林道を起点まで歩いてカニワ林道へと入るので、暫くは林道歩きを続けることになる。そう思っていたところ、20分ほど歩いたとき、「大桂の木」の方向を示す標識を見た。大桂はカニワ林道側にあるので、そこから始まる遊歩道は、カニワ林道への近道になるのではと思えた。そこで右手に分かれた湯歩道にに入ると、これが思っていた以上に良く整備された小径で、気楽に下って行けた。10分ほど下ると、予測通りにカニワ林道に出た。そしてそこから数分も歩けば、そこが駐車地点だった。十分にショートカットコースの恩恵を受けて、意外に早く着いたの思いで帰り支度をした。結局、鉾立山を周回で歩くことが出来た上に、新たな鉾立山の一面に触れられたの思いも持てて、けっこう楽しめた鉾立山だった。
(2014/10記)(2018/1改訂)(2020/12改訂2) 
<登山日> 2014年10月11日 9:29カニワ林道の途中よりスタート/9:45林道終点/10:40[12番]鉄塔/11:10[13番]鉄塔/11:33〜12:02鉾立山/12:19三角点雪彦山/12:44林道終点/12:58千畳平登山口/13:16遊歩道に入る/13:28エンド。
(天気) 雲の多い空だったが、青空も見えており、ときおり陽射しが現れた。青空は少しずつ広がり、山上に出たときは晴れと呼べるまでになっていた。植林帯の気温は16℃ほど。山頂に着いたときは15℃だった。風がけっこう強く吹いていた。そのおかげか、視界は良く澄んでいた。
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カニワ林道を途中から歩き始めた 小さな東屋がぽつんと建っていた 林道は進むほどに荒れてきた
15分ほど歩いて林道は終点となり、登山道に入った 沢を渡って対岸側を歩くことになった ときおり鉾立山を示す標識が現れた

 今度は小橋で沢
 を渡った

 カニワ渓谷を眺
 めながら歩いた
また沢を渡った 沢の中を歩いてだった この大きな石は「げんこつ岩」と名前が付いていた ロープを掴んで登る所があった
小ぶりの滝を見る 「つづれ滝」だった 周りの緑も美しかった ごく小さな滝を幾つか見た
沢を離れて急坂を登ることになった 植林地を登って行く 巡視路なのか、プラ階段を登るようになった
送電塔(播磨中央線12番)が現れた 送電塔は好展望地でもあった
この日は好視界だった 水剣山から黒尾山へと続く尾根がくっきりと眺められたも 水剣山を大きく見る
12番鉄塔を後にする 植林地に入った 植林地を抜けるとアセビが茂るようになった
市境尾根を歩く 道はごく緩やかだった 左手が開けたとき、姫路市の最高峰が眺められた 左の写真に写る暁晴山を大きく見る
次の送電塔(13番鉄塔)が見えてきた 雪彦峰山縦走路に合流した 前方が開けると、送電塔は目の前だった
送電塔からは、東に向かって広く展望が現れていた 左の写真の右手を見ると、笠形山まで望まれた

 911mピークの
 背後には千ヶ峰も
 小さく見えていた

 送電塔の側からは、
 鉾立山が見えていた
 あと500mだった

 送電塔を少し過
 ぎた位置から眺
 めた

 鉾立山を目指し
 て尾根歩きを続
 ける
東に笠形山を見る 942mピークでは、虹ヶ滝へのコースが分かれた 942mピークから鉾立山を望む
南東に見えていたのは明神山だった 緩やかに登って行く 鉾立山が近くなって少し傾斜が増した
(←)
鉾立山の山頂に
着いた 歩き始
めてから2時間
が経っていた

 (→)
  北に向かって気
  持ちの良い展望
  が広がっていた

(←)
西の空を見ると、
そちらも青空が広
がっていた

 (→)
  黒尾山を大きく見る

(←)
後山から三室山に
かけてを眺め

  (→)
   後山を大きく見る
北には氷ノ山もくっきりと見えていた 左の写真に写る藤無山を大きく見る
上の写真に写る氷ノ山を少し大きく見る 左上の写真に写る暁晴山を少し大きく見る

(←)
黒滝の方向を望む

 (→)
  電線に邪魔をされ
  ながらも生野高原
  が望めた
昼休憩を終えて、鉾立山を後にする 鞍部へと下り始めると、黒尾山の尾根が眺められた 以前のササヤブはアセブヤブに変わっていた
鞍部に近づく この辺りも以前はササヤブだった 三角点雪彦山へと登り返す 植林地を登るようになった

(←)
三角点雪彦山の北
端に出ると、三角
点ピークへと休ま
ず歩いた

 (→)
  三角点ピークに着
  いた そこはすっ
  かり樹林に囲まれ
  ていた
四等三角点(点名・雪彦山)を見る 展望も無いのですぐに下山とした 南へと向かう 植林地を下って行く
右手に千畳平コースが分かれたので、そちらに入った 植林地の斜面を下って行く 谷筋を下るようになった
林道に下りてきた そこは林道の終点位置だった 後は林道を歩いて行く 林道は廃道のようで、車が通った形跡は無かった

 千畳平コースの登
 山口に下りてきた

 登山口には主立っ
 た山までの距離が
 書かれていた

 鉾立山までは
 2.5kmだった
舗装林道を歩いてカニワ林道との合流点に向かった 舗装林道の緩い下り坂は、気楽だった 西に見えたのは点名・大河を持つ尾根だった
この林道でもカニワ林道で見たのと同じ東屋を見た 大桂の木に通じる遊歩道が右手に分かれた 遊歩道を下ることにした 丸太の階段道だった
ずっと易しい遊歩道が続いた 予定通りにショートカットでカニワ林道に合流した 合流地点から駐車地点までは数分の距離だった