TAJIHM の 兵庫の山めぐり <西播磨 
 
三辻山    みつじやま 961.2m No.3 姫路市・宍粟市・神河町
 
黒滝    くろたき 977m No.5 姫路市・宍粟市
 はちおみね
 
1/2.5万地図 : 長谷
 
【2025年5月】 2025-89(TAJI&HM)
 
    七種山より  2025 / 5

 易しい尾根歩きが出来て展望も楽しめる山を考えたとき、三辻山から黒滝へと続く尾根が思い浮かんだ。向かったのは2025年5月の中旬、快晴の日だった。快晴ながらも青空の色は淡く、遠くの山はうっすらとしていた。一宮町に入ると東市場交差点で右折した。坂ノ辻峠まで走ると、そこからは南の方向、雪彦峰山林道に入った。林道で三辻山登山口まで行けるのだが、少し手前から歩きだそうと、登山口から200mほど離れた路肩スペースに駐車した。そして林道歩きでスタートした。緩やかな舗装林道を6分ほど歩いて登山口に着くと、その先の登山道も緩やかだった。目印もあって気楽な感じで登って行く。登山口と山頂との標高差は100mでしかなく、20分ほど歩いて山頂到着となった。15年ぶりの山頂だった。期待通りの好展望の山頂だったが、山頂からの視界もうっすらしており、十分には楽しめなかった。ただ気温に対して風の涼しさは格別で、その涼しさを味わいながらの休憩だった。この日は易しい登山をしたいと考えていたので、三辻山からの尾根歩きは黒滝までに止めることにした。引き返す形で尾根歩きを開始した。巡視路だけにプラ階段になっている所が多くあり、厳しさは全く無かった。巡視路のままに歩くと中間ピークは巻き道で通り過ぎた。そして黒滝との鞍部に着くと、巡視路とは別に作業道が尾根まで来ており、そこは三差路になっていた。その作業道を見て、下山は作業道を歩いて戻ることにした。まずは黒滝へと登って行く。鞍部との標高差100mはほぼプラ階段の登りだった。プラ階段が終わって道の傾斜が緩むと、程なく黒滝の山頂に到着した。三角点は無く山名標識を見るだけだった。その黒滝の山頂は三辻山よりもずっと好展望地で、西の方向が広く眺められた。そちらもうっすらとした視界ながら姿の良い黒尾山が眺められた。その黒滝で昼休憩とした。縦走は黒滝までだったので、下山は歩いてきた道を引き返して中間ピークとの鞍部へと戻った。鞍部からは作業道に入った。作業道は緩やかな下り坂で、所々で崩壊していた。どうやら使われていないようだった。始めは土がむき出しの道だったが、途中から地表は小さな草に覆われるようになって、絨毯の上を歩いている感触となった。その悪くない雰囲気のまま作業道を進むと、最後は雪彦峰山林道に合流した。その合流点は広場になっており、駐車地点まではごく僅かな距離だった。
(2025/6記)
<登山日> 2025年5月20日 10:30駐車地点スタート/10:36三辻山登山口/10:54〜11:03三辻山/11:22作業道分岐点/11:36〜12:13黒滝/12:25作業道分岐点/12:45駐車地点エンド。
(天気) 快晴。上空に雲は無し。淡い青空だった。三辻山山頂の気温は22℃。黒滝も22℃だった。風は少し強く吹いており、涼しかった。視界はややうっすらしており、クリアさは無かった。
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登山口に近い位置に駐車すると、雪彦峰山林道歩きを開始した すぐに右手に広場が現れた 広場の先で右手から作業道が林道に合流した

歩き始めて6分で
登山口に着いた

登山口の標識を見

登山道に入ると、植林地の中を登った 三辻山の標識を見る 植林地内にアセビを多く見た
緩やかな登山道だった 前方が開けると、そこが境界尾根だった 境界尾根に着くと、三辻山山頂へと左手に向かった

すぐに三辻山の山
頂に着いた

三辻山の山名標柱
を見る

(←)
四等三角点(点名
・小原)を見る

 (→)
  山頂から南の方向
  を眺めた
七種山の方向を眺めた 明神山の方向を眺めた

(←)
北の眺めは木々
の生長で狭まっ
ていた

 (→)
 夜鷹山を大きく
 見る
三辻山の山頂を離れて、黒滝に向かった 姫路市最高点が黒滝だった 植林地へと入った
930mピークとの鞍部へと、プラ階段を下った 鞍部では自然林の中を歩いた また植林地に入って930mピークに近づいた
標識に従うと巻き道に入った 930mピークは踏まず、送電塔のそばを歩いた 登山道は縦走路の名が着いていた
大木が大岩から生えていた 「ど根性の木」だった 鞍部に着くと、そこまで作業道が来ていた 黒滝へと向かった
プラ階段を登って行く プラ階段登りが続いた 植林地が終わって自然林を見た
尾根が緩やかになって黒滝の山頂に近づいた 黒滝の山頂に着いた 山頂の木に付けられた標識を見る
黒滝の山頂は素晴らしい展望地だった 南の方向を眺めた

送電塔のそばに立
つと、黒尾山が眺
められた

(←)
黒滝からも七種山
が眺められた

 (→)
  上の写真に写る水
  剣山を眺めた
黒滝からの下山は、930mPとの鞍部へと引き返した プラ階段を下って行く 木々の隙間から前方に930mピークを見た
鞍部に下りてきた  鞍部から始まる作業道は坂ノ辻峠に向かえるようだった 作業道歩きに移った
すぐに崩壊地が現れた 車の通行は不可能だった 歩く方向に暁晴山を見た 作業道は草で覆われるようになった

(←)
雪彦峰山林道が見
えてきた 近くに
広場を見た

 (→)
  林道に出ると、す
  ぐに駐車地点が見
  えてきた